きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

毎日シャンプー

2014-05-15 | 日記
もう5月も半ばなのに、私はまだタイツを履いている。

いつもならとっくに薄手のストッキングに変えるのだけど、今年は世間の流行や常識にに逆らって自らの感覚に素直に従うことにしたのだ。そしてこの数日朝の出勤も晩の帰宅も心地よい。
スカートは秋・冬ものの厚手の生地だし、シャツは薄い毛布みたいな生地である。
そして、誰も振り返ることもない。

5月ってこんな季節だったのか。

たぶん昼間は暑いのだろう。昨日も30度なんて誰かが言ってた。
でも屋内にいると、これで充分だ。
下着もまだ冬物のヒートテックである。

先日読んだ五木寛之さんの本によると、五木さんは髪を洗わない人らしい。若い頃は年に2回だったけれど、今は「加齢臭」なんていう嫌な言葉があるので2ヶ月に1度にしたそうだ。世界の国では頭を一生洗わない地域の人もいるし、洗い過ぎると免疫力が落ちるのではないかと思ったそうだ。

そして表紙を見る限り、五木さんの髪の毛は80代とは思わないほどフッサフサで、私は自分の髪の毛のペシャンコ加減を見て、「たしかに洗い過ぎもよろしくないかも」と思っている。

そもそも私も昔(といっても小学生ぐらいの昔だけど)は、それほど洗わない派だったのだ。理由は面倒くさいから。
しかし、髪の毛というのは2~3日洗わないとべとべとしてきて明らかに「洗っていない」のがバレてしまう。だから中学になってクラスメートの目が気になって洗い始めたのではなかろうか。今でも「どうして毎日洗わなければならないのだろう」と思いながら、ちゃんと洗ってないと不潔な人のように思われるのが怖くて洗っている。それにやっぱり女子なので、髪の決まり具合でその日一日の気分が決まるところもあるんだな。

その反面、それに付随して流れるお湯の量を「もったいない」と思わずにはいられない。
日本中みんながこんなに髪を洗っていたら、日本全国でどれだけ水が必要なのだろう。想像すると気が遠くなりそうだ。誠に地球規模で考えると迷惑な話だろうと思うし、毎日髪を洗っているうちは「地球をきれいに」とか「エコ」なんて言葉は使えないと思う。(私は使わない。)

前の会社では「エコ」「地球を大切に」という精神が流行っていたので、ついうっかり「本当に地球を大切に思っていたら、毎日シャンプーするの変ですよね。」と言ってしまい、そこにいた人をどっちらけにさせてしまったが、今振り返っても間違っていないと思う。本当に地球を大切にするのなら、まずシャンプーの回数を見直し、エアコンもできるだけ入れないようにする。それをせずに何が口先だけでエコですか。私はガンガン髪を洗い、大した用もないのにエンジン掛けて車に乗っている。そういう人間なのだ、と自覚はしている。

でも五木さんの本を読んでから、シャンプーは一日おきにして、「お湯ですすぐ」だけの日を取り入れている。そうすればお湯の量は少なくて済むし、頭皮にもやさしいのではないかと勝手に思っているのである。しかし、この状態がいつまで続くかは定かではない。