きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ささやかに平和に晩ごはん

2014-05-27 | ぶきっちょさんの家事一般
今日は帰ってきたらkekeがおり、明日でバイトも終わるという。
パカッと炊飯器を開けると一人前ぐらいのご飯しかなく、また自分はまた今日もお好み焼きを焼いて食べようと思う。


kekeには「おうち外食レシピ決定版」いう本でみた「東京チカラめし風の焼き牛丼」を作る。

砂糖、しょうゆ、みりん、生姜のすりおろしに、少々ニンニクとりんごのすりおろしも加えたタレに、牛ばら肉を5分漬け込んで焼いたものをご飯にのせる、というレシピである。(タレもひと煮立ちさせてご飯にかける)
味付けはわりと甘目である。ちょっと焦げ目を入れるとさらに本家に似た味にあるのではないかと思う。

これが意外とkekeには好評で、毎週でも食べる、これがあれば他に何もいらないというぐらいの好評ぶりで、余ったことがないので(牛肉なので余計に作ることもない)、私はまだ一度も食べたことがないというレシピなのだ。

それから1品だと淋しいような気がして、また今日もざる麺をゆでる。
ほぼ昨日といっしょ。


ささやかなものだけど、「おいしいなぁ」とかみしめて食べることにする。

最近なるべく余計なものを食べずに、お腹をすかせてご飯を味わいたい、なんてことも考える。
お腹をすかせてからご飯を食べると、こんなご飯でも「あぁおいしい」と思う、その気持がしあわせにつながってくる。

「料理で男の胃袋をつかむ」という説はあながち間違いではないよな、とまた今日も思う。
今この食べ物がおいしい、と感じられる気持は「平和」につながるような気がする。

あなたがだからこうだから、とか、誰がどったらこうだったとか、そんな下世話なものではなくて、あぁおいしいというこの感覚、今感じているこの感覚が、平和につながっていく気がする。


TVを見ると、石田純一夫妻が出ている。どうやら人間ドッグの診断をしているようである。
1歳半の息子のいる石田純一さんが還暦だと知って驚いた。

映像によると、毎晩のようにパスタとワインを楽しんでいるようであり、でも「おいしい」「楽しい」その瞬間その瞬間をメチャ味わって生きている、そんな風に見えた。


いつだか、石田さんが不倫スキャンダルに巻き込まれてさんざマスコミに追いかけられていた頃は、私は専業主婦だった。(と思う、だってその映像を何となく覚えているから。)そしてゴルフ場みたいなところでしつこく追いかけてくるマスコミに逆切れ的に「不倫は文化」と吐いたら、またその言葉があれよあれよと一人歩きして、不倫男みたいな烙印を押されてしまったのであった。(というのが私の当時の印象である。正しいかどうか分からないけど。)

他人事のようにTVをぼんやり見ながら、あーあみたいな受け止め方をしてたけど、今になるとあれは気の毒に思う。そしてバラエティでカムバック、今は孫のような息子さんと奥さんに囲まれて、幸せそうで良かったなァと私は心から思う。

私もいろいろとあって、いろいろと考えが変わったのだ。


大腸ポリープの映像が流れて気持ち悪くなったのでチャンネルを変えた。
もうちょっと石田夫妻を見ていたかったなぁ。

番組でまた意地悪く「他の女性に目が行ってしまったらどうしますか?」みたいな質問を奥さんは、「そういう彼も含めて全て好きですから。」と答えていた。
いい夫婦だなぁと思った。