きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

落葉の桜並木

2015-09-15 | 日記
いつもの道をゆくと、並木道である。

信号待ちをすると道路に並んでいる木の葉が何枚か黄色く色づき始めている。
(この葉っぱたちも、もう散ってしまうのか・・・)そんなことを考えながら、ここは半年たったら、あの桜並木になることを思い出した。

これから葉は散り、真っ裸になって寒い冬を越す。
そして、春にまた見事な花を咲かせるのだ。

そう、前にここでコメントを置いてくださった方がいた。
寒い冬を越し、あれだけの花を咲かせ、あっという間に散る桜を見て涙が出そうになると。

これから寒い冬の時期に、この木々たちはあれだけの花をさかせる準備をしているのだ。


私はあれから何度涙を流しただろう。

でも、それはちっとも無駄ではない。

私の花もいつか咲ける日が来る。


大輪の花ではなくても、誰の目にも見えない花であっても
花咲く春がやってくる。

だから今は悲しければいっぱい泣けばいい。

その悲しみは私をまた一つ大きくさせるだろうから、それから逃げずに抱え込んで生きていけばいい。


人は経験しないことには気持はわからない。

どんなに想像しても、私は震災にあう人の気持はわからないし、病気になる人の気持もわからない。
分からない中から一生懸命言葉を選ぶ(もちろんその気持ちはありがたいが、)その言葉より、経験のある人からの「私はあの時こうだったの。」と言う体験談の方が、はるかに支えられたりするものだ。

冬ばかりの人生だったら、私はそうなろう。

悲しみばかり見えるなら、私はこれからはもっと悲しみを背負って生きて行こう。

「私も前にそんなことがありましたよ。」
そんな言葉が一回でも多く言える、
それが私の春なのかもしれない。


これからの目標。