きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「心がホッとする57の方法」/藤臣柊子さん

2015-12-05 | 読んだ本
「心がホッとする57の方法」/藤臣柊子さん

図書館に行くと大抵限度ギリギリまでの冊数の本を借りる。
もう何回も読みましたって本もあるし、何となく気乗りがせず今回は読めなかった、という本もある。
週に1度図書館に行くが、その時に「読みたい借りたい」順位と、実際に「読んでみて面白かった」という順位がまったく違ったりするのが、図書館で本を借りる面白さである。つまり借りた時は「ついでに読んでみるか」と思って借りた本が、実はそれからしばらくマイブームになったりすることが、たまにあるのだ。

こうやって書くと、私はいかにも本をたくさん読んでますみたいだけれども、実際本をたくさん借りて読むようになったのはこの3~4年ぐらいではないだろうか。
大学時代は課題に関係ない本は一切開かなかったし、専業主婦時代もせいぜい料理と育児本ぐらい。それ以前で一番読んでいたのは小学生時代だと思うぐらいの読まなさだ。

だから、読み始めたのがこの数年のことなので余計に思うのだが、本をこうして読み始めてしばらくが経ち、何となく自分も変化するのだ。
例えば健康の話になると、それまでだったら「ふーん、へぇ、そうなんだ」と聞いているだけだった私が、「そうなんだよね、この前石原結實さんって言う人の本に書いてあった生姜紅茶を試してるんだよ。」とかね(生姜紅茶、今度ブログに書く予定です)、そこで少しだけ会話が発生できるようになったのである。

これって自分の中では大きなことで、今まで「ふーん、へぇー」って聞くだけしかできなかった言葉のキャッチボールが変わるわけですよ。「ふーん、へぇー」って聞かされているだけだと自分だってつまらないし、相手に申し訳ないような気になるのが、何かそこで情報を提供できることで「私も教えてあげられるんだよ、エヘン!」みたいな気持になるわけだ。(もちろんほんのちょっぴりではあるのだが。)
それで少しだけ人と交流するのも楽しくなる・・心の扉が開いたりもすることになったりして。。。


そして本題。
今日は頭痛もあり、何より悪寒がひどく、簡単な洗濯を掃除を済ませて家でゆっくりすることにした。たまたま手に取ったのがタイトルの本、藤臣柊子さんの「心がホッとする57の方法」という本である。
この本、どちらかと言うと図書館でオマケで借りた本だったのだ。「あと1冊何にしようかな、あ、心がホッとするんだ、へぇー」って。何故って、この手の本はいろいろ借りて読んでいて、だいたい想像がついたからである。

でも今みたいにめげて、イマイチ元気の無い時にはピッタリだった。副タイトルも「だいじょうぶ!のんびりいこう」。その通り、そんな時は何もしなくていいんだよ、みたいなことを、この柊子さんがやさしいカウンセラーさんのように言ってくれるんだなぁ。

この手のメンタル癒し系の本っていろいろあるけれど、もちろんいろいろ読むから更に分かるのだけど、同じ内容でも若干厳しい言葉を使う人もいるし、「これ以上読むとめげそうだからやめとこ。」って言う人もいたりする。それから気持は優しいけれど、根が真面目な頑張り屋さん先生の本だと「やっぱこれじゃ私できない、ダメかも」と思ってしまいそうになったり。。。

でもこの本は本当に「無理せずにゆっくり休んでいいんだよ」と言いながらも、ほんのちょっと元気が出てきそうだったらこんなこともしてみたら?みたいな感じで「お風呂に入ってみよう」とか「町を歩いてみよう」とか「アウトドアしてみよう」とか、その元気の段階ごとでちょっとづつ、ちょっとづつ、こんなのも気分転換にいいよーみたいに書いてある。それが決して押し付けがましくもないのである。∴やさしくて安心できるということ。

ちなみに今の私は結構ダーティーなので、午後は「何もしない」と言うチョイスを選んでみた。でもこうして自分を責めずに素直に何もせず過せれば、今日のこの日は合格だと思う。昨日はブログも4行ぐらいしか書けなかったが、今日はもう充分に書けてるし、明日はヒトカラぐらいは行けるかもしれない。

今日は朝方、kekeがなぜか同じ部屋でTVを見ていた。
(どうしたんだろう?)と思ったが、よく考えたら私の調子が悪そうなのでそばに居てくれたのかもしれない。

私も自分の母親がメンタルが繊細な人だったので、(今日は様子がちょっとおかしいぞ)と思う時は家に帰ると何となくそばにいたものね。母親はよく話す人だったから、そばに居て話を聞いているだけで何となく落ち着くんじゃないかなーと子供心に思った。妹もそうだった。だからkekeがそばに居てくれるのも当たり前だとも思うけれど、うれしい。

やっぱり誰か家族がいてほしい。
もちろん1人でも楽しいし充分だけど、kekeがもし出て行く日があるなら、こういう困った時に本当に信頼できる、いつも味方になってくれる誰かが近くにいてくれたらどんなにうれしいだろうと思う。

そしたらこの本のコラムに面白いことが書いてあった。
<恋人と出会うために>というので、幾つか方法が書いてあったけれど、その最後にこう書いてある。

※心の底から本当に相手が欲しい、と念じる。もしかしたら一生このままかも、という気持ちを一切持たない。ひとかけらも疑わなければ、間違いなく出会える。(コレも自分で試したからホント)。
(原文どおり)

これねぇ、上原愛加さんの本にも同じこと書いてあるのだ。
(えぇーーー)って思うでしょ。私も思った。
でも、これで本当に出会ったって言う人いるんですよ。
「コレも自分で試したからホント」って書いてある。
どうよ、一緒に誰かためしてみます?(^_^;)

「お昼も何もいらない」って言ったけれど、kekeがネギトロを買ってきてくれた。まだ冷蔵庫にあるけれど、夜に一緒に食べよう。

ブログを書いて少し元気になって、図書館に行って来ます~(^o^)丿