きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

天職

2016-03-08 | 今の会社
「3.11から5年だな。」とnanuさんが言う。

そうですねーと言うと、「ローソクを買ったんだよな。」とnanuさんは言う。

「そう言えばnanuの誕生日ももうすぐだね?」と課長が言う。
「ぞろ目(44)ですよ。」とnanuさんが言う。

もうそんななの?早いよねーとみんなで言う。

nanu「sakeさんは一緒に仕事して何年だ?」
sake「18年になりますよ。」
秀 「オレよりちょっと前だものね。」
課長「もう50?」
sake「1ですよ。」
nanu「秀は?」
秀 「この次で40ですよ。」

早いよねー早いよねーとみんなで連呼した。

あの頃はだって、nanuさんがkekeぐらいだったのだから。

それからずっと、まぁ離れた時期もあったけど、ずっと一緒にこうして仕事をしてきたのだ。


あの頃はいっぱい悔し泣きした。
「そのうち辞めてやる」と何回思っただろう。

天職だからずっと同じ場所で働けたのか、18年も働いていたから天職になったのか分からないが、今の仕事は私の天職だと思う。
こんな風に自然に笑っていられる、これもまた、不思議な出会いだ。


今日も風があたたかい。

悲しいことも悔しいこともあったけれど、また笑える。

「しょぼくれ老人という幸福」/ひろさちやさん

2016-03-07 | 読んだ本
「しょぼくれ老人という幸福」/ひろさちやさんの本を読む。
副タイトルは「人生を幸せにする執着の捨て方」だそうである。


終活、お墓をどうする、遺産をどうする、そういうことは全部「私欲」だそうである。ボケたくない、ピンピンコロリしかり。
そんなことをしたってなる時はなる。自然にそれ姿を受け入れましょう、ということから始まる。

そもそも長生きすればいつかはボケる。
長生きしたいしボケたくもないの両方は虫が良すぎる。それより「ボケてごめんね」と思って、今から子孫に感謝して大切にしましょう、と書いてある。

金銭欲もまたしかり。
老後のために貯金も金銭欲なのだそうである。


私はこれを読んで「今までどれだけ欲があったのだろう」と思う。
kekeを大学に入れるため!と金を貯めこんだこともあったっけ。当時はkekeのためだと思っていたけれど、そうしたい自分の欲だったのだった。

今そういうものがなくなって、少しだけお金にも余裕(?)が出てきて分かった。
大学なんて出なくてもいいし、定職につけなければそれもいい。(そりゃついた方が安心するけど。)
生活できなければ、生活保護を受けてもいいし、それが叶わなければ死んでもいい。
全て本人の自由だったんだ。

それをー「死んじゃだめ」「定職に付かなきゃだめ」「それには大学を出なければだめ」とダメダメダメと繰り返した自分。

あの子は死ぬ覚悟はできている。
それが誰かの迷惑になるなら、いけなければ死んでもいいと思ってる。

ひろさちやさんの本によると「その時が寿命」ということなのだろう。

だとしたら、もう誰も何も言う権利はないのだ。



あぁ、なんて空は広いのだろう。(今日は雨なのであくまで比喩です。)


ちなみにこの本には「正しいことを押しつけないこと」とも書いてある。
それは「正義という名の魔類」で仏教では「阿修羅」と言うそうである。(ちなみに、ひろさちやさんはお坊さんです。)

「他者を裁いたところで、何の意味をありません。せいぜい、自分が優位に立ったような気持になるだけで、自分の傲慢さを助長しているようなものです。」(原文とおり)

このくだりを読んであの(ワイドショーなど)で間違いだとされる人間をを一斉たたく正義の合唱は「阿修羅」だったのかとホッとした。驕りになるかもしれないが、あれを傲慢だと思った自分の感性はあながち間違いではなかったのだなぁ。(と思うことにする。)

「(裁判所は必要だが)わたしたち個人が、他者がとった行動に対して「わたしであればそんなことはしないのに」とばかりに、その行為を愚かでまちがえたことだと決めつけたり、そんな行為をする必要はなかったのに、などと非難することは意味があることではありません。」(原文とおり)

お坊さんがそう言うのだから、たぶんそれでいいのだ。


20代はきれいな盛りで、今がピークと思っていた。
30代は子育て真っ盛りで今が人生のピークと思ってた。
40代は少しわがままが減って今が悟りのピークだと思ってた。

でも、やっぱり今までの中では50代の今がピークだと思う。
もう20代のようにきれいでもないし、30代のように体力もない。
でも、今までのいつよりも、自分で考えて判断することができるようになった。
時に間違いもあるけれど、それをもう一度考え直す余裕もできた。

60代はどうだろう。
たぶん(周りの方を見ると)もっとレベルアップしてもっと人生が楽しくなりそうだ。
その時がこの先来るとしたら、だがなぁ。。。

今なら思う。
若くてきれいな女ばかり追い掛け回す男ども。

あいつら、単にガキなんだ。



ちなみに私はまだ仏様でも坊さんでもない凡人なので、老後の事も考えてお金も少しはためるし、ボケないようにしがみついて努力しようと思う。

本の感想(佐野さん、ケントギルバードさん、村上さん)

2016-03-06 | 読んだ本
昨日、kekeが「CCレモン飲む?」と言う。

「あぁ作ったレモン水あるから大丈夫だよ。」と言うと「(この風邪は)5日ぐらいで治る。」と言う。

kekeも風邪をひいていたのだという。
「何日目なんだ?」と訊くと「4日目」だと言う。私より2日早く風邪をひいたらしい。

なんと・・・生活する時間帯が違うし食事も好き勝手に食べているので息子が具合が悪くて寝込んでいてもそれまで気がつかなかったのだ。(関心なさすぎ?)一昨日やっとの思いで会社から帰ってきて、kekeに「米たいてくれ」とドア越しに言ったら断わられたが、本当に具合が悪かったのだと分かった。(頼んでも断わられる事が多いので、またかと思っていた。)

それでシュークリームを食べたが、食べてしまったが、食べた後から「甘いなぁ」と思った。先週OMさんと温泉に行った時に自販機で買ったレモン水も甘すぎ感があった。甘いものに関しては自分で調節できる方がいいな、今は。
本を読みながら寝ようとしたが眠れない。
昼間寝すぎたのかもしれない。

自分は朝型人間なので、不眠になることはほとんどなく、なると辛い。こんなに起きている間ずっと外が真っ暗だったら、やがてうつ病になってしまっても不思議ではないと思う。(こんな時間帯に活動している息子はすごいな。)「ゴロゴロして本ばかり読めてワーイ」と思ったが、眠れなくてそうなるのは楽なことではない。

 
 -ここから先は本の感想メモ-(長いので時間が無い方は不要)

★「役にたたない日々」/佐野洋子さん

前半をウロウロ読んでいたのを一気読み。
後半はあまり笑えなかった。本を読んで佐野さんも2度の離婚歴をもち1人息子がいると知った。必要以上に感情移入してしまったのだろうか。後半はガン宣告を受けての文章であり、私は病気の話になるときまってTVのチャンネルを変えるほどそう言う話が(読んでいるうちに自分もそうなりそうな気がして)怖くなってしまう。もちろん佐野さんは常にガハハハと笑っていて、そんなこと微塵も感じさせないようなカラっ風さで書かれている。だけども知り合いに「ボケの診断してもらえ」と言われたり(実際に診断は異常ナシなのだが)、自分の父もそうだったがそう言う時は・・・まさに今後の自分の行く末を読んでいるようでもあり、必要以上に共感するところがあり、(裏読みすると)寂しさをズンズン感じてしまった。
最期の章に「佐野さんもう1年位で死ぬのにこわくないの?」と訊かれて「死んだらもう金の心配しなくていいんだよ、ラッキーって思うよ。」と言うのだけど、これ本当にその通りで、私もG子も(たぶんZENさんも:みんな同じひとり親家庭で年金では少なくて生きていけない組)たぶんそう思うだろうことを確信させてくれた。それでその後にジャガー(値段は知らないけど高いらしい車)をジャン!と買って「こういう(自分を守ってくれる)男を一生探してたけど間に合わなかった」と言って車を車庫入れでボコボコにしてしまう。
まったくそれを意図して書かれた本では無いけれど、自分と照らし合わせると思うところありとても切ない。

★「まだGHQの洗脳に縛られている日本人」/ケント・ギルバートさん

借りるのも2度目で紹介するのも2度目である。話題も深刻なので今回読まずに返すつもりだったが時間があるので読めた。そしてまた同じ感想を持った。
この本はぜひ日本人は読んでほしい。特に平和主義・改憲反対の方に読んでほしい。というのも、1つの国で改憲賛成・反対がこれだけ両極端に分かれているのって政治初心者の私は不思議でたまらないのだ。で、1つの理由は、改憲賛成(安倍さん派)の人はある程度反対側の人の意見・理由を知っているのに、改憲反対の方は、その逆の人の考え方も理由もあまり聞かないで憲法と平和にばかりこだわっている・・・言い方悪いけれど、そう言う風に見えてしまうのだ。
改憲という考えがあると途端に「そんなの絶対ダメ!」「また戦争になっちゃう!」と言うだけじゃ、議論にならない。この本でどうしてそういう意見が浮上してきたのかまず勉強しよう。しかもこれアメリカ人が書いた本である。日本人でも無い人がここまでいろんな書物を読んで調べ上げて「本当はこうなんですよ。」と言ってくれてるのだ。
この本で重要なのは「日本は大東亜(太平洋)戦争を始めたのではなく、アメリカ(ルーズベルト大統領)により始めさせられた」とはっきり書いてあることである。つまり東条英機さんを始めとする戦争犯罪者は勝利国側によって犯罪者になってしまったが、戦争はアメリカがどこかに理由をつけて参戦したかった状況にあってその前から日本に目をつけていたようである。
私が二度目を読んで何を考えたのかと言うと、戦争や憲法の論議の前に、日本は決して悪い国じゃなかったんだよ、と自分の国を誇りにしようよ、ということである。国旗も靖国も日章旗も国旗も私は大好き。だって日本人だもん。亡くなられた方はこの国の子孫を思って命をかけて戦ってくれた、本当にありがとうございました。この共通認識は全員でまず持とう。
そして話はその後だ。そこで今、隣の某国はこんな感じです。隣の某国もこんな感じです。だったら、うちもこんな風にしなきゃいけないかもね、でも平和も大切だからそこはこうしておこうではないか・・・そこで憲法やらの論議になるのではなかろうか。それがなくただ「過去の戦争は悪かった」から始まるから、こんなに左右で意見が分かれるのではなかろうか。戦争はしてはならないが、しないようにどう動くか(外交の世渡り)も大切なのではなかろうか。まずこの本を読んでみんなで考えたい。


★「村上朝日堂の逆襲」/村上春樹

図書館で借りた「村上ラヂオ3」が面白くて(でも読みきれずに返しちゃった)古本屋でこの本を買った。
これは80年代に村上さんが書かれたらしいエッセー集である。まだ前半しか読んでないがここでアメリカの雑誌記事の紹介がある。
「今何かカッコいいか」と言う特集で、マリファナやハード・ドラッグ(何のお薬かよく分かりませんが覚せい剤や麻薬でしょうか?)が「今はもう流行って無い」ものに挙げられていることである。
今は大事件になっている「薬」の類であるが、80年代のアメリカでは「もう時代遅れでカッコよくないもの」だったのである。マリファナだったらアスピリン(頭痛薬?)、ハードドラックだったら情事、だって。それと同類に並べられるほど手ごろな存在であったらしい。
だとしたら、当時アメリカでそういうものを覚えて、そこから抜けられずに・・ということもあるかもしれないなぁなんてことも考えた。もちろん罪は罪だし、ちゃんと治療をしなくてはいけないと思うけれど。
当時はちょっとお酒飲んだ後に運転なんてことも割りとあることだったような気がする。今は誰もそんなことしないけれど。。。私もまだ50代初めなのに物忘れがひどいのが、20代からの飲酒のせいではないかと思って本当に後悔している。親は「酔いつぶれて知らない男に連れて行かれないように」と思うのだろう。nanuさんや秀クンの奥さんもお酒が大好きなのだそうだ。30年続いてしまった習慣は改善が難しい。自分に娘がいたらどうしただろうか。

花粉だか風邪だか

2016-03-05 | 日記
昨日はあれからホントに具合が悪くなり、イスに座っているのだけでも辛く、今すぐ帰って布団に横になりたい気持でいっぱいでした。(^_^;)

それでも強情に早退しないでへばりついたのは、社長に「早退させてくれ」と言うと、その後で病院に行って、結果を報告せねばならないからです。病院に行ったら治療費と薬代で3,000円ぐらい掛かるから、花粉ごときでそんなお金を掛けるのがバカらしいと思ったのでした。

それに何となくの第六感ですが、これは横になって寝ていればきっと良くなる!と思えたのです。

しかし本当に辛かったので、社長にお客さんが来てましたが定時になったのを見計らい、WADA君に「水槽の水を足してください。」と言い残して(本来ならそれも自分でやるのですが、余計なことはできるだけしたくなかった)課長にも具合が悪いから帰ると言って帰りました。

何しろ悪寒、関節痛まで起こり、熱も出てきた気がします。
会社にいる間にネットで調べたのですが、「花粉症でも花粉をウィルスと間違え、風邪と同じ症状でウイルスを撃退しようとする作用が起きる」と言う説と、「花粉症で悪寒や関節痛は起きない」と言う説があり、よく分かりません。でもそんなことはどうでもいい!とにかく余計なことはしたくない。

自分はともかく布団にもぐって休みたい。その一心で力をふりしぼり車を運転、帰る前に「もしかしたらkekeが家にいないかも」と思い、コンビニでスポーツドリンクと甘い物を買うことにしました。小さなコンビニなのでケーキ類がなくエクレアにしました。

そして布団に直行。這いつくばって体温計を取り出し測ってみると、37.7度。
(もっと高熱だと思ったけど意外にたいした事ないなぁ)と思いながら、本を読むどころではなくひたすら寝る感じ。

ちなみにこういう具合が悪い時は何もせずひたすら寝ると、体の働きが一気に体を守ることに専念してくれるそうです。それを信じてひたすら寝ました。

その時は買ったスポーツドリンクもノドを通らずなめるだけ。
(出るものだけ出て、何も入れないと体がひからびてしまうかも・・・)と思い、買って来たエクレアを食べてみたら、これが意外にのどごしよく食べられて1個まるまる食べてしまいました。(ちょっと甘すぎ)


そして一晩寝て状態は峠を越し、今はご飯を炊飯器に入れて炊く元気も出て、スポーツドリンクも少しづつ飲めるようになりました。(^_^;)熱も36.1度まで下がりました。
(相変わらず散らかってるなぁ~、休みのうちに片付けたいな)と思うぐらいの余裕も出て来ました。


それにしても!
熱があって寝ながら思ったことは、何なのこれ?!ということです。

この1年自分なりに食事もできるだけ手作りにして、健康に良かれと思うものを取り入れてきたつもりなのに、正月から咳が止まらず病院に行ったり、それから2ヶ月しか経ってないのに花粉だか風邪だか知らんが熱まで出すとは、私の免疫力はいったいどうなってんの?!

しかしこれを機会に今日はひたすら休んで本でも読もうと思います。(^o^)
神様が「たまには心置きなく休みなさい」と言ってくださったのかもしれません。

今日これから何時間も本を読んでウダウダできると思うと楽しいな、っと考えることにします。

花粉がひどすぎる

2016-03-04 | 今の会社
昨日からハンパ無い花粉攻撃です。(*_*;)

いまだかつてこんなにすごかった事があっただろうか・・・レベルの鼻水&不快感。


いや、遠い昔はたしかにこんなでしたが・・・この数年は軽く済んでいました。
内心(自転車ではなく、車通勤に変わったからかなー)と思っていました。

先週、Aさんが「花粉が来た、薬は飲みたくないけど客前の手前飲んでいる」等の話題になった時に、まるで他人事のように「ここ最近、あまり来てないんですよ。(^o^)丿1年前から食事も添加物に気を遣ってますからねー」等とのたまわった自分ですが、その驕りが天罰になったのかもしれません。

昨日から、ティッシュ(ゴミ)の山です。

たぶん昨日今日で、このティッシュを1箱使いつぶすような気がします。


そう言えば、私はちょっと前に某銀行さんから、箱ティッシュを2個いただいていました。
そこの銀行のティッシュは、鼻セレブに似た、少ししめった「お鼻にやさしい」ティッシュだったのです。

隣の(席が空いている)引き出しに1つ入れ、もう1つは食器戸棚の上に置いていました。
これももったいなくて、普段は使えなかったのです。

先週は、社長がゲホゲホと花粉症で苦しんでいたので、居ない時にティシュの箱を鼻にやさしい紙に取り替えてあげました。

昨日はそれでも頑張って、自分はゲホゲホ言いながら普通のティッシュで鼻をかんでいたのですが、「もう鼻がひりひりで耐えられない。明日からもこの調子ならあのティッシュをこっそり開けて使おう」と思っていたのです。


もちろん、夜も即効寝ました。

体の不都合は、とにかく充分寝れば治る!!と信じたのでした。


しかし今日の朝から、時間を追うたびに、またひどい状態に。。。(7時間も寝たのに。。)

今日は会社内でもマスクをすることにしました。
そうすればこまめに鼻をかまなくても、少々流れたままでも済むと思ったのです。

会社に行くと、秀クンもnanuさんも同じマスクをしています。
みんな花粉症らしい。

「ひどいですよね。」「ほんとにひどい。」と口々に言い、秀クンは「昨日洗車したばかりなのに花粉でまっきいろ」と言ってました。(-_-;)
nanuさんは「1日で全部飛んでいってしまえばいいのに」と言っていました。

二人とも「薬を飲んでもこれだから。」と言ってました。


だんだん悪寒や頭痛までしてきました。
そう言えば秀クンも先週そんなことを言ってました。
それに鼻水垂れ流しでも、それがマスクに触れるんですね。何もしないとそのうちマスクの色が鼻水で変わるでしょう。
それもかっこ悪いと思います。

せめて、あの「鼻にやさしい」ティッシュでかめたら・・と思い、あと一つあるはずの隣の机の引き出しをガラガラ開けました・・・もちろんみんなで使うつもりで。。。。


すると、ティッシュだと思った箱は・・・キッチンペーパーだった。。。(泣)


・・・仕方ないので、社長室から居ない隙に鼻にやさしいティッシュを6枚ほど、もらってきました。
午後はこれを端っこから少しづつ使おうと思います。

思考回路が止まって何もできない。


でも薬はもうすこし我慢してみようと思います。明日からお休みなので。(*_*;)

バスタオル

2016-03-03 | 息子keke
我が家の洗面所には3枚のバスタオルが掛かっている。

一つは2006年1月4日におろした緑のタオルである。
この時から使い始めたのだ。

それなりに年月使っているだろうとは思っていたが、ここで10年使っていたことが分かった。
このタオルは近所の店で1000円ぐらいで買ったので、洗濯機を回すとタオルのくずが出てきて他の服についてしまうので、まめに洗わなかった。

一緒に買った白い方のバスタオルは見るからに汚れてしまい、しばらくバスマットとして使った後に捨てた。緑の方もうすら汚れているが、だましだまし使っている。



さりとて、洗面所には他にももう2枚のバスタオルがある。

一つはkekeが生まれたお祝いに会社の人(♂1年先輩)からいただいたバスタオルである。
こちらは茶色系で模様も少しバリ島風で、我ながら気に入っているタオルで大事に大事に使っていた。
しかし近年、もうかなり古いタオルなので(いただいてから25年目)、もう大切にしなくてもいいだろうということで、10年ぐらい前から日常使いにすることにした。洗面所にかけておき、いつでも風呂上りに使えるようにしておいた。

もう1枚はピンクのバスタオルで、こちらは秀クンの結婚のお祝い返しでもらったタオルである。
どこのブランドだか忘れたが、しっかりした生地でピンクが愛らしく花柄みたいなチャラけてもおらず、気に入っている。秀クンは「このタオルいいでしょう」と自慢していたタオルである。たぶん奥さんと二人で選んでくれたのだろう。


私個人としては、

・茶色いkekeの出産祝いにいただいたバスタオル→kekeが風呂上りに使うタオル。

・ピンクのお祝い返しのタオル→私が風呂上りに使うタオル。

・緑の10年まえから使ってるやつ→何となく予備。


というイメージで洗面所にかけてあるのだが、自分はどこまで貧乏性なのだろうかと思うに、ピンクのバスタオルがもったいなくて使えないのだ。

10年前から使っている、1000円で買った、もう薄ら汚れて一緒に買った白いタオルは足拭きバスマットになってオダブツになった、あの当時から使っている緑のタオルを本能的に使ってしまうのである。この寒い冬、夜も朝もお風呂に入ることがあるのに、そういう時でも薄ら汚れたバスタオルの方を使ってしまうのである。きれいなものを使うのがもったいないという生理的な本能はいったい何なのだろう。


そんな風にしていつも過ごしていたのだが、3日ぐらい前に風呂からあがった時に、その緑のタオルが無い。
(なんで無いんだろう?)と思いながら、ピンクのバスタオルで体を拭いた。

そして探すと洗濯して誰かが干したようである。
kekeである。


kekeも茶色のバスタオルがもったいなくて緑のバスタオルばかり使っていたらしい。
私が使うタオルをわざわざ洗うはずがないから。

「役にたたない日々」/佐野洋子さん

2016-03-02 | 日記
ある方のブログを読んでから借りた本。
佐野洋子さん「役にたたない日々」。(エッセイ集のようである)

まだ読み始めたばかりだが、面白い。
これは時間が許せばまるまる読んでしまうだろう。

今、まだ読み初めだがこういうシーンがある。

佐野さんがお友達に自分のお祝い(誕生日か何か忘れた)にリクエストした「みかんしぼり器」が届いた。「さっそくこれを使いましょう」と思って(キッチンに?)持って行ったらまったく同じものが目の前にあった。なんと自分がちょっと前に買ったものだったのである。

その他にも洗ったマグカップが冷蔵庫に入っていたり、洗ったすりばちが冷蔵庫に入っている。
そのたびに「もしや始まったのでは」と心配してきたが、みかんしぼり器を見て「とうとう始まった!」と思う。

そうかと思うと、友達から電話がある。
「通帳を見て65万を何に使ったのか思い出せない。」という電話である。佐野さんはスラスラと「不動産所得税でしょ。」と答える。

あ、そうだった。

・・・・・こんなやり取りをみていると、「自分はまだ大丈夫、始まっていないのだ。」と思える。
何かと言うと「認知症」がである。

こんな文章が書けるのだから、佐野さんはまだ大丈夫なのだろう。
大丈夫な人でも、すりばちをうっかり冷蔵庫に入れてしまうことがある。そういうグレーゾーンがまだ広くあるのだと思って安心する。

4~5年前だろうか。
社長と課長が話していた。
「この頃、人の名前が出てこないよねぇ。」
彼らは5つ上である。まさに今自分がそうなりつつある。


先日OMさんとホームセンターに行くと言う話になって、「ほらいつかsakeさんに乗せてってもらったあの通りの・・・」とOMさんが言うので、「あぁ分かります分かります、あの店ですね。」と私は言うが、二人で名前が出てこない。

「たしかカ行よ。」とOMさんは言う。
私はどこだか分かるからいいや、と思った。

それから15分ぐらいしてOMさんは思い出した。
「○○○○(店名)よ!」

その時「やられた!」と思った。
そうやって思い出す努力をすることが、頭を訓練することになるのではなかろうか。

いつか読んだ「のうだま」という本にも書いてあった。
こういう場合、記憶自体は残っているのだがそこに行くための経路がぼんやりしてしまっているのだとか。その経路がはっきりしてくるとその目指す「記憶の単語」にたどりつけるそうである。


そして私は風呂に入りながらふと何気に思い出すと、OMさんと最初にドライブしたダムの名前をやっと思い出した。
(これからなるべく意識的に飛んでしまった単語や言葉を思い出すようにしたい。)



今日のお弁当、ハンバーグ弁当

ファンデーションを割引で買う

2016-03-01 | 私の倹約術
久しぶりに節約ネタの話である。

ヤフーニュースだかで、「低金利のこの時代に、【デパート友の会】が人気」と書いてあった。
デパートの友の会というのは、月々1万円をデパート友の会に積み立てておくと、1年で12万+ボーナス1万の合計13万円の商品券がもらえるというサービスである。
たしかに利率はいいが、そもそも自分はデパートで買い物をしないのでやったことがない。年間に必ず10万以上の買い物をするあてがあるなら、やってみるとお得なのではなかろうか。※1

ちなみに私がもしも商品券を持ってデパートで買うとしたらファンデーションである。
ドラッグストアであまり割引できないような流行のファンデーションをデパートで買ってみようと思う。

年配者がみんなそういう訳ではないのだろうけれど、自分の場合、化粧品は使うほど余計オバサンに見えるような気がしてならない。口紅や頬紅、アイシャドー辺りも若い子がすると映えるけれど、私がやってもかえって墓穴を掘るだけのような。。。(テクニックがないだけなのだろうか。)だから買うとしてもせいぜいファンデーションになるようである。

そのファンデーションだが、安く買うことを思いついた。
とは言っても、誰にしもができる節約方法ではないのかもしれないが。。。


それは会社のプリンターインクを事務用通販ではなくヨドバ○カメラで買うことである。
今日調べた所、うちの会社のインクジェットプリンターのインクは、アスクルより、ヨド○シの方が240円安い。わざわざ帰宅途中に遠回りして240円安いインクを買うことも会社にとっても不利益な話では無いだろう。

そして、そのインクを買う時に自分のポイントカードにポイントをつけてもらうのである。昨日もその通りわざわざヨドバ○まで時間をか行ってインクを買ったお陰で370ポイントつけてもらった。

370ポイントというのは、370円分になるのである。
つまり、インクを買うたびに370円ぐらいポイントがたまるのである。

うちの会社は2ヶ月に1個ぐらいはインクがなくなるので、年間で370円×6個分=2,220円分のポイントが貯まる。そしてヨドバシ○メラでも吉祥寺店では化粧品が置いてあるので、自分のファンデーションを買う時は、その貯めた2,220円を割引してもらって買うのである。(^o^)化粧品コーナーはあまり種類はないのでファンデーションはそこでコフレドールを選んでいる。(なかなかいい感じだよ♪)

近くに化粧品を置いてあるヨドバシが無い場合は、ヨドバシの通販サイトでどうにかすると使えるらしいというウワサもある。

そんなアホなことをしていたので、今日は帰りがすっかり遅くなってしまって、料理ができずkekeには刺し身を買うだけだった。そこまでしてまでポイントを溜める意味があるか悩んだが、悩むくらいなのでとりあえずポイントを溜めるために行ってしまったのである。
(もっともヨドバシに行くまでの電車代や駐車料は考慮してませんので、あしからず。。。)

吉祥寺にファンデーションを買いに行く際も、そのためだけに行っては電車賃が掛かってしまうので、何かの用事で吉祥寺に行く時に、忘れずにヨドバシでファンデーションを買うのがコツである。


※1:今では月々5,000円の積み立てて、半年で6万+2,000円ぐらいのコースもあるらしい。