といっても、散ドラのことではありません。散ドラOBがいる横山中学の中体連の秋季大会です。数日前に中1の倅が背番号12をもらってきました。1年生だから上出来ではないかと思ったのですが、2年生の人数が少なく1年生も数名レギュラーポジションを取っているそうで、本人的にはちょっとショックだったようです。
もちろん、実力やポジションなど総合的に判断したことは本人も分かっていると思いますが、頭で理解することとは別に、そのように「感じる」ことは仕方のないことです。しかし、まだ1年生ですから、これから丸々2シーズンあります。最初の段階から順調に行くよりも、ここで悔しい思いをすることが、次へのバネになると思います。そう出来るかどうかは本人次第です。私自身が中学生の頃は、1年生でレギュラーなんてとても考えられず、2年秋からの最終シーズンでのレギュラー争いでしたが、最後の夏の大会ではレギュラーの座を失うなど、ギリギリの立場だったので、それこそ必死でした(と、最後の夏の悔しい思いは今も思い出せますが、それも含めていい経験でした)。
で、今日はその横中の秋季大会でした。振替でたまたま休みが入っていたため、大声コーチ夫妻、父母会長と一緒に試合会場の長房中まで観戦に行きました。先発した1年生4人のうち、散ドラOBのカズマが三塁、マサユキが左翼、シュウヘイが右翼でした。なるべく試合に出す方針らしく、うちの倅も途中出場しました。横中は1年生エースががんばりましたが、エラーや長打でリードされ、対する相手投手はサイド気味の変則左腕で球が速く、3回までノーヒットで抑えられ苦戦しました。4回以降、コントロールが乱れ、あと1本出ればというところまで追い詰めましたが、残念ながら立ち直られて、3対6で敗れました。
横中野球部は、先発の半分を1年生が占め、練習場所も十分ではないため、技術的にはまだまだ未熟な面が多々あるように思いますが、出場選手・控え選手ともよく声が出ていたことは感心しました。散ドラの時は、キャプテンのマサユキは声が出ていましたが、他のメンバーはおとなしく、声も小さかったですが、今日はよく声が出ていました。うちの倅も、中学生になって、声が良く出ています。もう一つ感心したのは、いいプレーは褒め、ミスも「ドンマイ、ドンマイ」と前向きな言葉しかかけないことです。
今年の甲子園を沸かせた花巻東高校は、終盤に相手に得点されて突き放されても笑顔で声を掛け合っていました。それが強がりではなく、いかにも普通な感じだったので、すごいと思いました。つまり、追い込まれても、焦らず気持ちをコントロールするためのスキルなのだと思います。だからこそ、絶対エースが3本も本塁打を打たれる展開でも、逆転することが出来たのでしょう。
横中の姿勢もそういうことを意識してのことだと見ました。厳しい練習をしても、試合では前向きな姿勢で取り組めるような声をかけるという点では、日頃の自分たちを反省するとともに、中学生たちから学ばせてもらいました。シーズンはまだまだ始まったばかり!がんばれ!横中野球部!
今日のジョグ
長房中からの帰り道、大声コーチに「これから走るの?」と聞かれ、「ちょっと暑いので」と答えたものの、昼食をとったあとはすぐには走れませんし、3時から久し振りの野球中継もあったので、11時頃から走りに出ました。高尾山口へ向けて走っていくと、高尾駅前あたりは霊園行きのバス乗り場がすごい行列になっていました。自分の家のお墓は八王子ではないので、どんな状況が知らなかったのですが、やはりお彼岸はすごいんですね。また、高尾山口周辺も、近場の観光地だけあって、車や人でごったがえしていました。
9.6km 50分21秒