津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

長岡元知と志水新之允

2010-04-24 19:36:26 | 歴史
細川忠興---+---忠隆               
        |                
        +-----興秋(与五郎) 
        |        ∥           
        +--忠利-------------------+---光尚---綱利
                 ∥          |
                 ∥          +---元知 
                 ∥     南条元信室    ↓         
                 ∥-----------鍋 ==元知   
                 ∥               |------+---米田元庸・・・・→代々家老・米田家
氏家卜全------元政-----●      米田是長---吟     |
                        室・南条元信女・伊千     +------●
                                             ∥
                                           志水新之允・・→志水新九郎家
                                                         (1000石)

 志水新九郎家の五代新之允は、細川興秋の遺児・鍋(南条元信室)の娘婿となった長岡元知の女婿であることが、ご子孫からのご連絡で判った。長岡元知は甥である細川綱利により永蟄居の処分を受けた。陽明学徒の追放事件に際し、その罪の軽い処分を願っての諫言が原因である。この時期に家禄の動きがあるが、女婿故ということも考えられるが・・・
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本日は・・・・・・

2010-04-24 17:56:26 | 徒然
 本日UP予定の「重賢譜-4」は、余りにも難しい漢字に翻弄されて、予定の半分にも至っておりません。一日15~16ページのペースを何とか維持したいと思いますので、「今日はお休み」の可能性が大となりました。草書で書かれていますが、独特の省略文字(?)が登場したりして、御家流同様苦労しています。判らない所は■表示をしておりますが、段々その数が増えてくるような感じです。現在は特に「法令」に関わる所で特別なのかもしれません。明日のUPとさせていただきます。
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御の字

2010-04-24 09:57:35 | 徒然
『芸術新潮』のメールマガジンが送られてきた。その中に興味ある◆小特集◆があった。

     http://www.shinchosha.co.jp/geishin/201005/mini_f.html
          股間若衆
          日本近現代彫刻の男性裸体表現の研究
                    【文】木下直之

 アドレスから内容を見てみると、【曖昧模っ糊り】と駄洒落を飛ばしての一文がある。
これは兎も角本を買わねば論評のしようがないが、大変興味深い。

「木下様んて何者?」とおもってぐぐって見た。
     http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR/staff/kinoshita.html

 いや~視点がなかなかユニークで面白そう。


 最近世の中でいやに思えるのは奇妙な丁寧語である。「御」をつけりゃ~いいってもんじゃーなかろう、と68爺は頭にきているのである。近世に於ても「御」の字は氾濫していた。対象になるもの全てが、「お上」のものであるという考えなのだろう。

 木下先生の紹介の文中に次のようにある。
なぜ、われわれは城に「お」を付けてしまうのか。これだって、大切な研究テーマになりうる。明治半ばになって、旧幕府関係者にその制度や役職の実態を聞き取りした『旧事諮問録』(岩波文庫)に、こんな興味深い話がある。外国奉行のほか、御小姓や御側御用取次などを務めた経験を有する竹本要斎が、質問をさえぎり、「御の字が付かぬと情合が移らぬ」から昔の言葉遣いで答えさせてほしいと断っている。竹本の生きた世界が、まさしく「お城」だった。
日本社会はそれからすっかり様変わりしたはずなのに、「お城」はなお存在を続けている。


「御の字」とは遊郭から派生した言葉らしいが、その意からすると最近の不可思議な丁寧語の冠の「お」は、まさに的外れである。『「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの』かどうか・・

 木下先生の著書を購入すべく朝からごそごそしている。『旧事諮問録』(岩波文庫)も御同様である。
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