津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

いささか泥縄にて候へとも・・・

2011-07-30 22:10:04 | 書籍・読書
回想 子規・漱石 (ワイド版岩波文庫)
 
        岩波書店

 

 高浜虚子の著である。
今般肥後金春流の中村勝氏が、「漱石の俳句と能」について興味有る論考を発表しておられるが、いささかなりともこれを理解するために、子規-漱石-虚子の関係を勉強しようと思い至った。私の得意とするところの「いささか泥縄にて候へとも・・・」である。

氏の論考
■ 能と草枕考        http://www1.odn.ne.jp/higo-nakamura/kusamakura.html
■ 夏目漱石謡曲俳句   http://www1.odn.ne.jp/higo-nakamura/kanwa16.html  

 漱石と謡曲について、なにかご存知の方が居られたらご一報いただければ幸いである。 

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有吉家文書「年中行事抜粋」(三十七)出火之節之覚

2011-07-30 20:38:23 | 有吉家文書

  大抵左之通
一、御用番者
  御在国御在府之無差別御殿江
  出仕之事
一、御用番外者御在国ハ御殿江出
  出(仕カ)御在府者大御番所江出仕之
  事
一、両御寺近辺出火之節ハ御用番ハ
  御寺江罷越御用箱之鍵ハ近辺之
  同席江譲可申申事
     但泰勝寺者在中之事ニ付火元得と
     分候上罷越候筈ニ候事
一、往生院 神護寺近辺出火之節者
  御城出仕之上申談御用番之外より一人
  罷越筈ニ候事
     但急場之節ハ御用番より駆付
     鍵ハ右同断譲可事

  安永七年
  御城御花畑御近所火事之節心得之覚
一、火事之節役懸ニ而被罷出候場所兼而定
  有之輩ハ先其場所江可被相揃候左候而
  其内より火防之方ニ配候儀も候ハヽ拙者共より
  可差図事
一、其外火防ニ懸被申候面々御城ハ大手門前
  御花畑ハ表御門ニ駆付可被申候右両所共
  御門前ニ御目附出張罷在筈候条被罷出
  面々ハ右御目附江可被申達候左候ハヽ拙者共
  承届可被差図候左候而引取被申候節御物頭
  衆ハ足軽何人召連候との儀御目附江被申達
  其外手人数有之面々茂其人数之儀右同断
     但御目附出張之所夜中ハ御紋附挑燈
     差出置候事
一、御城御花畑より隔キ候火事ニ手一旦火元ニ罷出
  被居候内風筋悪御両所之間火近相成候ハヽ
  直ニ駆付可被申候事
  右之趣支配方へも被相達其節ニ到間違
  之儀無之様堅示合置可被申候以上
     八月

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