津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

お勉強 NHK「さかのぼり日本史 幕末 独立を守った現実外交」

2012-07-03 21:11:36 | 歴史

NHKで毎週火曜日の21:00から25分間「さかのぼり日本史 幕末 独立を守った現実外交」が始まった。今日はその1回目「神戸事件 新政府の危機」が放送される。          
                http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E4%BA%8B%E4%BB%B6

ちょうど私は、この事件の約1ヶ月後に起こる「堺事件」のことを調べている。
                http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
二つの事件とも肥後藩には直接は関係ない。しかし堺事件は大変悲惨な事件で、関係者の警備や又「お預け」を受け持たされている。
このことが意外と知られとおらず、森鴎外の小説「堺事件」も「阿部一族」にはかなわない。
                http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/2547.html
小説の中に登場する馬場彦右衛門という人物は実在の人である。今一人の山川亀太郎の名前は、侍帳にある二軒の山川家からは見出せないが二・三男なのかもしれない。ずいぶん多くの人数を警備に出し、又「預人」のお世話をしたわけだから、「熊本藩年表稿」などにも記載されるべき事件だと思うのだが、記載がない。「肥後藩国事史料」などのご厄介にならなければならない。

この番組はちょっと見逃せそうにない。あと2時間後楽しみではある・・・・

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阿部一族の墓?

2012-07-03 16:28:46 | 熊本

 昭和46年3月地元熊本日日新聞社が発行した、「熊本のかたち・歴史と風土」は大きな写真に説明のコメントが配されており、今だに我が本棚にある。
この中に前進座の中村翫右衛門の「阿部一族の墓」という一文がある。舞台で「阿部一族」を上演するに当り、御船町の東禅寺を訪ねられたおりのことである。誰が案内したのか、ここにあるお墓はいわゆる誅伐を受けた阿部兄弟のものではないというのが、最近の考え方として認識されている。文章は微妙であるが、たぶん兄弟のお墓と思われての墓参であったのだろう。その他の一族を含めてのことであるのならば、まさに「阿部一族」ではあるが・・・
わざわざ遠くまで足を運ばれお参りいただいている訳だが、なんとも申し訳ない感じがしている。
どう考えても、誅伐された人のお墓がこのように堂々とした形で存在するというのは合点がいかぬ。
私は彼らの父祖の地である豊前のどちらかに、ひっそりと葬られているのではないかと考えているのだが・・・・如何 

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