NHKで毎週火曜日の21:00から25分間「さかのぼり日本史 幕末 独立を守った現実外交」が始まった。今日はその1回目「神戸事件 新政府の危機」が放送される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ちょうど私は、この事件の約1ヶ月後に起こる「堺事件」のことを調べている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
二つの事件とも肥後藩には直接は関係ない。しかし堺事件は大変悲惨な事件で、関係者の警備や又「お預け」を受け持たされている。
このことが意外と知られとおらず、森鴎外の小説「堺事件」も「阿部一族」にはかなわない。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/2547.html
小説の中に登場する馬場彦右衛門という人物は実在の人である。今一人の山川亀太郎の名前は、侍帳にある二軒の山川家からは見出せないが二・三男なのかもしれない。ずいぶん多くの人数を警備に出し、又「預人」のお世話をしたわけだから、「熊本藩年表稿」などにも記載されるべき事件だと思うのだが、記載がない。「肥後藩国事史料」などのご厄介にならなければならない。
この番組はちょっと見逃せそうにない。あと2時間後楽しみではある・・・・