津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■爺様の年末大掃除・・・

2014-12-28 11:30:43 | 徒然

血圧高め爺は朝の散歩のお蔭か左手のしびれをあまり感じなくなった。
ところが最近は右手がよろしくない。右肩から二の腕、手・指にかけて痛みが慢性的になってきた。
原因はよくわかっている。PCのタイピングのせいである。2003年8月からのことだからもう11年と4ヶ月程になるから、職業病ならぬ道楽病で自業自得ということになる。
これが何とも痛くて腕をかかえたくなる始末で、揉んでみたり叩いてみたりと難儀なことである。
奥方に言うとPCのやりすぎと、怒られるに決まっているからただただ我慢するしかない。それに止めるわけにもいかぬのである。

ヤフオクであちこちから古本を仕入れている。これとて奥方にばれぬように郵便ポストをチェックする必要がある。
仕入れたのはよいがあまり趣味ではない本は処分して、新たに仕入れる本のために本箱のスペースを確保するのも一仕事である。
デスクの周りには史料そのほかが山になっており、年末くらいは少しきれいにしようかと思い一つ一つ眺めていると、行方不明になっていたものがひょっこり顔をだし読み入ってしまう。
床に座り込み、腕をさすりながらの作業はなんとも爺くさい有様だが、本や貴重な資料たちにも新しい年の装いをさせてあげようと思うが故である。
掃除機をかけてほこりが舞う中、窓をあけると冷たい風がこたえる。新しい年を迎えるという作業も段々難儀に思えるようになってきた。

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■立政公御参勤 道中日記をたどる 5 (植木御茶屋→南ノ関御茶屋)

2014-12-28 08:29:30 | 史料

 道中二日目である。

     九月十六日 晴
一、御定刻御供揃ニ而植木御茶屋御出立被遊候
一、廣尾御小休 御野立
一、山鹿川仮橋有之候也
一、山鹿御茶屋御昼休ニ付銀弐両被下候 御台所より薪・醤油等迄差出候ニ付 津嶋忠右衛門より願ニ付銀壱両被下 都合弐両(ママ)被下候也
一、岩村法行寺御小休銀壱両被下候
一、肥猪瀬口平左衛門宅御小休茶代銀壱両被下候
一、南ノ関御茶屋夕七ツ半時頃御着座被遊候
一、右同所御茶屋番河野七郎右衛門ゟ小鯛五ツ・大和柿一籠差上候ニ付金百疋被下候 指上物次第増減有之候
一、右同所御口屋番為伺御機嫌罷出候ニ付 御挨拶御徒士使差出ス 御口上書持参之事
  右御使相済候上ニ而無程為御礼書状差越候 慥ニ受取申候由申聞使返ス

このあたりに記述については、私は地名など知らないところが多くググってみてもよくわからない場所がある。
例えば廣尾とか岩村法行寺などである。ご存知の方はご教示いただきたい。
山鹿川は現在では菊池川、この時期は仮設ながら橋が架けられていたのは、一向にとっては有り難いことであったろう。
山鹿御茶屋は忠利公以来湯治の場所として知られるところである。西山(足利)道鑑や宮本武蔵などと共に訪れたりしている。
肥猪は「こえい」と読む。すでに現在の行政区では南関町に入っている。そして南ノ関御茶屋に入り肥後領内での最後の宿泊をする。
           

                  南関の御茶屋 https://www.youtube.com/watch?v=lcxpKzP4GSA 
                  豊前街道を行く・熊本編 http://www.geocities.jp/bicdenki/buzenkaidou.htm 

 

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