津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■お安く読む「百姓から見た戦国大名」

2014-12-12 17:04:41 | 書籍・読書
     百姓から見た戦国大名 (ちくま新書)
 
            筑摩書房

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

武田、上杉、北条…数々の群雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。飢饉と戦争で疲弊した百姓は、社会的危機には公然と「世直し」を求めた。生き延びるために、ときに大名の戦争に参加し、また、隣村との境界争いなどにも武具を携えて参集した。いっぽう大名は、百姓に礼を尽くした施策を講じて領国の安定を図った。庶民の視点から乱世期の権力構造と社会システムをとらえなおす。
 

内容(「MARC」データベースより)

飢餓と戦争の時代。民衆は大名とどう向き合ったか。自らの存立のためにめぐらせた、したたかな知恵と選択とは? 庶民の視点から乱世の権力構造と社会システムをとらえなおす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■白木山神宮寺

2014-12-12 07:19:24 | 熊本

 S家の文書の解読を依頼されて読んでみた。S氏の七代の孫が先祖供養のためにS氏の肖像を画かせて、開眼供養をしたいきさつを白木山神宮寺の住職十妙院良妙が記したものである。S家は嫡家は細川宗家に仕え、ご依頼のお宅は松井康之に仕えてそれぞれ明治に至っている。青龍寺以来の名家である。

さてこの白木山神宮寺とは、日本三妙見と称えられる八代妙見社の下宮(廃絶)である。
八代妙見社は上宮、中宮、下宮があったが、上宮、中宮は廃絶、下宮が現在の八代神社であり白木山神宮寺は下宮の神宮寺であった。
   八代神社 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%BB%A3%E7%A5%9E%E7%A4%BE
   八代妙見 http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%85%AB%E4%BB%A3%E5%A6%99%E8%A6%8B 

過ぎる数か月前八代神社を訪ねたのだが、一部修復(?)工事中で詳細に拝見することが出来なかったのが残念であった。
S家の文書に遭遇し又思いを新たにしている。一度も拝見したことのない妙見祭りも生涯一度くらい拝見したいものだ。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
八代妙見社の末社に霊符神社があった。この神社については、熊本大学教授・西田耕三氏の「八代妙見の霊符」という一文が残されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■熊本藩の支配機構--13 「御城内方」「御船方」「御客屋方」

2014-12-12 07:10:23 | 先祖附

■御城内方
一、宝暦七年ゟ以前ハ御城代と申候を同年二月被改 御留守居大頭と申候御役名ニ相成 同年二月朔日御留守居中御城代長岡助右衛門ニ被仰付候 明和八年之御留守ゟ御一門衆之内
  ニ被仰付 其後は御一門衆ニ被仰付候事

一、以前ハ御天守方支配頭之儀御天守奉行と唱 御留守居組ゟ相勤候処 宝暦六年七月御天守方支配頭と御役名被改 御城内御奉行触被仰付 附属之根取等有之候
一、当御城之儀は加藤家御領国之時 慶長六年ゟ茶臼山ニ御築初ニ相成候て 同十四五年比迄ニ大抵成就仕候由
一、忠利公御入城之後 堀石垣等も段々出来被仰付候事
一、御城天守ハ殿主と元トハ書申候 西洋之城樓を写松本弾正久秀大和国志貴城築申候時建申候由 其後信長公江州安土城ニ五重之天守を御立 扨最上之段を金之段と申候ハ軍用
  金を此所ニ被置候より申候 已ニ信長公ゟ幽齋様安土之金之段ニ被遊御登城候時節挨拶之儀記録ニ見へ申候 其證拠ニは忠利公ゟ寛永十六年四月十六日長岡佐渡守・有吉頼
  母佐・長岡監物ニ被下候御書 前後は略し申候 彼八木ハ金銀ニ仕天守ニ不置候てハ不叶事候間 此八木ハ肥後用ニも遣申間敷候 然は肥後用を達候金銀有之間敷候条 其分ハ
  借銀を仕候て成共調可申と御座候事 一説ニハ鐘之段とも申候 是ハ西洋之説ニて妄誕も可有之と記し不申候事


■御船方
一、御船頭頭之儀 宝暦以前ハ奉行所と申候て諸触達等致居候処 宝暦六年御奉行分職触ニ相成申候事

■御客屋方
一、御客屋方 宝暦五年分職被仰付 右分職ゟ触達いたし候事 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする