津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■松平和泉守宛 細川齊護書状

2014-12-26 18:12:05 | オークション

                                                                           ◆細川斉護 肉筆書簡 松平和泉守宛/幕末の大名 肥後熊本藩主

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■細川家家臣沼田氏と杉原氏(秀吉室高台院実家)との関係

2014-12-26 08:58:03 | 歴史

 史料に出てくる様々な系図などを見てきたつもりだが、「ざるに水」の例えのとおり随分と洩れ落ちている。
沼田家は幽齋の室・麝香の実家であるが、系図を見ると三代延行の嫡男に延武という人物がみえる。熊本における沼田家の四代は延武の弟で二男の延将が継いでいるのだが、どういう訳であったのか気になっていた。最近花岡興輝先生の「主要系図」を眺めていたら、延武について次のような書き込みに気付いた。
「延武 十五郎 三左衛門 正保四年正月、母方の祖父の通称三左衛門尉と名替。母は杉原三左衛門正則女。正則は秀吉之妃高台院殿甥。若州佐梯城主、領地七千石、領地二千石、与力十六騎」

この解説からすると沼田家三代延行の室が、秀吉の室・高台院の甥・杉原三左衛門正則女ということになる。
高台院の甥といえば、木下勝俊(長男)、利房(次男)、延俊(三男)、俊定(四男)、延貞秀規小早川秀秋周南紹叔等が知られているが、正則とは何方であろうか。御存じの方はご教示をいただきたい。
いずれにしろ沼田家が杉原氏とつながっていたことは驚きであった。今後の課題がまた一つ増えた。 

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