津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■石光真清「城下の人」を読む

2015-06-05 18:22:19 | 書籍・読書

 「松寿庵先生・145講」をうけて、今日は石光真清の「城下の人」を一気読みした。
今日は終日の雨で特段することもなくての読書である。改めて読み直すと熊本城下を舞台とした西南戦争の有様が手に取るようにわかる。
上の写真は文中でも紹介されている屋敷内にあった大欅である。
又、会津人・柴五郎(大正8年陸軍大将)との出会いは後に、息・石光真人によって「ある明治人の記録・会津人柴五郎の遺書」という著書となって知られることとなった。
明治33年(1800)の義和団事件に於いて柴は北京の駐在武官として北京籠城をしているが、このとき祖母の叔父狩野直喜が籠城を共にしている。
色々な広がりが思いがけず一族に及んでいた。不思議な巡り合わせである。 

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■松寿庵先生 第145講

2015-06-05 09:09:51 | 史料
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