1990年9月1日初版が熊本大学史料叢書刊行会から発行されている。定価8,500円現在ではなかなか手に入りそうにないが、某書店に在庫が見える。
元和七年六月廿五日の御印帳がスタートになっている。この御印帳については、以前熊本大学の国史研究室が「史料細川家文書(一)(二)(三)」を発表している。
コピーを所蔵しているが、いつどこに発表されのか記録しておらず定かではない。この発表の時期、出典とされる「御印之物」の1~50は東京大学史料編纂所へ貸し出されており、国史研究会のものは51以降のものであり、こちらは寛永三年からスタートしている。
これ以降のものが今後発行されるのだろうが、すでに25年を経過しており「その二」の発刊が待たれる。
裁可文書は藩主の裁可を得るためのもので、藩主のコメントがあったりして興味深い。唯今40ページ迄読了・・・・・