津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■桜数輪

2017-03-08 14:44:29 | 徒然

 鼻水は止まったが目が痛いのは相変わらずだし、喉も真っ赤に晴れているが熱はない。然らばとばかりに近くの本屋さんまで出かける。
「新潮」を買うためだが・・・姿が見えない。店員さんに聞くと注文の入荷のみで一般販売分はないという。地方の悲しさだ。
「又吉さん、これはまた増刷ですぜ」

 帰り道の自衛隊通り(西部方面総監部・健軍駐屯地前)は数百メートルの桜並木で、熊本の桜の名所でもある。
自転車で桜のつぼみの具合を観察しながら、上を見上げながら走っていたら、正門から北へ50メートルばかりの所でなんと開花している桜を発見。
スマートフォンでカシャリ、自転車にまたがったまま背伸びして撮ったものだが、これはトリミングしたもの、あまり写りもよくありませんでしたがお披露目です。

             

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■きくさいやおひつき

2017-03-08 10:19:21 | 徒然

 「きくさいやおひつき」・・・漢字交じり文に変換せよ、そして何のことを言っているのか。さて答えは?

一昔前に遭遇したこの問題、あちこちに濁点を打ちながら考えたが、答えが導き出されなかった。
「いや」を「弥」と読んだ人は上等である。
答えは「木草弥(いや)生ひ月」で弥生・三月のこと、「草や木がいよいよ生い茂る月」である。

その頃はまだ古文書に親しんでいなかったから「弥」の文字が浮かんでくることは100%なかった。

ある会合で老齢のご婦人が、「〇〇やよい」ですと自己紹介された。
付け足しに「三月生まれです」といわれ、「実は漢字ではなくてカタカナで『ヤオヒ』と書きますと言われた。
言わなければよいのに「きくさいやおひつき」が命名の由来ですねと申し上げたら、にっこり笑われて「その通りです」と嬉しそうに仰った。
「弥御健勝ニ被成候哉」とお尋ねしたい処ではある。 

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