そろそろ起きようかと思っていたところに強烈な「こむら返り」が襲ってきた。
「来る」と感じてから「発症」するまでに僅かの時間差がある。今日は残念ながら足首を返す暇もなかった。
震度7クラスの直下型だ。布団を蹴やってガバッと起き上がり、伸びきった足首を床に押し当てるが、元に戻らない。
両手でつま先を握って引っ張り上げて、ようやく足首を90度に保って立ち上がる。
余りの痛さに唸り声を上げたが、隣の部屋から起き出てきた奥方は「知らぬ顔の半兵衛」を決め込んでいる。
後遺症はフクラハギの痛みと共にすねの痛みがある。
昨日の熊本は終日小雨で自転車には載っていないのだが、伏線は一昨日にあるような気がする。
いつもならばペダルには土踏まずのあたりを乗せるのだが、何気なくつま先で漕いでみたのだ。
そうするといつもと違う足の筋肉が動いていることに気づいた。ふくらはぎや大腿筋に相当負担が来てこれはこむら返りの原因になるなと直感してやめた。
そして案の定の結果・・・ 「お目覚めはこむら返り」である。