津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■間違いない梅雨明け・・

2024-07-22 17:13:53 | ご挨拶

 過日梅雨が明けたと思い込んでいましたら南九州のことでした。遅れること■日、ようやく北九州も梅雨明けとなりました。
昨日は午後に妻の見舞いに出かけましたが(週2日)、面会時間15分に自転車で往復20分脳天が焦がれるような暑さでしたが、今日はそれ以上の暑さです。
熊本は36度予想が出ていましたがどうでしょうか。あまり好きではない冷房を27度設定で付けっぱなしで過ごしていますが、頭痛がしています。
慣れない家事仕事や買い物や洗濯、それにベランダの観葉植物を枯らさないように水やりと、午前も午後も走り回って少々疲れ気味です。
主婦の苦労を感じながら、先ほどまでうたた寝をしていました。
そろそろ夕食のことを考えなければなりませんが、この暑さではスーパーのお惣菜やさんまで出かける勇気がわきません。
お茶漬けでお茶を濁すことにしましょう。

明日のお昼には冷やし素麺を食べたいのですが、只今作り方をインターネットで勉強中です・・・

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■漢字雑感

2024-07-22 06:10:10 | 徒然

 古文書に親しんでいる中で、最近漢字についていろいろ思うところがある。
御家流の筆法による文書ばかりではないから、9割方くらい読めれば私的には「読んだ」としたいのだが、読めない字を■と表示している
と、これが気になって仕方なく、一文字を一日がかりとかで何とか読めたときにはまさに留飲を下げる心地よさである。

ところで「変体文字」の中には、「耳」を「ニ」と読ませたりするものがあるが、これは漢音と呉音の違いからきていることを最近知った。
「耳」は「ジ」だろうと思い込んでいたが、「ニ」と読ませるのは呉音である。仏教の経典などはほとんど「呉音」で読むらしい。
たとえば時折くちずさむ般若心経などに「無限鼻舌身意(ムゲンビゼツシンイ)」とあるが如しである。

それゆえこれらの文字が呉音の読みであることを知ることになる。

「王」という字の読みは「ワ」とあることが古文書に初めて親しんだ当初は理解できないでいたが、これは「オウ=漢音」「ワウ=呉音」
であることを知ったが、ほかにも大変興味深いものが色々あり、「春=す」は音ではなく「人名訓」だし、「鵜=う」は訓読みからであり、
変体かな=音読みの常識が通じない。

「而」は「に」の変体カナでもあるが、音読みで「ジ」訓読みでは「て、しこうして」であったりする。
「音=ね」もまた訓読みからきているし、興味は尽きない。
最近では奈良・平安時代の「発音」などに興味をいだいている。
ワ行の「ゐ=Wi」「ゑ=We」「を=Wo」の存在や現在はそれぞれが「い」「え」「お」に吸収された意味など、先にも述べた釘貫亨著の
「日本語の発音はどう変わってきたか」を読みながら大変興味深く読んでいる。

古文書を読んでいるときは、とてもじゃないがこんなことは思いもよらずに一心不乱で読んでいるが、一息つくと漢和辞典を紐解きながら
こんな感じ(漢字)の愉しみ方をしている。

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