津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■八代朽木家取扱之扣写(4)-3・了

2024-07-10 07:15:22 | ご挨拶

   

        氣薄家来取扱家被納メ被申候事も出来
        兼可申と申候処被 仰置候而は先々
        上ゟ被召仕候と申候而も御断に而も奉願不申
        候而は相成不申候 物之様に被存存候 代替り之処
        度々ニ相成候共其身之■■ニ而御座候得共
        減候共又々本々之様ニも返知ニも相成候事ニ
        御座候得共定彦殿万事ニ心を被用信記抔
        も文武藝術等出精いたし御知行も減
        申間敷奉存候 何分ニも順養子之処は近々ニ
        取極メ可申奉存候 誠ニ御返書を奉拝見
        思召を奉背候処返々氣兼多■不幸ニも
        相當り可申候得共孝道ニ茂相當可申私身ニ而ハ
        誠以孝不幸と申候処ニ而身分如何可仕様も
        無御座候得共相老候処何ニ先祖之血筋を
        相立候方宜様ニ奉存候 最早兄弟中江も

        咄合いつれも私存念之処同意ニ御座候間
        何卒近々ニ願■■も差出申度奉存候
        猶右之段申上候以上
                  朽木
            四月     内匠

            紫英様        

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