「熊本史談会」でご一緒する木庭實治様から、表記の御著をお贈りいただいた。第5回熊日マイブック出版賞を得られた、440ページに及ぶ大作である。「発刊に寄せて」を読むと資料集めから二十年を経過したとある。木庭家の繁栄はその枝葉の膨大な事に驚かされる。二十年の月日を要したことも当然であろし、またその枝葉に一つ一つに迫られたご努力にただただ驚かされる。菊地十八外城の一つ「木庭城」は菊地家憲にあるという「内段衆一統して菊池の郡に於て堅く畑を禁制し、山を尚して茂生の樹を増やし家門正法と共に龍華の暁に及ばん事を念願すべし」のごとく、豊かな木々に囲まれた要塞堅固な城であったらしい。一族の皆様のためにと上梓されたらしいが、これは熊本の歴史を知る上でも貴重なものである。お話によると、まだまだ沢山の資料をお持ちらしい。次作も頭にお有りの様で楽しみである。
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23年前に他界した父からは未だ元気な頃私達家族に『先祖は菊地に木庭城で菊池家を守っていた』と聞きました。
実際に小さいころや成人してからも、今は石垣も何もない平地の木庭城跡にも行ったことがありますが、詳しいことは知りませんので、木庭寛治さんに詳しい事を聞きたいです。
一度熊本史談会にご出席に成りませんか。今月は所用で欠席されますが、6月例会は23日を予定しております。この度のご連絡の件はお電話でご連絡しておきます。今後ともよろしくお願いいたします。
侍帳には木庭藤之助家・木庭徳之丞家の二家がありますが、どちらのご子孫でしょうか?