ハノイの街を歩いていると、ある特徴に気がつくことになる。
たとえばある通りには靴の店ばかりが並び、ある通りにはサングラスの店ばかりが並ぶ。はじめは、商売敵が集まってどうするんだと思ったが、よく考えてみると、それよりも利点の方が大きい。サングラスを買おうと思いたったら、その一角に足を運べばよいのである。ばらばらに立地していたなら、そこを生活圏としている人しか買い手にはならない。大袈裟に言えば、神保町の古本、銀座の中古カメラのようなものだ。
そしてなんと、マタニティ・ウェア通りもあった。
店番
マタニティ・ウェア
※写真はすべてPentax K2DMD、M35mmF2.0、Fuji Pro 400にて撮影
●参照
○ハノイの文廟と美術館
○ハノイの街
○ハノイのレーニン像とあの世の紙幣
○2012年6月、サパ
○2012年6月、ラオカイ
○『ヴェトナム新時代』、ゾルキー2C
○石川文洋『ベトナム 戦争と平和』