Sightsong

自縄自縛日記

2012年7月、インドネシアのN島(1) 漁、マングローブ、シダ

2012-07-25 22:52:40 | 東南アジア

スマトラ島の隣にあるN島。ローカル線のプロペラ機に乗り、窓から見下ろすと、視えるのは熱帯雨林ばかり。北緯1度くらい、ほとんど赤道直下である。

天気が良いと、海はとても青く、サンゴ礁のリーフもよく視える。沖に漁船が浮かんでいるところがあり、そこから、獲った魚を小舟で岸にせっせと運んでいた。岸でしゃがんで待つ人たちが、氷を砕いてバケツや箱に魚と一緒に詰め、それを男たちがバイクで市場へと運んで行った。


漁船とリーフ


小舟は魚をせっせと陸に運ぶ


陽気な人


海沿いの小間物屋


バケツと魚と子ども

小さな河口の近くに入っていくと、突然、マングローブ林が現れた。汽水に漬かっている根は、沖縄のヤエヤマヒルギに似た支柱根のようだった。インドネシアでは何と呼ぶのだろう。

そして、川沿いの樹木を見上げると、幹から枝にかけて、オオタニワタリのようなシダがびっしり。これも何と呼ぶのか。

やはり熱帯は愉しい。


マングローブ林


シダ

※写真はすべて、Pentax MX、M40mmF2.8、Fuji Pro 400


荻窪のコチュナム

2012-07-25 07:00:23 | 韓国・朝鮮

編集者のSさん、杉並区議のIさんと一緒に、荻窪の韓国料理店「コチュナム」に足を運んだ。

甕のマッコリを呑みながらいろいろとつまむ。なかでも変っているのが「ゴーヤー・ナムル」で、これはSさんにはじめて聞いてぜひ食べてみたかった。ゴーヤーは熱帯・亜熱帯に育つ野菜であり、とても朝鮮半島にあるとは思えない(確認していないが)。この店の創作料理だろうか、それとも韓国でも輸入して作っているのだろうか。意外とあっさりした味で旨かった。


ゴーヤー・ナムル

「青唐辛子のチヂミ」は、口に入れた直後にピリッとするものの、辛さは後をひかない。チヂミは好きなのだが、このパターンも初体験である。さらに、定番のチャプチェとサムギョプサル。これだけ食べてビールも何杯も飲んだのに、値はそれほど張らなかった。まだいける。


青唐辛子のチヂミ


チャプチェ


サムギョプサル

店を出た後にSさんのご自宅にお邪魔して、またビールを飲みながら四方山話。岩波文庫や近現代史の関連書など多くの蔵書に目を奪われた。しかも、山上たつひこ『鬼面帝国』を見せられ、そのままこっそり鞄に入れてもいいかと訊くと、「誰が盗ったかすぐわかります」。

そんなわけで遅くまで居てしまい、荻窪駅に着くと「人身事故で中央線の遅れ」。東西線乗り換えの中野駅で走る破目になった。

●参照
赤坂の兄夫食堂再訪、新大久保のモイセ
韓国冷麺
赤坂コリアンタウンの兄夫食堂
鶴橋でホルモン
枝川コリアンタウンの大喜
枝川の朝鮮学校校庭で焼肉