5回目のサウジアラビア。
羊肉を炊き込んだカブサという炊き込みご飯が有名で、ほかの料理でも羊肉はよく使われている。もちろん豚肉は一切使わない。牛肉については、ハラールという手続きに則って屠っているために、味がいまひとつだとよく言われる。あとはほかの中東料理と同様に、さまざまなペースト類。
アラビア珈琲
街歩きにはメッカ・ウォーター
■ ALBAIK(ファーストフード)
ジェッダの人気店。4人で食べても十分多いチキンとパンのセットが12リヤル(360円くらい)と安い。そして皮がクリスピーで旨い。
外に出ると、タクシー運転手に、安いだろう、旨いだろう、と言われた。
なお、サウジのあちこちでケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を目にするのだが、リヤドには強敵ALBAIKは出店していない。何でも王族がKFCに資本参加しているからだと聞いた。
■ Garuda Restaurant(アジア料理)
ジェッダ旧市街の近くにあった。いきなりアジア料理が恋しくなって入り、インドネシア料理のミーゴレンを食べた。濃い味付けで、それなりに旨かった。
どうやら、出稼ぎに来ているインドネシア人たちが集まる場になっているようだった。
ミーゴレン
出稼ぎと言えば、スーパーマーケットである。つまり、ハウスメイドは出稼ぎ労働者の仕事のひとつであり、サウジのお金持ちは肉や野菜の調達にくることは少ない。そのために、都市部のスーパーに入ると、アジア人ばかり。
懐かしい瓶のコーラ
■ Red Sea Grill(シーフード)
ジェッダは紅海に面した街である(メッカへの玄関)。そんなわけで、「紅海グリル」というベタな名前の店に入ってみた。
感想は・・・う~ん。魚介は不得意なのかな。
海老と魚とイカ
「サウジ・シャンパン」とはいってもただのジュース
■ Golden Dragon(中華料理)
リヤドの数少ない中華料理。評判も良いようで、中東料理にはない辛さに満足。こうなるとビールが飲みたくなるが、当然無理。ノンアルコールビールでごまかした。
若い中国人たちがぞくぞくと入ってきた。
■ マクドナルド
説明不要、同じ味。チキンサンドのセットが21リヤル(630円くらい)であり、値段も同じようなものだ。
注文しようとしたらアザンが始まり、シャッターが降りた。ふつうはこうなると20分くらい何もできないのだが、急いで出してくれた。
■ Assaraya Turkish(トルコ料理)
リヤドにあるトルコ料理のファミリーレストラン。メニューを開くと、メインディッシュは同じ色の肉料理ばかり。適当に頼んだがどれも旨かった。
しょっぱいヨーグルトドリンク
ラムチョップ
●参照
旨いサウジアラビア
リヤドの夜景
2014年9月、アラビア砂漠
2012年11月、リヤドうろうろ
2012年11月、リヤドの朝
リヤドの国立博物館
リヤドのビルと鍵と扉
保坂修司『サウジアラビア』
上海環球金融中心のエレベーター、蔡玉龍の新作「へちま棚の下で30年」
バンコクの「めまい」というバー(バンコクの高みからの夜景)
旨いジャカルタ その2(ジャカルタの高みからの夜景)