日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】 村上春樹著 「辺境・近境」(新潮文庫)

2010-06-06 21:26:43 | 本・映画・展覧会
 旅先で旅に関する本を読むのは面白い、と前にも書いた。それが旅行中のエリアなら、執筆当時と今その瞬間とを比べられるし、全く違うエリアなら彼我の隔たりを思い描いてみる。

 そんなプラスアルファの楽しみは別としても、本書は面白かった。面白いと言うか共感したって言うのか。それは本編中の旅程や行動ではなく(正直、天下の村上春樹サンがこんな旅をするとは思いも寄らなかった…内容は読んでのお楽しみ)、最終節「辺境を旅する」の一節…インタビュー記事の再構成らしいのだが、「(前略)だから旅行に関して言えば、たとえどんな遠くに、どんな僻地に行くにしても、『これはそれほど特別なことじゃないんだ』という認識がまず最初に頭にないと、駄目だと思うんです。(後略)」

 その後、著者の旅のスタイル~旅行の記録やその後の旅行記の書き方へと話が展開するのだが、この一説は心より同意する。そう、別に大したことじゃないんだよ!もしそれが大したことだと言うのであれば、それは行く旅先ではなく行くための努力、行き続けるための執念にこそ向けられるべきものだと思う。それは本人にしてみると大きな違いなのだ(笑)。

 最近はいわゆるヒット作と聞くだけで背を背けてしまうので、村上春樹なんて読むのは「ノルウェイの森」「ねじまき鳥クロニクル」以来、まだたった3作目だった。だから「1Q84」も「海辺のカフカ」もタイトルしか知らないし、どういう傾向が世の人々に(しかも海外でも、だ)ウケているのか分からない。しかし本を読んだ限り、村上春樹ってスゲェなと思えるのだった。

 2010年5月30日 瀋陽のホテルにて読了
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年5月31日 【旅行】中国東北部へ(3)

2010-06-06 07:30:16 | 旅行・ハイク&ウォーク
 瀋陽も昨夜から雨になった。持ち時間も半端だし、ちょっと市内をブラブラして終了。町中の移動を自力ですると意外と時間を喰うので、短い時間で観光をしたければ現地のオプショナルツアーに乗るべきだ。秋に再訪予定なので、その時はツアーに申し込んでみよう。

 空港行きのバス乗り場が分からず乗り遅れたが、タクシーに相乗りの誘いがあって結果的にバスより早く到着。こういう合理性は嫌いじゃない。夜なら躊躇しちゃうけどね。

 瀋陽からのNH926(B737-700/JA08AN)は気の毒なほど空いていた。定員120名に対し乗客20数名、SAAB340でも乗り切れちゃう!これでは燃料代も出ないんじゃないだろうか。「普段はけっこう混んでて満席の日も多いんですが」とCAさん。

 雲上飛行が続いて下界は見えないし、パーソナルモニターはないし(JALの738INTも無いのかなぁ?)機内誌を読んだりして3時間ほどで成田へ到着。帰りに瀋陽出身者がやってる食堂に寄って夕食。本日の新聞と現地で買ったチープなつまみをお土産に渡したら生ビールをサービスしてくれた♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする