2010年5月28日 【物欲】デイパック調査（その２）

　最近アウトドアねたを色々と振ってくる部下Ｌと、恵比寿の「mont-bell」に行った。メインはもちろんデイパックの下見…と言ってもここはモンベル製品しか置いてない。

・ガレナパック 25
　オーソドックス。

・フラットアイアンパック 25
　軽い。

・ストライダーパック25
　バンジーコードつきで一番のお目当て…だが人気商品らしく欠品。

　何れにしろモンベルのパックは内側がナイロン仕上げ。尖ったものがあれば突いて切れ、そこから破壊が始まる惧れがある。デザインや色に魅力的なものはあるが、たぶん買うことはないだろうな～。


　で、折角なので店内をくまなく見物。あるある、欲しい物が。冷静に考えれば大して使う当てもないのに。冷静に考えれば似たような商品がホームセンターや釣具屋で安く買えるのに。今年の夏茄子、支給はあるが普段通りにしてても下がると先般「ご宣託」があった。普通以下にしか働いてないヒトは？？？

　かくして、何も買わずに店を出たのであった。次は個人的な本命・ノースフェイスに行こうかな♪７月に上高地のお誘いがあったので、それまでに何とかしたいものだ。
（ってか週末の旅行、また壊れかけたデイパックで行くのかよ…）

【本】ジム・ロジャーズ著、林康史＋林則行訳 「世界バイク紀行」(日経ビジネス人文庫)

　題名には「冒険投資家ジム・ロジャーズ」とつく。

　刊行元が日経であることからも推測できるが(笑)、本書は世界一周バイクツーリングのレポートではない。もちろん道の具合がどうだったとか、どっかでバイクが壊れたとか、国境で揉めたとか、多少の記載はある(原著はもう少し多いらしいが日本語版では削られている)。

　本書のメインは行程中のできごとではなく、著者自身が実際に訪問して感じた各国の様子、現地で会った人々や滞在中に調査した結果から、幾つかの国で投資を行う様子。

　「勝ち組」投資家であるならば、と言うか普通であればN.Y.のオフィスであちこち電話するなりレポートを取り寄せるなりして投資の判断をするのだろうが、実際に現地を見て聞いて決めると言うのがすごい…しかも２年間かけて世界一周なんて！

　本書の過程で行った投資の結果について、著者は記していない。が、15年ほど前の本書に記された著者の各国に対する「予言」は当たっているところが多く、きっと投資も失敗していないのではないか。

　その後の著者はアメリカを離れ、現在はシンガポールに住んでいるらしい。アジアへの投資を考えているスタンスの表れか。村上ファンドを思い出したが、もちろん著者に黒い噂はない(ようだ)。

　単に羨んでいるだけの自分は、小金持ちにすらなれそうにないなぁ。

　2010年5月25日　自宅にて読了