日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2010年6月11日 けっきょく

2010-06-14 21:11:40 | ノンジャンル
 1週間を棒に振りました。信じられないことにまだ治りません。いちおう病名はあって「咽頭喉頭炎」って言うらしいんだけど、要は「のどかぜ」。今年のは長引くと聞いてはいたが、ここまで自分に降りかかってこようとは…

 通常の投薬でなかなか回復しないので、次の診断ではもう少し強いクスリに変えるとか、飲み薬以外の手段を考えるとか(うがい薬はやってます)しないとダメかなぁ。

 とにかく、気が滅入らないよう気をつけないと。家で筋トレでもしたかったんだけど、ちょっと呼吸が乱れるとすぐに咳き込んじゃうのでダメ。ひたすら西友、姓名…じゃなくて静養してました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】田中淳夫著 「割り箸はもったいない?」(ちくま新書)

2010-06-14 07:07:27 | 本・映画・展覧会
 サブタイトルは「食卓からみた森林問題」。

 確かいっとき「割り箸は勿体ない、森林破壊の一因だ」という議論があって、そのあと「割り箸は間伐材の有効活用だから森林破壊とは関係ない」で下火になったんじゃなかったかな?でも最近、森林破壊とは別に「MOTTAINAI」ブームのおかげで「マイ箸」持参者が増えた…と理解していた。

 本書は、「行き過ぎた環境保護論」に反論すべく…著者は反論でなく公正に検証と述べている…割り箸の原材料の調達過程を克明に調べている。材料調達だけでなく加工方法、さらには割り箸の歴史や種類まで調べている点はユニークであり、「そもそも割り箸は」からの展開は結論を急ぐ読者向けではないが1つの読み物として面白い。

 で、結論としてはどうなのか?それは是非ご一読頂き、読むだけでなく同時に己が生活を振り返って頂きたい。結果を表面的になぞるだけでなく、自分で考えて行動しなければ、結局はエ「セ」ロジストになってしまうだろうから。

 著者も書いていることだが、この手の問題を「トータル」で考えるのはとても難しい。箸を繰り返し利用するために必要な水、洗剤による汚染、割り箸の配送やゴミ回収に必要な燃料による大気汚染、使用済み割り箸を燃やすことで発生する熱の問題(CO2はカーボンオフセットだと著者は言うが、この時発生する熱をどう扱うかについては書いていない・エントロピーの法則?)…

 ただ自分としては、「使い捨ては宜しくない」という心持ちは否定したくない。3Rに該当するのであればまだしも…それを覆すほど具体的な検証は、本書では行われていなかった。ついでに書くと森林の間伐による効用について書いてるくだり、たぶんあれを林業関係者に読ませたら一笑に付されるのではないか。理論と現実経済とは違うのだ。

 2010年6月10日 自宅にて読了
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする