日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】小田桐 誠著 「ドキュメント 生協」(現代教養文庫)

2010-09-12 20:09:25 | 本・映画・展覧会
 以前住んでいた場所では、日常の買い物と言えば生協だった。生まれて初めてアルバイトをしたのも生協だったのは余談。昨今では流通・小売業の様相は大きく変わり、ごく一部の例外を除けばスケールメリットを活かした大型スーパーでなければ生き残れないような状況であるように思える。

 本書は90年代初頭に書かれたもので、20年前の話だから「現況」は現在と大きく違うことが予想される。が、そこまでの発展経緯や取り組み、当時認識されていた問題を知るに不都合はない。そう認識した上で読めば、生協についてある程度知ることができる本と言えよう。

 探せばきっと、その後の生協運動についても知ることのできる本があるのではなかろうか。今は生協利用者ではないので知って得するわけでもどうなるわけでもないのだが、元来は共同購入による消費者への還元からスタートした運動が良質安心な製品の開発へとシフトし、その過程で(必然的に)政治にも関わることになった生協がどうなったのか、消費者の意識が変わりゆく中でその理念を維持しつつ存続してゆけているのか興味がある。

 2010年9月6日 通勤電車車中にて読了
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2010年9月6日 【物欲】ヘッドホンが必要かな

2010-09-12 05:48:18 | 各種物欲
 音楽を演るのに「耳コピ」という準備方法がある。読んで字のごとく元の演奏を聴いて耳から覚えるのだが、それが楽器のパートだと結構難しかったりする。インストルメンタルならまだ良いが、歌入りだとバックの演奏はレベルが低めなことが多いし、特にベースやドラムの低音はポータブルオーディオなどでともすれば「聴こえない」こともある。

 最近はスピーカーで音を聴くことがないため、わずか10mmのインナーイヤホンで聴くことが多く、けっこう困る。「うぅ、どう叩いてるのか分からん…」というワケで会社帰りにフラフラ、量販店に寄ってみた。

 ちゃんと聴こうと思ったらインナータイプでなくヘッドホンにしないと。装着して出歩くには抵抗ある年齢なので自宅限定と考えて、目的が「低音部のパートを聴き取る」ことだから(アンバランスなので好きじゃないんだけど)全体のバランスより低音の出方を重視して…

 で、問答無用でAKG K701です。理由は訊かないで下さい(笑)、残念、この店はハイエンド製品は展示のみでモニタできない。どうせ陳列して装着までできるんだから自分のソース繋がせてよ!まぁいいや、どうせこのランクの製品を買えるワケじゃなし。

 でもK701、何か材質感も仕上げも価格相応でなく、持つ喜びを満たしてくれそうにない製品だなぁ。とは言え上限39,800Hzってバケモノ!普通のヘッドホンだと2万数千Hzだからね。どんな音がするんでしょ。

 冗談はさておき、1時間ほどあれこれケータイに繋いで同じソースを聞き比べてみたのだけど意外と値段に比例しないものだと驚いた。音圧、音質、そして造り。カタログスペックと印象はリンクしない。こんなの「みずてん」で通販で買っちゃダメだね絶対!

 現実的なところで、1万円以下で今回の目的に合っていそうな製品を2つほど見つけた。よくよく聴き込めばもう少しあったのかな。

・SONY MDR-XB500
 http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-XB500/index.html
 とっても不自然に低音が持ち上げられてる(笑)が、今回の目的にはバッチリ!
 モコモコのイヤーパッドはウレタン?本当は「ゲル状がいいの~♪」(爆)


・JVC HP-S360
 http://www.jvc-victor.co.jp/accessory/headphone/portable/hp-s360/index.html
 2,980円!口径小さい割に低音が良く出ており聴き取りやすい。
 折り畳み可能なのも(気が変わって)持ち出す場合に便利。
 繋ぐのがケータイなので、それに合った白色があるのも魅力。

 2,980円ならつい買ってしまいそうだったがグッと堪え、SKYPE用ヘッドセットを使うための延長ウード、ケータイをサイレントドラムのコントローラーに繋ぎ込むためのケーブルだけ買って退散。これであと何日耐えられるか(苦笑)

 ちなみに先日から使い始めたインナーイヤホンはサイズが合わず、買い替えたい…

コメント (3)
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