基本的には防衛省には頑張って欲しいと思ってるし、単なる災害派遣部隊にとどまってはいけないと思っているって、先日「ヒゲの隊長さん」が書いた本の感想でも書いたよね(笑)。
アレよりはマジメと言うか難しい本。太平洋戦争後の旧軍解体から新たな組織の設立、その発展を改めて解説し、その過程で生じた矛盾などにも触れているため「なんで?」と言う疑問が少しずつほぐれていった感じがするよ。
とは言え、もちろん新書一冊ですべてが分かるわけではなく、そもそも自衛隊いや防衛省の立ち位置が定まっていない現在、きちんとした解説もできようはずがない。なぜすぐに軍国主義復活とか言う話の流れになっちゃって、そもそも防衛とは自衛とは何かって議論をとことん詰めないのか、マスコミ、政治、そしてヒステリックな国民すべてに腹が立つ。決して著者のせいではない。
でも防衛省とて決して褒められたばかりではないんだよね…旧軍伝統のいじめもあるし、軍事機密とは関係なく隠蔽体質もあるし、決して多いとは言えない自衛官に犯罪者も出てくるし…毅然として国民を国土を平和を守り、信頼され尊敬され愛される自衛官や組織であって欲しいんだけどなぁ、そこまで称えるには遠い感じがするね、防衛省。
2012年10月18日 通勤電車車中にて読了
アレよりはマジメと言うか難しい本。太平洋戦争後の旧軍解体から新たな組織の設立、その発展を改めて解説し、その過程で生じた矛盾などにも触れているため「なんで?」と言う疑問が少しずつほぐれていった感じがするよ。
とは言え、もちろん新書一冊ですべてが分かるわけではなく、そもそも自衛隊いや防衛省の立ち位置が定まっていない現在、きちんとした解説もできようはずがない。なぜすぐに軍国主義復活とか言う話の流れになっちゃって、そもそも防衛とは自衛とは何かって議論をとことん詰めないのか、マスコミ、政治、そしてヒステリックな国民すべてに腹が立つ。決して著者のせいではない。
でも防衛省とて決して褒められたばかりではないんだよね…旧軍伝統のいじめもあるし、軍事機密とは関係なく隠蔽体質もあるし、決して多いとは言えない自衛官に犯罪者も出てくるし…毅然として国民を国土を平和を守り、信頼され尊敬され愛される自衛官や組織であって欲しいんだけどなぁ、そこまで称えるには遠い感じがするね、防衛省。
2012年10月18日 通勤電車車中にて読了