日々のつれづれ(5代目)

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2012年10月27日 【旅行】キタ!九州(1)

2012-11-07 07:06:07 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ウチの母親は北九州市の出身。子供の頃は良く母方の実家へ寝台特急「あさかぜ」で行ったもの。現地では叔父さんがあちこちドライブに連れて行ってくれた。当時は八幡の高炉も消えてなかったし、今で言う「工場萌え」の景色も良く見たもの。

 そんなドライブで通ることもあった若戸大橋が完成50周年を迎え、橋を通行止めにしてウォークをすると聞いてとりあえず応募してみた。今後も60周年とかであるかも知れないけど、何と言っても半世紀ですよ!

 本当に当ってしまい、それでも参加を躊躇っていたのだが上級会員資格獲得のため飛行機に乗る必要があり(爆)、行くことにした。始発電車で羽田空港へ行き、それを待ってたかのように(たぶん本当)出発する5時55分発、眠すぎる…お客が少ないのを見越して羽田では珍しい小さな機材。JL371便(JA216J:E170)で北九州へ。あれ?JAL系ERJは初めての搭乗だった?

 この便にしたのは、「集合:10時30分」と当選通知書に書いてあったから。福岡の初便でも間に合うが、早起きして北九州便にすれば数千円安い。しかも会場の戸畑は北九空港からの方が近く安い。が、予約を決済した後で、ウォークは日曜日の開催だと気付いた。24時間の早着…(号泣)。

 なので今日は北九州観光、いやその前に爺ちゃん婆ちゃんの墓参り(写真)。小倉駅から歩いて行けるお寺、10数年ぶりなのに道を覚えていた。次いで、皆が住んでた県営住宅を訪ねてみた。高層マンションに建て変わってた。現地で通った歯医者さん、小さなマーケット、紫川、その向こうに見える市民病院。遠くに見える鉄橋、僕が頻繁に訪れていた時分はまだ、筑豊からの9600(SL)が走っていた。80系気動車特急「日向」なんてのもね。これだけ変わったこの町に、もう用はない。たぶん、二度と訪れることはないだろう。雨になった。

 松本清張記念館、ここは良かった。推理小説以外にあんなに色々なジャンルの作品を残していたなんて知らなかった。ざっと見たつもりで2時間かかった。小倉城。泳ぎを覚えた市民プールはなくなっていた。

 紫川周辺が綺麗に整備されていた。「水環境館」を見学、ここも子供向けながら飼育している生物が多く興味深く過ごした。そして魚町銀天街。まぁまぁ人が居て淋しい気持ちにならずに済んだ。

 雨降りもけっこうきついし、モノレールで終点まで往復、町並みを見物。再び魚町付近で降り、バスで門司港へ。これが遠回りする高速経由でユニークだったかな?早起きで眠いのでレトロ散策はパス、ホテルに入って昼寝。夕食に町に出ることもせず、本を読んだりしてずっとホテルで過ごした。今日はセンチメンタルにノスタルジックな気分だったな。決して不愉快じゃない。

 ルートイン門司港泊
コメント
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