日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】熊谷達也著 「稲穂の海」(文春文庫)

2013-08-07 22:23:14 | 本・映画・展覧会
 先日読んだ「虹色にランドスケープ」が好印象だったので、再び熊谷達也です。割とこういう「ひとり集中豪雨」的な読み方をします。

 今回はバイクとは全く関係がなく、東北を舞台にした作品集。それぞれの物語が相互に繋がり一冊通して一つの世界を物語ることもない。作者が仙台出身なため、土地勘や風土、言葉などしっくり書けるのだろう。作中の会話は大事だ。方言で語られるとぐっと地域性が深まり、いかにもその地での出来事に思えるから不思議なもの。

 何だろうね、声高に東北バンザイとか地方の時代とか叫んでるわけでなし、もちろん地方を否定し東京一番なんて話でもないし。たまたま舞台が東北だけど、日本のあちこち、地方都市から小さな村のあちこちで、本書に著されたような小さな物語、人々の営みがなされているって改めて思わされたと言うのか。生まれてこのかた首都圏で生活してきた人間がそう感じたと言うのは不遜なのかもしれないけど。

 2013年8月2日 通勤電車車中にて読了
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2013年8月1日 【旅行】こんな自転車で

2013-08-07 05:36:13 | 旅行・ハイク&ウォーク
 世の中オモシロイ人は幾らでもいるもので、妙な乗り物で日本一周にチャレンジしてる人に会ったり噂を聞いたりした。

 昔は原付(50cc)バイクとかママチャリあたりで「おぉっ」となったのだが、道路も整備され斯様な「武勇伝」も増えてくると、だんだん価値が落ちてくると言うか感心・賞賛のインパクトが弱くなってくるのである。

 そうするとウケ狙いで色々な手段が出てきて、バイクで言えば原付でもチョイノリ(スズキの超お手軽原付)とか、キックボードとか、リヤカーとか、トラクター(耕運機の前半分)とか。実はやってみたかったクチなんですよね、私(笑)。

 最近の自転車ブームのせいか、以前より規制緩和になったせいか、色々なタイプの自転車を見かけるようになった。高級なロードモデルだけでなく、昔なら「実用車」と言われていた荷物運搬用のがっちり用途でも、最近はこんなのもある。

 ロングホイールベースで後2輪、タイヤは恐らく原付スクーター用。荷物を収納するのは箱のままでも良いし、柔軟な荷姿にできるバッグやザックの複数積みでも良い。スライド式の床板にして、寝台にすれば湿気や寒気を防げる、コット代わりになる!?その上にツーリングテントを展開すれば「寝台自転車」だ!

 そうして製作したギヤで旅することより、ギヤを仕立てる過程に魅力を感じてしまう。あぁ、本末転倒。でも地力(人力)で日本一周や四国遍路、やってみたいなぁ。
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