何だか「夏休みの自由研究」みたいなタイトルで、時期的に狙ったのかなぁと思う。会場に入るとツンと鼻を突く酢酸の匂い。あぁ印画紙が展示されているなと思う。
会場のテーマはつ、「アングル」「焦点」「光のあつかい」「暗室作業」。所蔵作品から構成されるため、過去に見た作品も展示される。広範な被写体・撮影技術なのは、気に入ったジャンルばかり観がちな自分には良い刺激となる。そして改めて自分の好みを認識するのだ。
「アングル」は構図ともフレームワークともほぼ同義語と定義する。自分自身けっこう気を遣い、作品を観るときには注目する部分なので大いに感心。でも女優・北原三枝(石原裕次郎の奥さん)の写真の背景には進水直前だろうか、大きな船。「淡路山丸」と読める。調べたら有名な太平洋航路の高速貨物船ではなく二代目の方みたいですね。
イカンまた背景に気をとられてしまった…その他の作品にも1937(昭和10)年のカリフォルニアの写真にSouthern Pacific鉄道の広告が写っていたり、林忠彦の作品で四国霊場の金剛福寺を見つけおぉここ通った、今も変わらんと思ったり。
「焦点」を焼点と書けば腑に落ちる。「光のあつかい」はコンパクトデジカメやスマホのカメラでは調整の面倒なところ。「暗室作業」では多重露光や焼き調などのテクニックが紹介され、ここだけはどうしても馴染めない。
相変わらずデジタル一眼レフは持たず、安物のコンパクトデジカメでどれだけきちんと写真を撮れるか考えながら使っているのだけど、まだまだ考えることが必要だと思わされた。良い勉強になりました。
2013年8月8日 恵比寿・東京都写真美術館にて
会場のテーマはつ、「アングル」「焦点」「光のあつかい」「暗室作業」。所蔵作品から構成されるため、過去に見た作品も展示される。広範な被写体・撮影技術なのは、気に入ったジャンルばかり観がちな自分には良い刺激となる。そして改めて自分の好みを認識するのだ。
「アングル」は構図ともフレームワークともほぼ同義語と定義する。自分自身けっこう気を遣い、作品を観るときには注目する部分なので大いに感心。でも女優・北原三枝(石原裕次郎の奥さん)の写真の背景には進水直前だろうか、大きな船。「淡路山丸」と読める。調べたら有名な太平洋航路の高速貨物船ではなく二代目の方みたいですね。
イカンまた背景に気をとられてしまった…その他の作品にも1937(昭和10)年のカリフォルニアの写真にSouthern Pacific鉄道の広告が写っていたり、林忠彦の作品で四国霊場の金剛福寺を見つけおぉここ通った、今も変わらんと思ったり。
「焦点」を焼点と書けば腑に落ちる。「光のあつかい」はコンパクトデジカメやスマホのカメラでは調整の面倒なところ。「暗室作業」では多重露光や焼き調などのテクニックが紹介され、ここだけはどうしても馴染めない。
相変わらずデジタル一眼レフは持たず、安物のコンパクトデジカメでどれだけきちんと写真を撮れるか考えながら使っているのだけど、まだまだ考えることが必要だと思わされた。良い勉強になりました。
2013年8月8日 恵比寿・東京都写真美術館にて