ウルムチ駅を深夜0時20分過ぎに出た国際列車K9795次がアルマティ(駅名はアルマ・アタ2)に終着するのは明朝8時、車中2泊となる…が、旧ソ連圏の列車らしく(週2便のうち今日はカザフスタン国鉄の担当日だ)車内に掲示された時刻を見ると8時でなく早朝4時台に到着となっており、未明に叩き起こされそうな予感…
その心配は今晩すれば良く、ウルムチを出てすぐ寝て起き少し走ったら中国側の国境駅・阿拉山口に着いた。ここで延々と出国審査を待ったが、待つのがイヤなら出発時刻を未明の2時とかに繰り下げるぞと言われても困る。どうせなら暖かい寝台車で寝てたいもんね。乗客の数が少なくヒマなのだろう、2回も念入りな検査&口頭尋問(ほとんど雑談)を受け辟易したところで発車。鉄道の国境審査で難癖を附けられることはあっても賄賂をせびられることはこれまでない。
国境区間をノロノロと走ってカザフスタン入り。こちらの入国審査&荷物検査はアッサリしたものだった。ドルジバ駅で希望する乗客を降ろし、いったん台車交換の工場へ入場。降りても駅前には何も無さそうだし、カザフの金も持ってないし(ウルムチでは両替所あったのかなぁ?)、台車交換の作業は見たいしで車内に留まる。過去に何度も見てるとは言え(何度も見てるってのもどうなんだ…)、自分の乗った車両が持ち上がり台車だけゴロゴロと転がされるさまは面白い(写真)。
ドルジバから夜22時過ぎの停車駅まで、一人の大学生が同室となった。ロシア式に4人コンパートメントだが増えて2人なのでゆったりと過ごせる。ひたすら草原地帯を走った夕方、ロシア・ノヴォシヴィルスクから繋がる鉄道路線との交接点であるアクトガイ駅で商都アルマティ行・首都アスタナ行の各4両に分割され、身軽になった編成でひたすら夜を走る。列車の振動とジョイント音に身をゆだねていると、四六時中なんとなく眠い。
車中泊
その心配は今晩すれば良く、ウルムチを出てすぐ寝て起き少し走ったら中国側の国境駅・阿拉山口に着いた。ここで延々と出国審査を待ったが、待つのがイヤなら出発時刻を未明の2時とかに繰り下げるぞと言われても困る。どうせなら暖かい寝台車で寝てたいもんね。乗客の数が少なくヒマなのだろう、2回も念入りな検査&口頭尋問(ほとんど雑談)を受け辟易したところで発車。鉄道の国境審査で難癖を附けられることはあっても賄賂をせびられることはこれまでない。
国境区間をノロノロと走ってカザフスタン入り。こちらの入国審査&荷物検査はアッサリしたものだった。ドルジバ駅で希望する乗客を降ろし、いったん台車交換の工場へ入場。降りても駅前には何も無さそうだし、カザフの金も持ってないし(ウルムチでは両替所あったのかなぁ?)、台車交換の作業は見たいしで車内に留まる。過去に何度も見てるとは言え(何度も見てるってのもどうなんだ…)、自分の乗った車両が持ち上がり台車だけゴロゴロと転がされるさまは面白い(写真)。
ドルジバから夜22時過ぎの停車駅まで、一人の大学生が同室となった。ロシア式に4人コンパートメントだが増えて2人なのでゆったりと過ごせる。ひたすら草原地帯を走った夕方、ロシア・ノヴォシヴィルスクから繋がる鉄道路線との交接点であるアクトガイ駅で商都アルマティ行・首都アスタナ行の各4両に分割され、身軽になった編成でひたすら夜を走る。列車の振動とジョイント音に身をゆだねていると、四六時中なんとなく眠い。
車中泊