TVでシリーズをやったアニメのその後を描く映画版。これは、オリジナルを観ていないと楽しめないんじゃないかなぁと思った。京アニ+山田尚子+吉田玲子+堀口悠紀子って「けいおん!」シリーズ以来の最強トリオによる作品。
ストーリーは、TVシリーズの時は何だか絞りきれていない印象を最後まで拭いきれなかったが、今回はタイトル通り恋愛一直線!思い切ったなぁと感心。その過程で、主人公や友人たちの成長ぐあいを描く。みんな変わって(成長して)ゆくんだねぇ。
ヒロイン「たまこ」と幼馴染の「もち蔵」がメインキャラではあるが、たまこの友人、「かんな」と「みどり」の表情や言動の成長ぶりに感心。特にみどりは前回と同様、友情を越え恋愛に近い感情や、大人びた言動が信者を集めそう。
意外な展開のストーリーに対し、驚愕のレベルなのが作画。前回以上に光と影のコントラストや空気・水の透明感が良く出ている。京アニの作画はレイヤの重ね方が一般的なアニメより多くそのぶん多彩な表現ができるらしいが、ちょっとした間のあいだに動く空気やざわめき、息遣いが感じられそうでただただ感心した。
「けいおん!」メンバーも卒業しちゃった。「たまこ」の面々も卒業だ。また新たに高校生を主人公とした素晴らしい作品が登場するのだろうか。
2014年5月13日 川崎・チネチッタにて
ストーリーは、TVシリーズの時は何だか絞りきれていない印象を最後まで拭いきれなかったが、今回はタイトル通り恋愛一直線!思い切ったなぁと感心。その過程で、主人公や友人たちの成長ぐあいを描く。みんな変わって(成長して)ゆくんだねぇ。
ヒロイン「たまこ」と幼馴染の「もち蔵」がメインキャラではあるが、たまこの友人、「かんな」と「みどり」の表情や言動の成長ぶりに感心。特にみどりは前回と同様、友情を越え恋愛に近い感情や、大人びた言動が信者を集めそう。
意外な展開のストーリーに対し、驚愕のレベルなのが作画。前回以上に光と影のコントラストや空気・水の透明感が良く出ている。京アニの作画はレイヤの重ね方が一般的なアニメより多くそのぶん多彩な表現ができるらしいが、ちょっとした間のあいだに動く空気やざわめき、息遣いが感じられそうでただただ感心した。
「けいおん!」メンバーも卒業しちゃった。「たまこ」の面々も卒業だ。また新たに高校生を主人公とした素晴らしい作品が登場するのだろうか。
2014年5月13日 川崎・チネチッタにて