日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2014年4月27日 【旅行】BGMは喜多郎かゴダイゴか…中央アジア紀行(2)

2014-05-11 22:06:08 | 旅行・ハイク&ウォーク
 昨日の朝10時過ぎに北京を出発した当列車のウルムチ終着予定時刻は今晩21時前、すなわち丸2日間乗りっ放しと言うわけ。ビバ長距離列車!なにせ中国の客車には各車両に無料の給湯器が付いており(最近の高速鉄道車両「動車組」には付いていない)、各種ティーバッグ類に蓋付きサーモマグを持ち込んでいるので朝昼晩いつでも「長距離ティータイム」♪

 写真は、途中駅での風景。中国の列車はすべて、服務員が直立不動して乗客を出迎える(通過駅ふくむ駅員も同様)。キリッとしていて気持ちの良い(あれこれ深く考えるのはよそう)姿勢だが、乗客が往来するためこのようにクリヤな写真を撮るのはひと苦労なのだ。

 高速鉄道と言えば中国では、建設ペースは鈍ったものの複線化・直線化・別線化といった高速鉄道化プロジェクトが各地で進行しており、奥深いウルムチまでの線区にあっても各地で工事が行われ、ひょっとしたらあと1,2年で当列車も動車組に置きかえられちゃったりするのでは?と思わされた。

 いよいよ訪問国のガイドブックを読み始めたり、長々と乗って飽きないとは言い切れないものの決して苦行ではなく、のんびり豊かな時間が過ぎて行き2日目の21時前、北京よりは随分と西方ゆえ十分に明るいウルムチ駅に定刻に到着した。ホテルは駅前と聞いていたが駅前を見回してもなく、警察官に尋ねたら身振りで教えてくれた所へは軽く10分はかかったが、見つけやすい場所なのが救いだった。

 ホテルフロントで現地旅行社の方と落ち合い、次に乗る列車の寝台券を受け取り支払いを済ませた。ここまで奥地でも、需要があるためか日本語を学び喋れる人が居るのには驚きだ。

 地王大酒店(Diwang Business Hotel)泊

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2014年4月26日 【旅行】BGMは喜多郎かゴダイゴか…中央アジア紀行(1)

2014-05-11 08:43:11 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝食後、タクシーを呼んで貰い北京西駅へ。西駅に来たのは何年ぶりだろうか。今日はここから遠路はるばる新彊ウイグル自治区の中心地・ウルムチまではるばる35時間近い列車の旅に出る。

 10時01分、ウルムチ行きT69次は中国でも有数の人気列車らしい。と言ってもハイグレード車両とかスーパーサービスとかではなく、需給面での入手難関列車ってだけみたいなんだけどね(^^;)。事実2年前、自分もこの列車の寝台券を入手することができずカザフビザを取得したものの行かず終いで日中間の航空券はキャンセルした経験を持っている。今回はリベンジなのだ。

 車両は中国の長距離特快として一般的な25K平屋型、客車以外のも含め18両くらい繋いでいるかな?素晴らしい。出発して1時間おきに腕時計のアラームを鳴らしてデジカメで定時撮影を繰り返す。日本から持ち込んだカップ麺やホテルで貰った果物、駅で買った菓子など色々と食べながら過ごす。読書そして昼寝。まず読んでいるのはこの先訪れる国々のガイドではなく虫食い読書となっていた「中国鉄道大全」、まとまった時間にじっくり読む。車窓に目をやる。読む。昼寝する。身内との遊びに飽きた隣のボックスの可愛らしい女の子がまとわりついて来た(写真)。

 今回取れた寝台は硬臥(日本で言うB寝台)、3段式の中段だが取れただけで有難く、確かに上下方向の余裕はないのだがさほど気にならず眠れる。

 車中泊
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