日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2014年5月4日 【旅行】BGMは喜多郎かゴダイゴか…中央アジア紀行(9)

2014-05-15 22:05:43 | 旅行・ハイク&ウォーク
 相変わらず体調は宜しくない…と言うか明らかに悪化しているなぁ。今日は大人しく車に揺られ、ひたすら休養に努める。ドライバーに身体の具合が思わしくないこと、ビシュケク市街には寄らず郊外のマナス空港へ直行して貰いたいこと、19時過ぎの出発で時間がたっぷりあるのでゆっくり走って貰いたいことを身振り手振りで説明したところ何とか伝わったようで、せいぜい80kmほどで走ってくれ有難い。

 250km、来た道を引き返すだけだが昨日とは見る方向や光線の加減が違うため、居眠りする予定が結局ずっと起きたままで風景に見とれてしまった(写真)。ゆっくり走ってくれたおかげでマナス空港へは出発の2時間半前に着いた。しばらくベンチで待った後に搭乗手続き開始。旅行社から「運行が不正確なのでお勧めしない」と言われた(自国の航空会社でしょうが!)キルギスタン航空だが、幸い今日は定刻に飛ぶようだ。

 QH409便(EX-37501:737-500)は48分ほど飛んで今回の最終目的地・タシケント(ウズベキスタン)に到着。出発前に知り合ったJICAシニアボランティアの「先生」のお世話になりタクシー相乗り、夜食とお供させていただく。日本から直行便もあって何となく近しく感じるウズベキだが、今回訪問の3国の中ではもっとも官僚的で旧ソ連的部分が残っているそうだ。

 Hotel Uzbekistan 泊
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2014年5月3日 【旅行】BGMは喜多郎かゴダイゴか…中央アジア紀行(8)

2014-05-15 06:44:19 | 旅行・ハイク&ウォーク
 中央アジアといえばシルクロード、シルクローと言えば天山山脈。ここキルギスには天山山脈を望む秀麗な湖、イシク・クル湖がある。ソ連時代には外国人立入禁止とされ、文豪・井上靖が訪問を切望したと言ういわくまである。限られた時間で公共交通機関を利用して訪れるには難しそうで、ビシュケクの宿やこの後の航空券と共に、キルギスの旅行代理店に専用車を手配していた。

 ビシュケクからイシク・クル湖畔の町チョルポン・アタへは片道250kmくらい。今日いって泊まり、明日帰ってくる。現地で何かをするつもりはなく、ただ湖と山々を眺められればそれで良いやと珍しく(?)欲のない行程。ドライバーは殆ど英語を話せないが、安全運転な人柄で安心して乗っていられる。

 ビシュケクから山へ向かい、高度を上げながら谷あいを抜けてゆく。峠越えの道は未舗装区間も長く、中国企業が整備を受注して整備工事を行っている真っ最中だった。悔しいのは、湖畔の別の町まではビシュケクからの鉄道が通じていたこと。もう少し調べておけば列車+マルシュとかで移動できたかも…谷あいの区間、道路と鉄道はほとんど隣接して走るが、幸か不幸か行きも帰りも列車には出会わなかった。いずれにしても絶景区間には違いない。

 この辺り、天山山脈の最高峰は標高7,000m級。当然、真っ白く冠雪したまま。深く青い湖が見え、その向こうに白い峰々が続くさまを観たときは言いようのない感動。ひんやり冷たい外気、オフシーズンで人の気配のしないホテルで、旅のそして人生の来し方・行く末を想ってみようという気にもなろう環境なのだった。

 環境は良いのだが体調が良くない。強い日差しと冷涼な空気のアンバランスに、くしゃみ鼻水が出始めた。

 Tri Korony Hotel 泊
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