「時刻表2万キロ」が評判となり「乗りつぶし」が社会的に認知された(大げさではないと思う)功労者である著者のインド鉄道乗車記。刊行はもう四半世紀も前になる。2回の訪問記ではあるが、4/5くらいは1回目のもの。この時点で62歳だったそうなので、すべて代理店手配&日本語ガイドつきなのはやむを得ないところか。そうまでしても乗りに行くぞという気迫は素晴らしい。
本書は確か刊行当時に読んだはずだが、その頃は海外の鉄道にさほどの興味はなかった。今回はインド鉄道乗車するので借りて来、出発時点で1時間50分遅れというトホホな状況で読み始めた。いま読んでもいささか説明がくどく冗長さを感じる。きちんと書かないと気が済まない性格が伺える。乗車前に駅で時刻表を入手できたので、読みながら著者が乗った列車を辿ってみた。列車名など変更はあるものの、大半は今も走っておりさすが悠久の国と感心。車両もサービスも、良くも悪くも当時とあまり変わっていないのではあるまいか。
翻って自分、一人旅で荷物を引きずっていることもあり、長い編成の内容を記したり先端の機関車まで見に行くことはできなかった。ちょっと負けた気分(笑)。
2014年12月29日 インド国鉄12137列車(ムンバイ→デリー)車中にて
P.S.
写真はこっそり撮った、今回乗った車両。エアコン車両なのでおなじみ「窓の鉄格子」はなく、またラッピング車なので全然インドっぽくない。
本書は確か刊行当時に読んだはずだが、その頃は海外の鉄道にさほどの興味はなかった。今回はインド鉄道乗車するので借りて来、出発時点で1時間50分遅れというトホホな状況で読み始めた。いま読んでもいささか説明がくどく冗長さを感じる。きちんと書かないと気が済まない性格が伺える。乗車前に駅で時刻表を入手できたので、読みながら著者が乗った列車を辿ってみた。列車名など変更はあるものの、大半は今も走っておりさすが悠久の国と感心。車両もサービスも、良くも悪くも当時とあまり変わっていないのではあるまいか。
翻って自分、一人旅で荷物を引きずっていることもあり、長い編成の内容を記したり先端の機関車まで見に行くことはできなかった。ちょっと負けた気分(笑)。
2014年12月29日 インド国鉄12137列車(ムンバイ→デリー)車中にて
P.S.
写真はこっそり撮った、今回乗った車両。エアコン車両なのでおなじみ「窓の鉄格子」はなく、またラッピング車なので全然インドっぽくない。