日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】宮脇俊三著 「インド鉄道紀行」(角川文庫)

2015-01-17 19:38:12 | 本・映画・展覧会
 「時刻表2万キロ」が評判となり「乗りつぶし」が社会的に認知された(大げさではないと思う)功労者である著者のインド鉄道乗車記。刊行はもう四半世紀も前になる。2回の訪問記ではあるが、4/5くらいは1回目のもの。この時点で62歳だったそうなので、すべて代理店手配&日本語ガイドつきなのはやむを得ないところか。そうまでしても乗りに行くぞという気迫は素晴らしい。

 本書は確か刊行当時に読んだはずだが、その頃は海外の鉄道にさほどの興味はなかった。今回はインド鉄道乗車するので借りて来、出発時点で1時間50分遅れというトホホな状況で読み始めた。いま読んでもいささか説明がくどく冗長さを感じる。きちんと書かないと気が済まない性格が伺える。乗車前に駅で時刻表を入手できたので、読みながら著者が乗った列車を辿ってみた。列車名など変更はあるものの、大半は今も走っておりさすが悠久の国と感心。車両もサービスも、良くも悪くも当時とあまり変わっていないのではあるまいか。

 翻って自分、一人旅で荷物を引きずっていることもあり、長い編成の内容を記したり先端の機関車まで見に行くことはできなかった。ちょっと負けた気分(笑)。

 2014年12月29日 インド国鉄12137列車(ムンバイ→デリー)車中にて

P.S.
 写真はこっそり撮った、今回乗った車両。エアコン車両なのでおなじみ「窓の鉄格子」はなく、またラッピング車なので全然インドっぽくない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年1月4日 【旅行】ダイバダッタになりたくて…インド初体験(9)

2015-01-17 07:34:40 | 旅行・ハイク&ウォーク
 6時間50分で成田に到着。寝たような、寝られなかったような…相変わらずの体調で気分はイマ一つだが、年も明け搭乗実績がリセットされたので真っ直ぐ帰宅せずまた「修行」いたします。

 羽田へ電車で向かうと通勤ルートを掠めるので避け、高いのを承知でリムジンバス。高速は空いており1時間ちょっとで着いた。以降の乗り継ぎ時間がタイトなため那覇への便は繰り上げ、JL909便(JA8941:777-300)に搭乗。インドからのフライトはシンガポールやバンコク便と違い沖縄エリアは通らず長崎から九州、四国を突っ切ってくるため「明け方に通ったところへ再び」にはならないから何となく気がラク。2時間20分で到着。余裕の出た待ち時間に「空港食堂」へ行き軽く食事。

 国際線絡みの航空券はデリー→成田/羽田→那覇→羽田となっているが、那覇で折り返す間に別途購入した石垣往復を組み込んでおいた。1日トコトン乗ろうと、我ながらサディスティックなプラン。マイル稼ぎよりJTAの未搭乗機狙いが第一義なのだが。NU613便(JA8995:737-400)で石垣島まで42分。来た飛行機では折り返さずNU622便(JA8597:737-400)での戻りは38分。石垣は今週末も来るので(爆)、観光パンフレットを集めておいた。

 石垣出発が遅れ、那覇空港で夕食が摂れなくなり売店に1つだけ残っていた弁当を仕込んで搭乗。正月休みの締めくくりはJL922便(JA752J:777-300)、2時間2分で羽田までのフライト中にこの一週間を振り返りながら弁当と、ラウンジで貰った(持ち出し許可済)マンゴーゼリーと、そしてオリオンビールを順次ゆっくりと頂いた。フライト三昧の一日、羽田で預け直した国内線の手荷物タグはこんなことになっちゃいました(写真)。最高何レグまで登録できるのかな、限界に挑戦してみたいような。


 インドではとりたててトラブルや不愉快なことはなかったが(列車が遅れたのがトラブルか…)、人の多さと鬱陶しさ、ホーンの喧しさは想像していたものの想像以上に神経に障った。歴史的建造物の数々はすごく素晴らしいと面白かったが、ぜひまた行きたいってほどではないかな。ただ、バングラデシュ~インド~パキスタンと列車を乗り継いで移動できるので、それだけを目的に行くのなら再訪しても良いなと思う。災害復旧がされれば世界遺産のダージリン=ヒマラヤ鉄道も訪ねてみたい。
 定義の仕方で多少は前後するが、これで訪問した国・地域は87になった。100は遠い。

(おわり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする