本書は私生活でなくビジネスにおけるITの濫用を戒める書で、読んでてそうそうと思うことは少なからずあった。
・隣の席に座ってるのにメールで連絡してくる
・パワポ資料を美しく仕上げることに腐心してしまう
・何でもかんでもデータ蓄積してそれっきり
・会議で出席者が下を向いてPCのキーボードを叩いてばかり
何しろウチはIT業界で、この辺のシステムを売ることもどこかの部署でやってることなのだが、ITは手段であって目的ではない!本当に「本末転倒ッ!」と叫びたくなる社員が老若男女を問わず少なからず居る。そして何かあると原因究明の過程で「コミュニケーションが取れていなかった」「連携が不十分であった」そしてまたメールが増える…メールでcc:入れれば良いってもんじゃないでしょう。
もちろん、だからPCなんて棄てちまえなんて非現実的なこと本書では言っていない。ジャストインタイム、カンバンではないが「必要な情報を必要な時に必要な人だけに」なのだ。この「だけに」が重要。情報という名目のゴミの山に埋もれないために。単純に個人のリテラリーなんてレベルでは片付けられない、深刻な問題であるとトップは、きっと認識してないんだろうなぁ。
2014年12月25日 通勤電車にて読了
・隣の席に座ってるのにメールで連絡してくる
・パワポ資料を美しく仕上げることに腐心してしまう
・何でもかんでもデータ蓄積してそれっきり
・会議で出席者が下を向いてPCのキーボードを叩いてばかり
何しろウチはIT業界で、この辺のシステムを売ることもどこかの部署でやってることなのだが、ITは手段であって目的ではない!本当に「本末転倒ッ!」と叫びたくなる社員が老若男女を問わず少なからず居る。そして何かあると原因究明の過程で「コミュニケーションが取れていなかった」「連携が不十分であった」そしてまたメールが増える…メールでcc:入れれば良いってもんじゃないでしょう。
もちろん、だからPCなんて棄てちまえなんて非現実的なこと本書では言っていない。ジャストインタイム、カンバンではないが「必要な情報を必要な時に必要な人だけに」なのだ。この「だけに」が重要。情報という名目のゴミの山に埋もれないために。単純に個人のリテラリーなんてレベルでは片付けられない、深刻な問題であるとトップは、きっと認識してないんだろうなぁ。
2014年12月25日 通勤電車にて読了