日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【映画】シーズンズ 2万年の地球旅行

2016-02-04 06:23:28 | 本・映画・展覧会
 今年初めて、映画を観に行きました。年越し旅行の帰りはプログラムいま一つで観なかったですから。

 「シーズンズ」と言えば(かつての?)JALビジネスクラス。最初は747-300だったかな?黒っぽいシックなシート柄に季節ごと変わるワンポイント鮮やかなヘッドレストカバー、ずいぶん洗練されたプロダクトだと感心した。でもそれが今や「スカイボロックス」と揶揄される時代遅れのアイテムに…映画の話でしたねすみません。

 ロクに映画の紹介記事を読まずに観た。TVチャンネル「アニマル・プラネット」か「ナショナル・ジオグラフィック」をイメージし、季節ごとの動植物の生態を淡々と紹介する「環境ビデオ」的な作品ではないかと勝手に想像していた。半分あたり、半分ハズレ。

 対象は圧倒的に動物。昆虫はクワガタくらいだったか?植物には触れられていない。地球の氷河期から生き延びてきた動物や鳥類の、季節ごとの営みを早回しして時代を追ってゆく。ヒトが介在し、森林を切り拓き彼らの棲家を奪ってゆくまで…。前半はほぼ想像通りだったがヒトが出てきて妙に自然破壊だのと説教くさくなってしまった。それと、どこまでが実写でどこまでがVFXなのか。後半が鬱陶しい感じしたため観終わった印象は「なんか違うなぁ」…違うって、勝手に想像していてヒドい言い草なんですが。と言うかそもそもが何となくアメリカかイギリスの作品だと思っていたらフランス映画だった…原題は「Les Saison」、セゾンじゃクレジットカードみたいで良くないと考えたか、単純にシーズンの方が解り易いと思ったか。シンプルに動植物だけを観たければ、上記「アニ・プラ」や「ナショ・ジオ」のDVDをお勧めします。

 日本語版吹き替えは男女2人のナレーター。女性は木村文乃、男性は笑福亭鶴瓶。鶴瓶さんの愛情あふれる語り口は和むね~。

 2016年1月27日 川崎・チネチッタにて
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