日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【映画】さらば あぶない刑事

2016-02-16 20:36:15 | 本・映画・展覧会
 「あぶデカ」シリーズ、最終作です。これっきりこれっきりもう、これっきりですか~?でも何と初作から30年だって!そうだよね、まだ始まった頃は今みたく整備される前、放置に近い状態だった赤レンガ倉庫街でドンパチやってた気がするし、みなとみらいなんてあったかな?

 そんな時の流れを感じながら観るべきなのか、どうなのか。ちょっと感傷的な気分は始まって吹き飛んだ。ヘリからの横浜の夜景空撮で始まる。あぁ、やっぱり素敵な街だね…ほんの一角だけど。

 ストーリーはあちこちで紹介されているので省きますが、今どきの作品にしては珍しくドンパチが派手。血まみれシーンもあるしバンバン死人が出る。そしてお約束の車両横転。最近の映画しか観てない人には荒唐無稽に映るだろうが「西部警察」ファンには何てことない(笑)。大いに楽しめるのは、まだまだアクションできる主役・タカとユージの「若さ」によるところも大きい。不思議なもので、この映画だとすっかり大人になった仲村トオルがお坊ちゃんに見えちゃう。劇中では亡き中条静夫さん=近藤課長もしっかりフォローだ。そのほか歴代のレギュラー出演者も勢ぞろい。老けてるのは当たり前、そこに自分の人生を重ねてみようよ。

 今回の出演者では吉川晃司良かったです。髪のセットのせいもあって、ちょっと故菅原文太さんに似てた。外国語のセリフよく覚えました。練習で怪我してまでバイクシーンよくこなしました。同年代なんだけど、やっぱりスリムな男はカッコいい。菜々緒は割愛、夕輝壽太(ゆうきじゅった)のキレっぷりが印象的。本編は最後まで「あぶデカ」のノリだった。コミカルに、お洒落に。ただしエンドロールは30年間を凝縮。見れば懐かしいシーンばかり。BGMはもちろん舘サンの「冷たい太陽」ただし今回はボッサ・ノヴァ調。ここだけじっと見てるとちょっとジーンと来てしまう。

 音楽と言えばそのエンドロールを観ていて音楽スタッフにびっくり!野呂一生(Casiopea 3rd)、増崎孝司(DIMENSION)、櫻井哲夫、神保彰、安部潤などフュージョン系のビッグネームがずらり。そしてその中にドラマーの川口千里ちゃんも!春にライブ行くので、サントラ盤を買ってサイン貰おうかなぁ。カッコいい曲ばかりでインストファンにはお勧めのアルバムかもしれないです。

 公式サイトは[こちら]

 2016年2月8日 川崎・チネチッタにて(写真は劇場前のショーウィンドウ、歴代作品のポスターパネルがずらり)
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2016年1月31日 【旅行】ニセコまで行って何するの(2)

2016-02-16 06:59:38 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ほぼ20年前、自家用パイロットの訓練にアメリカへ通っていたとき、同じように分割渡米訓練をしていて知り合ったOさんとは年賀状の交換と、数年に一度会っています。サラリーマンの傍らスノボのインストラクターのアルバイトもしている彼に今度ニセコ行くんだ~とメールしたら何と、同じ日にニセコ行くって言うじゃありませんか!そこでニセコ通いを続けて長い彼のお勧めの店でランチをご一緒する約束をしました。そこはニセコアンヌプリ。

 倶知安からアンヌプリへは、一本では行けない。滑る時間を確保することを第一に、列車でニセコ駅まで行ってタクシーでゲレンデへ。3,000円近くかかったけど止むを得ない。不案内なイギリス人を連れて行ってあげました。用具をレンタルして9時に滑走開始。

 さて、ゲレンデは何年ぶりでしょう?手近なリフトで1本、2本。次にペアリフト、そしてゴンドラ…と用心しいしい高度を上げてゆく。幸い殆ど一枚バーンのところばかりでコケることはない。ちょっと新雪に突っ込んで板を回し損ねてヒヤリとしたけど。調子に乗って飛ばすと絶対に転ぶので、基礎スキーのつもりで重心位置や膝の確度、ターンの時の姿勢などに注意しつつ滑るけど、やはり脚力の衰えで踏ん張れない。余計な力をかけず板のサイドカーブでターンしてゆき、横ズレさせない「切れるターン」で滑らないと足が続かないことがよく判りました。

 10時過ぎから再び降り出した雪がどんどん激しくなって来て、2時間ノンストップで滑ってきた11時過ぎにレストハウスに逃げ込み、ココア一杯飲んで20分後に再スタート。12時過ぎまでひたすら怪我に注意して滑りましたが後半は顔や指先が痛かった~。しかし随分とブランクある割には何となく滑れちゃうもんだな。たぶんスノボやって板の挙動の感覚を考えることができるようになったからだな。歳をとると力任せから技巧派に転じるものです(笑)。

 昼過ぎにスキーは終了、Oさんと無事に落ち合いランチブッフェをゆっくり愉しみながら近況報告からスキー情報まで。1時間半ほどお喋りして解散、急いで着替えて返却して新千歳空港行きのバスに乗り込み、JL524便(JA8978:777-200)の無料Fクラスで帰京しました。先々週の福岡から3回連続同じ機体…。

 失敗だったのは、国内線Fクラスの機内食は時間帯によってメニューは変わるものの方向によっては変わらないと知らなかったこと。なので往復同じ物でした。それなら行きは土曜日の朝イチ便にしてもニセコ行きのバスには間に合った。千歳のホテルに泊まる必要はなかった。さらにそのホテルも「ルートインつぶし」の原則を忘れ(直ぐ近くにあったのに!)他のビジホにしてしまった…要は行程と宿のどちらも、計画をミスったってことでした。でもゲレンデは楽しかったな。今シーズン、また行こう。
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