日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2016年1月23日 【音楽】EWIを吹いてみた

2016-02-09 21:04:12 | 音楽、ギター、カラオケ
 雨から逃れようと伊豆から早々と帰ってきてしまい、夕方の時間が空いたので楽器屋へ寄ってみた。普段は行かないこの店で、試してみたい楽器が置いてあると知ったためだ。

 AKAI EWI5000。通称イーウィー、正式にはウインドシンセサイザーと言う。リコーダーみたいな形の通り、縦笛のように持って先端より息を吹きボタンを操作する。リコーダーとの違いは、息は音を出すためでなく信号の強度をコントロールするためだけ、音は内臓の音源が出し、ヘッドホンや外部出力端子から取り出しアンプで増幅する。

 持ってみると、やはりリコーダーより重い。慣れないうちは腕が疲れそうだ。ネックストラップが付くので必須だな。息に反応するセンサの設定が難しく、最初かなり強く吹かないと音が出なかった。これではダメだ、吹く以前にランニングして肺活量を上げなくてはならない。調整すると軽く吹いても出るようになったが、そうなったらちょっとのことで反応してしまう。まずこのセンサの設定にてこずりそうだ。

 運指は、リコーダーのほかサックス、フルートなど何種類か選べる。40年前の記憶とは言え何となく憶えてるリコーダー式にするのか、いっそ将来の可能性を考えサックス式にセットして覚えるか。

 以前から疑問に思っていた1オクターブ以上うえの音の出し方も判った。が、これをスムーズにできるようになるのは容易でない気がした。

 思っていたより難しく感じたというのが正直なところ。中古でも5万円以上する楽器(と言うか器械)なので、ちょっとお試しで買ってみるというわけにはいかない。ある程度の決意が必要と解ったのは残念だけど収穫だった。
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2016年1月23日 【旅行】レトロ電車で伊豆を往く

2016-02-09 06:35:12 | 旅行・ハイク&ウォーク
 伊豆急の旧型電車(100系単行)は廃車の危機から蘇り、現在はたまのイベント列車や貸切運転ではありますが本線上で乗ることができます。コミック「鉄子の育て方(3)」でも紹介されたこのイベント列車に乗るべく、会社および周囲に有志を募り乗ってきました。

 当日10時、伊豆高原駅に集まったのは計8人。早々と押えておいた予約枠を埋められ一安心でした。初対面のメンバーも居るので軽い自己紹介のあとホームへ。

 お目当ての100系クモハ103号車は1961年製の両運転台車、予算や留置場所の制約との闘いはあるものの、各地方私鉄も同様に頑張って頂きたいと思うものです。車内には復元に向けての整備の模様や伊豆急開業当初の写真やポスターが架かり、プチ博物館のようです。乗り心地は意外に良く、カルダン駆動のため唸り音も少なく、カターンカタンと軽やかな走りでした。

 伊豆高原を発車し南下して伊豆急下田へ向かいます。が、一気には向いません。伊豆稲取で下車し送迎バスで5分ほどの観光農園でみかん狩り。芋掘り、苺狩りはしたことあったのですがみかんは初めてで面白い。園内で食べる分には食べ放題ですがそんなには食べられません。2種類を各1個。そして自分のお土産にも6個ほど買って終了。

 駅に戻ってほどなく、いったん回送された列車が反対方向から入線、トンネルから顔を出す瞬間が撮り鉄にとってハイライト。真っ直ぐ下田に向わず、いったん伊東方へ戻るのです。伊豆の東海岸をじっくり見られるよう設定されたダイヤで、幸い寒波のせいで空気は澄み大島、利島などは間近、遠く房総半島までくっきり見えました。

 片瀬白田まで引き返し、40分の大休止。ここで特製の弁当が配られます。停車中に食べた方が揺れずに食べ易く、暇を持て余すこともないので良いタイミングです。弁当は半身の伊勢海老、殻ごとサザエのつぼ焼き、金目鯛など伊豆の海産物がたっぷり詰まったもの。PETボトルのお茶もつきます。とてもとても美味しかったです。

 再び下田方面へ走り出すと、何だか呆気なく着いてしまいました。また当日は参加した私の友人夫妻の結婚記念日であり、ダメ元で伊豆急側にその旨を伝えておいたところ、サプライズで記念品を頂きました。伊豆急の社長手ずから洗ってきたという「これからもご縁が続きますように」の五円玉。下田では徒歩5分ほどの宝福寺へ。坂本竜馬の、そして「唐人お吉」に縁の寺だそうで、境内ではボランティアガイドによるお吉の悲話解説もあり、初めて入った所だったので勉強になりました。

 ここで解散し、我々一行も思い思いの方向へ。バスで西海岸を北上して帰る人、引き続き下田市内散策をする人。私は天気が崩れる前にと「スーパービュー踊り子」で一気に帰宅しました。楽しい旅でした。
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