「赤本」と言うと大学入試本で記憶ある人が多いんじゃないかな?でも違う、ヨーロッパを鉄道旅行する上で必須の時刻表のこと。ちなみにヨーロッパ以外の世界各国版時刻表で「青本」と言うのもあった。
ヨーロッパでも最近行ってた中欧・東欧方面はこの時刻表ではカバーしていないし、ドイツ鉄道のWebサイトでそれらのエリアの列車まで殆ど検索できるようになったため、もう5年以上「赤本」は御無沙汰だった。売行不振から廃刊になり、発行者が引き継がれて変わらぬスタイルで出たのを出来心で借りてきた。
やはり面白いのは巻頭の「International」のページ群、簡単な運行系統図と時刻表を見ると、詳細には覚えていないものの何となく覚えている区間と時間帯、あーこれ乗ったって懐古のひととき、デジカメ写真集までアクセスしたいのを堪えたのは上出来。しかし、昔はあった直通列車がなくなっている区間も少々。列車はあっても高速列車に置き換えられてしまったところ多数(フランスやイタリア、ドイツ)。中国もそうなんだよなぁ、ここ10年ですっかり様変わりしてしまった。
TEEを知る世代からは笑われてしまいそうだが、それでも自分は「佳き欧州列車旅」を味わえた最後の時代を通り過ぎてきたのかもしれない。でもまだ東欧~旧ソ連圏は楽しいよ!
ヨーロッパでも最近行ってた中欧・東欧方面はこの時刻表ではカバーしていないし、ドイツ鉄道のWebサイトでそれらのエリアの列車まで殆ど検索できるようになったため、もう5年以上「赤本」は御無沙汰だった。売行不振から廃刊になり、発行者が引き継がれて変わらぬスタイルで出たのを出来心で借りてきた。
やはり面白いのは巻頭の「International」のページ群、簡単な運行系統図と時刻表を見ると、詳細には覚えていないものの何となく覚えている区間と時間帯、あーこれ乗ったって懐古のひととき、デジカメ写真集までアクセスしたいのを堪えたのは上出来。しかし、昔はあった直通列車がなくなっている区間も少々。列車はあっても高速列車に置き換えられてしまったところ多数(フランスやイタリア、ドイツ)。中国もそうなんだよなぁ、ここ10年ですっかり様変わりしてしまった。
TEEを知る世代からは笑われてしまいそうだが、それでも自分は「佳き欧州列車旅」を味わえた最後の時代を通り過ぎてきたのかもしれない。でもまだ東欧~旧ソ連圏は楽しいよ!