2年あまり乗ってきたYBR125を手放し、もう少し大きなバイクに買い替えることにした。
クルマと同じで、今のバイクは予算もさることながらデザイン面で興味が惹かれない。なので中古車を探すが、欲しい車種はほぼ決まっているものの
年式や色、コンディションで絞り込んでゆくと選択肢は殆どなくなってしまった。その中でもこれはと思うバイクを見に千葉まで出かけた。
結論から言うと、見に行った販売店で買うメリットはないですよと率直な店員さんに言われたこともあり多分ここの在庫車は買わないだろう。品質に
問題はなく、むしろ気が引けるほど綺麗だった。店員さんが購入後のケアを考えた販売店を示唆してくれたのだ。それ以前に彼は、2台の候補車それぞれ
コンディションの詳説、コンディションから想定される前オーナーの人物像や乗り方、そして当該車種の購入時チェックポイントなど実に色々な情報を
与えてくれた。仕事ではあるけれど本当にバイクが好きで、買ったオーナーにきちんと乗って貰いたいんだなと気持ちが伝わってきた。
地元に戻り、量販店に2軒行った。世間一般ではあまり評判の良くない最初の店は最初のスタッフ、後から加わった店長とも商品知識が豊富で接客態度も非常に良く、少なくとも悪評は過去のものだろうと思える態度で好感が持てた。実は千葉のお店の人に在庫量の豊富さをメリットとして薦められたのだが、その通りでこちらの希望や風体?から全国の在庫を検索し候補車6台、1台1台について情報を説明し車両によっては店に電話し確認してからやってくれた。ようやくバイク屋もカーディーラー並みの接客が出来るようになってきたかと思えた。もう1軒の接客程度はやや劣ったがそれとて不快ではなく、残念なことにこちらの希望にマッチする在庫がなかった。
と言うことでダークホースな販売店で「お取り寄せ」をして(ただし購入の有無に関わらず運送料がかかる)、日を改めて実車確認することになった。そうした進捗もあったが、各店で色々な話を聴くことができたのが大きな収穫だった。