先日の「情報、官邸に達せず」に続きインテリジェンスに関する本を読んでみた。以前から日本ってダメだよなぁと思ってる分野で興味がある。本書は専門家が書いておりとても具体的。諸外国との情報収集/伝達ルートの一覧は非常に判り易かった。
一方的に日本が悪いと言うことなく、その国の文化も考慮しながら有効な組織について論じる姿勢には好感が持てる。と言っても答えは示されていない。きっと1つの「正解」なんてないのだ。少しずつ少しずつ、ムダを排除しつつ情報機関と政治との峻別を保ったままでより多くの情報をより正確により早く、為政者に届くよう、組織も関係者の意識も変えてゆく必要があるのだろう。
組織の蛸壺だったり縦割りだったりというのはどうやら日本固有の問題ではないらしい。それにしてももうちょっと、何とかならないものでしょうかね。
2016年11月18日 通勤電車にて読了
一方的に日本が悪いと言うことなく、その国の文化も考慮しながら有効な組織について論じる姿勢には好感が持てる。と言っても答えは示されていない。きっと1つの「正解」なんてないのだ。少しずつ少しずつ、ムダを排除しつつ情報機関と政治との峻別を保ったままでより多くの情報をより正確により早く、為政者に届くよう、組織も関係者の意識も変えてゆく必要があるのだろう。
組織の蛸壺だったり縦割りだったりというのはどうやら日本固有の問題ではないらしい。それにしてももうちょっと、何とかならないものでしょうかね。
2016年11月18日 通勤電車にて読了