日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【映画】縁 ENISHI~The Bride of Izumo~

2016-12-07 20:36:38 | 本・映画・展覧会
 いつも行く映画館が公開される作品全てを上映しているわけではない。新作の情報はシネコン誌か新聞の試写レビューを読む程度なので、邦画だけでも知らない作品は少なくない。本作もそうだった。機内プログラムメニューを見て発見、出雲と言う舞台に興味があり選択した。

 優しい婚約者のいる東京のOLが、母代わりに育ててくれた祖母の死をきっかけに出雲を訪れる。祖母の形見に遺された何枚もの婚姻届の謎を地元の人の協力で追ううちにそれまで知らなかった祖母から母、自分の人生の事実を知り、優しすぎ喧嘩もしない婚約者との今後の人生を考えてしまう…。出雲大社を中心としたエリアが舞台の大半を占め、信仰心篤いが地方には地方の事情があるさまも描かれる。

 主演は佐々木希、顔くらいしか知らなかったが調べてみると色々な作品に出てるんだねぇ。整った顔立ちの子だとは思ったけど大した役者だとは思わなかった。作品全体、ちょっと解り辛い。誰にでも人生いろいろな事情や悩みがあり、人間関係は良いことばかりではない。たまたま出雲に縁があった話を描いたとして、大社さんが(タイトルの通り)縁で万事めでたし、となる話でもない(それならそれで安直過ぎてイヤだが)。

 出雲大社は素晴らしい社。大鳥居から続く木立の参道は歩いてゆくと次第に心が引き締まるよう。二礼四拍手一礼。劇中にも登場した隣の歴史博物館がまた素晴らしい。本作はこうした舞台を登場させることが主題で、物語の描写が十分でないように感じた。もちろん一畑電車が見られたのは嬉しかったんだけどね。それにしても時間ギリギリ、エンドロールが終わったのは飛行機が着陸してスポットに向っている最中だった。非常口席だとモニタ格納しなければならないので、通路なかほどの席で良かった。

 2016年11月27日 JL708便(バンコク→成田)機内にて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年11月22日~27日 【旅行】発券しないけど発見しよう~スリランカ紀行(3)

2016-12-07 06:02:25 | 旅行・ハイク&ウォーク
 11月25日、今日は今回最大の目的、首都コロンボから古都キャンディへ列車の旅。7時の列車に乗るべく6時前にホテルを出て駅へ、ちょっと早すぎた…それでも駅には列車が発着し乗降する人は多い。コロンボ周辺で鉄道は通勤手段として定着しているようだ。

 キャンディ行き"Intercity"は1等が1両、2等が3両くらい?それに3等車で9両ほどの編成。1等はエアコンつき固定窓で静か。シートもリクライニングするが自分の席はテーブルが無くアームレストも動作不良、まぁそんなものか。水とパンが配られるがスピードを出し始めた列車は上下に激しく揺れ、落ち着いて食べられる状況ではない。むしろキャンディ方面に分岐、山登りを始め速度が落ちたら落ち着いて乗っていられるようになった。2等の5倍近い費用対効果は感じられず、まぁ経験と思えば納得できる。キャンディには20分くらい遅れ、2時間40分ほどの旅だった。

 ガイドブックを読むとキャンディからもう少しだけ支線が伸びており、これなら今日乗れそう。到着して発車時刻を見ると30分足らずの乗り継ぎ、マータレーまで行くことにした。乗り込んで待っているとガーっと向かい側のホームから走り去る列車。あれっ?…乗り間違えた。幸いこの区間は並行してバスがある。こまごま停まってゆく路線バスに揺られる事1時間半でマータレー着、折り返しの列車の時刻を確認し、待ち時間に駅近くの食堂で昼食。ここからのローカル線の旅は景色もよく気分良かった。バス45SLR、列車25SLR。そして列車でも1時間半くらいかかった…20kmかそこらの距離なのに。

 キャンディに着いたら近所をちょっと歩いただけで今日はオシマイ。明日の折り返し時刻までに町をみよう。行程をきちんと立てればシーギリヤまで行けたはずだが、そこまでの気分でなかったので仕方ない。また来るかな?ちょっとスリランカの鉄道乗りつぶしをしたくなってきた。夜は町中のレストランで。

 Kandy City Hotel 泊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする