日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

(Live) 日吉大雄「日吉の選択」~崖っぷちナイト~vol.?

2018-09-04 20:07:25 | 音楽、ギター、カラオケ

 ちょっと不参加が続きましたがL.M.T.の日吉さんによるソロイベントに参戦。

(1st stage)
・夜の海(桑名正博)
・湘南 夏
・little party
・通り雨
・あの唄はもう唄わないのですか
・ファーストクリスマスインヨコハマ(L.M.T.新曲?)
・君と歩いた青春

(2nd stage) ○はお客さんと一緒に
・古都
・嵐の中で(L.M.T.)
・異邦人(久保田早紀)
・22才の別れ
○大空と大地の中で
○海岸通
○神田川
○時の流れに身を任せ
・bye bye
・My sweet lover

(encore)
・Runaway
・北国列車

 初っ端が桑名正博、あれ、風(伊勢正三)ナイトじゃなかったっけ?でもそれじゃ同じ曲の繰り返しになっちゃうか…何れにしろ懐メロと言えるくらいの時代しかも馴染みの曲で良かったです。先日の小田(専太郎)さんライブの時にも感じましたが、L.M.T.の皆さんまだまだ上手くなっています。指弾きできる人が羨ましい(ってかそれが普通)…。
 咳および喉の不調は相変わらずのため今日は前半で帰ろうと思っていたのですが、なんだかんだでアンコールまで残っちゃったよ!次回は秋冬の曲をやるでしょうから、ちょっと目星をつけて練習しておきます。

 2018年8月23日 志ぶや倶楽部にて
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【本】網野善彦著 「古文書返却の旅」(中公新書)

2018-09-04 06:04:39 | 本・映画・展覧会
 宮本常一からの流れで本書を読んだ。民俗研究のため、地方の名家を訪れ、そこに保存されている古文書を借り出したは良いが研究体制の変化や研究者の異動や死去、そもそも管理体制の不備により借りっぱなしになっていたのを一つ一つ(ようやく)中身を確認のうえ持ち主(代替わりしていることもある)に返した幾つもの例が述べられ、研究者がいかにいい加減だったかの告白書(懺悔録)とも読める。
 著者は借りてきた張本人でないケースが殆どで、その点では尻拭いをさせられている気の毒な立場と見ることもあきるが、一方で同じ職場で研究をしてきた経歴をかんがみれば「共犯者」と言えないこともない。
 本書では返却にあたり改めて借りてきた古文書を仔細に確認することにより判明した事実や覆った従来説についても多く述べてあり、それは確かに研究の成果であろうが、だからと言ってプロセスが間違っていたことへの免罪符にはならないと思う。著者は借りてきた張本人の名前も挙げているが、彼らを非難することはしない。死者に鞭打たないのは立派なのだろうか。結果オーライなのだろうか。
 民俗研究に対する時代背景があったことは判った。だから「仕方なかった」「でも精一杯償いはした」で終わってしまっている本書は物足りない。著者の苦い経験から、後進の若者達への具体的アドヴァイスは無いのか。「借りる時は借用書を正副作り、台帳で管理する」とか「年に一回、棚卸しをして台帳と現物の照合をする」とかありそうなものだが。

 2018年8月22日 通勤電車にて読了
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