どんな展示をしているか知らずに写真ギャラリーを訪れることもあれば、展示内容を確認した上で訪れることもある。今回は後者。展示案内の写真を見て一目でバングラデシュと判り、寄る気になった。
展示内容は鉄道紹介ではなく、駅や列車でのワンシーンに始まり、モスクでの写真、そして本展で作者が訴えたかった屠畜場とそこに居る子供たちの写真。祭りで捧げられるために殺される牛。販売用に加工された食肉しか見ない我々からすれば子供には見せたくないシーンだが、向こうでは特に隠すこともなく子供がいる。そうして命をいただくことを知らず知らずのうちに学んでゆく。これで日本語の「いただきます」があれば完璧なのだが。
作者在廊で、自分もバングラデシュで年越しをした経験を話したら、わずか一週違いで訪問されていたと知った。他のお客さんも交えたバングラの、それ以外の諸国の話。横浜でカレーハウスの経営(だいたい厨房におられるとか)で、そう遠くもないので展示会が終わったころ伺ってゆっくり話を聞いてみたいものだ。
2021年12月18日 オリンパスギャラリー東京にて
展示内容は鉄道紹介ではなく、駅や列車でのワンシーンに始まり、モスクでの写真、そして本展で作者が訴えたかった屠畜場とそこに居る子供たちの写真。祭りで捧げられるために殺される牛。販売用に加工された食肉しか見ない我々からすれば子供には見せたくないシーンだが、向こうでは特に隠すこともなく子供がいる。そうして命をいただくことを知らず知らずのうちに学んでゆく。これで日本語の「いただきます」があれば完璧なのだが。
作者在廊で、自分もバングラデシュで年越しをした経験を話したら、わずか一週違いで訪問されていたと知った。他のお客さんも交えたバングラの、それ以外の諸国の話。横浜でカレーハウスの経営(だいたい厨房におられるとか)で、そう遠くもないので展示会が終わったころ伺ってゆっくり話を聞いてみたいものだ。
2021年12月18日 オリンパスギャラリー東京にて