体の大きさに関らず、動物の心臓が一生に拍動する回数はほぼ同じ。「一拍」をベースに考えれば、その動物なりの時間軸が見えてくる…に始まり、動物の体のサイズからさまざまなデータを分析した本。
過去に読んだ著者の作品から期待した割には、トリビア的に興味深くはあるのだけど、特段の感動はなかった。よく「ドッグイヤー」と言うじゃないですか、イヌはヒトの6倍の速度で歳を取るって。と言うことは、イヌの拍動はヒトの6倍なのかな。イヌの1秒はヒト換算で6秒なのか…など、確かに興味深くはあるのだけど。
トリビア雑誌になるのを防いでいるのは、きちんと測定された諸々の動物の測定結果、大体が対数グラフで綺麗に揃うとか、それらを数式によって関係づけるとか。もっとも数学に疎い自分は、グラフは見ても数式は読み飛ばしたのだが。いっとき話題になった本だと記憶しているので、読んではみたってことで納得がいった。
ところで、本当に心臓の拍動数で寿命が決まるのであれば、激しく運動をするスポーツ選手はおしなべて短命になるんじゃ?と思ったのだが、鍛錬することで日常生活の拍数が下がり、人生トータルで見れば同じくらいに落ち着くのかな。そうなると、鍛錬のレベルまで行かずたまに激しい運動をする人は短命ってことになりますね、他の健康状態が同一であれば。
2022年1月16日 都内の二階建てバス乗車待ち時間に読了
過去に読んだ著者の作品から期待した割には、トリビア的に興味深くはあるのだけど、特段の感動はなかった。よく「ドッグイヤー」と言うじゃないですか、イヌはヒトの6倍の速度で歳を取るって。と言うことは、イヌの拍動はヒトの6倍なのかな。イヌの1秒はヒト換算で6秒なのか…など、確かに興味深くはあるのだけど。
トリビア雑誌になるのを防いでいるのは、きちんと測定された諸々の動物の測定結果、大体が対数グラフで綺麗に揃うとか、それらを数式によって関係づけるとか。もっとも数学に疎い自分は、グラフは見ても数式は読み飛ばしたのだが。いっとき話題になった本だと記憶しているので、読んではみたってことで納得がいった。
ところで、本当に心臓の拍動数で寿命が決まるのであれば、激しく運動をするスポーツ選手はおしなべて短命になるんじゃ?と思ったのだが、鍛錬することで日常生活の拍数が下がり、人生トータルで見れば同じくらいに落ち着くのかな。そうなると、鍛錬のレベルまで行かずたまに激しい運動をする人は短命ってことになりますね、他の健康状態が同一であれば。
2022年1月16日 都内の二階建てバス乗車待ち時間に読了