日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】本川達雄著 「ゾウの時間ネズミの時間-サイズの生物学-」(中公新書)

2022-01-28 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 体の大きさに関らず、動物の心臓が一生に拍動する回数はほぼ同じ。「一拍」をベースに考えれば、その動物なりの時間軸が見えてくる…に始まり、動物の体のサイズからさまざまなデータを分析した本。

 過去に読んだ著者の作品から期待した割には、トリビア的に興味深くはあるのだけど、特段の感動はなかった。よく「ドッグイヤー」と言うじゃないですか、イヌはヒトの6倍の速度で歳を取るって。と言うことは、イヌの拍動はヒトの6倍なのかな。イヌの1秒はヒト換算で6秒なのか…など、確かに興味深くはあるのだけど。

 トリビア雑誌になるのを防いでいるのは、きちんと測定された諸々の動物の測定結果、大体が対数グラフで綺麗に揃うとか、それらを数式によって関係づけるとか。もっとも数学に疎い自分は、グラフは見ても数式は読み飛ばしたのだが。いっとき話題になった本だと記憶しているので、読んではみたってことで納得がいった。

 ところで、本当に心臓の拍動数で寿命が決まるのであれば、激しく運動をするスポーツ選手はおしなべて短命になるんじゃ?と思ったのだが、鍛錬することで日常生活の拍数が下がり、人生トータルで見れば同じくらいに落ち着くのかな。そうなると、鍛錬のレベルまで行かずたまに激しい運動をする人は短命ってことになりますね、他の健康状態が同一であれば。

 2022年1月16日 都内の二階建てバス乗車待ち時間に読了
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2022年1月16日 【旅行?】都内周遊バスでスタンプラリー

2022-01-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 世界中、大きな街の多くに"HOP-ON/OFF BUS"と言うシステムの周遊型観光バスが運行されている。乗りっ放しの定期観光バスとは異なり、何ヵ所かあるバス停(基本的に観光スポット)で降りて観光、次の便に乗ってまた移動すると言うもの。

 東京にもそうしたバスが走っていて、そのうちの「スカイホップバス」がスタンプラリーをやっていると知り、もともと車両目当てで乗ってみたかったため挑戦することにした。このご時世で運休していたのだが、1月のみ限定運行と言うのも後押し。ちなみに、同じく東京丸の内を基点とする「スカイバス」のもあって。こちらは定期観光タイプとややこしい。

 スカイホップバスのコースは3つ。スタンプラリーもさることながら、都内遊覧も楽しみたい。数種類あるタイプどのバスが来るかもお楽しみ。しかし下車してスタンプを捺していると、全コース乗るのに大層な時間がかかってしまう。そこで、まず3コースに乗り、その後で賞品を頂ける最低限のスタンプポイント巡りをすることにした。回った順序は以下の通り。
 三菱ビル前 09:15発 (ブルーコース) 三菱ビル前 10:26着 ※芝お台場など
 三菱ビル前 10:50発 (ブルーコース) 三菱ビル前 12:20着 ※浅草など
 三菱ビル前 13:00発 (ブルーコース) 三菱ビル前 14:38着 ※新宿渋谷

 ブルーコースはUNVI-メルセデスの新型バス。二階席も前方の屋根部分が長いタイプで、解放部分との仕切りドアがあり暖房付きで寒さ知らず。最初から最後まで乗客1名だった。レインボーブリッジを2度渡るので、オープン席に座れば良かったかもしれない。
 レッドコースはネオプラン、後方に伸縮式のキャンバス屋根を装備したタイプ。浅草辺りで下車して歩く「ウォーキングツアーコース」の客が10人近く、さすが著名観光地を回る。
 グリーンコースはネオプランだが後方屋根なしタイプ、いずれも街中はエンジン音がガーガー煩く、このコースは最後に高樹町から霞が関まで首都高を走り、その時は静かで快適だったのは皮肉。

 レッドコースはともかく、他の2コースは便数が少なく気軽に降り乗りできるダイヤではない。1時間おきとは言わないが、せめて2時間おきのパターンダイヤで運行して貰わないと使いづらい。
 乗車が終わり、東京からJRで両国、スタンプ推して隅田川沿い経由でスカイツリーまで歩いてスタンプ、都営浅草線で宝町から歩いて京橋近くでスタンプ、そして丸の内の三菱ビルまで戻り、案内所で台紙を見せてフィニッシュ。賞品は同社バスのチョロQである、コレクションする気はないけど。

 二階建てバスの高い視点から都内をウロウロ、そのあとはそこそこ歩いて良い1日だった。

 本日の歩数:約24,000歩
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