世界一周旅行の前半戦から戻って2週間で、再びヨーロッパへ。後半戦ではなく、別の旅行。長年にわたり一緒に海外旅行してきたいすゞ仲間と、2018年夏のフランス旅行以来5年ぶりの珍道中となる。今回の目的地は、以前計画してポシャッた(厳密には、相方のみ当日キャンセルした)ドイツ。行きたい場所を改めてピックアップし全面的に計画を練り直したが、毎日博物館とか資料館とか、そんな所ばかり訪れるのは変わらない。計画では10数か所を訪れる。
8月2日、1日目。9時半に羽田空港T3に集合。今回は珍しく、スターアライアンス系航空会社を利用。世界一周その他でJALの「ノルマ」を達成できそうなのと、比較的安くてマイル加算率の良い航空券を見つけることができたのと、搭乗機材に「絶滅危惧種」のボーイング747型機が含めることができたため。上級会員である同行者に引っ付いて優先チェックイン。日欧間の座席は、往復とも追加費用を払って通路側を確保しておいた。通路を挟んで2人が並ぶ、このスタイルが良いと思う。欧州内は追加料金をケチり、当日決定。
今日の最終目的地はミュンヘンだが、航空券の安かったフランクフルト経由で行くため、ジャンボ機に乗れる。747も-400旅客型は絶滅の秒読み段階、本日搭乗の-8旅客型はそもそもの導入会社が3社しかない。何れにしろ、乗るなら今の内だ。フランクフルトまでLH717便(D-ABYQ:747-8)で13時間28分、先々週のヘルシンキ並みで着くのはコースか、風向きか、747ならではの俊足か。
ルフトハンザの搭乗自体が少ないうえ欧州域内ばかり、長距離便は初利用だと思ったが、期待以上に食事は美味しく、クルーも親切だった。ただし前列ありの座席だったため、間隔が狭いのは仕方ないか。機内映画のプログラムは多数あったが、システムが古く操作に時間が掛かるのと、自分の観たいものがなかったのは残念。それでも747の機内空間は広く、圧迫感を感じないのはさすがだった。ぎりで準備した、Bluetoothのイヤホンセットは上手く使えて良かった。(写真4枚ともLH717便にて)
ドイツの入国審査・税関・検疫は、書類は一切なし。パスポートが自動読取機になったあとでスタンプを押されるシステムに変わっただけ、予想通り押されたわけだ。
今回は友人とWiFiルータをシェアしようとしたがかえって高くつきそうなので、またeSIMを手配した。5GB/30日で7.50USDなのは良かったが、eSIMセットアップに手間取った。出発前一週間前に登録しようとしたため、サポートとメールをやり取りし、何とか設定できたが間際では危なかった。利用5回目にして初めて、先方からのQRコードを認識できず手動登録となったのが手間取った原因だった。フランクフルト着陸と同時にON、即刻つながりホッとした。
乗り継ぎは一時間ちょっととタイト、荷物はピックアップ不要だが、ゲート移動する間にラウンジ寄っても滞在は10分足らず。そしてミュンヘンへ、LH120便(D-AIRY:A321)で40分足らず。離陸から到着までずっと寝ていた。出発時はまだ明るさは残っていたが、到着したら真っ暗。南東に進んだので一気に日が落ちたらしい。ミュンヘン空港で夕食を摂ってからホテルに向かったが、もう1時間遅い便を予約して、フランクフルト空港のラウンジで夕食にするプランにしておけば良かったと反省。
空港からホテルまでは、中央駅までのバスを利用。夜なので渋滞なし。ホテルはミュンヘン中央駅から見える至近。彼との旅行の際はいつも「駅近・冷房あり・ツインルーム」で検索する。このツインルームと言う検索条件が曲者で、意外とハードルが上り選択肢が狭まる。逆に言えば、選びやすくなるのかな。部屋に入ったのは23時近く、とっとと寝なければ、明日から毎日ハードワークだ。気温は20℃とひんやり、朝晩は長袖が欲しい感じ。
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