日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2011年8月7日 一瞬の夏

2011-08-13 07:35:49 | ノンジャンル
 前にも書いたが友人の倅はアタシの母校(高校)に入学し軟式野球をやっとる…県大会を春夏連覇し、南関東大会に駒を進めた。南関東大会って言ってもわずか4校、2試合で決勝だ。その1試合目、在宅な日曜だったので船橋までえっちらおっちら応援に出かけた。友人の倅+母校という2つの要素が重なったからこそ応援に行くのだ。

 「甲子園」と違い軟式野球は日陰な存在、南関東大会と言っても県予選と変わらず応援はPTAのみ。在校生が来るわけでもなく高校野球ファンが居るわけでもなさそう。軟式野球はプレーも地味、たいていが1,2点勝負。我が母校はここのところ延長サヨナラ勝ちが続く、よく言えば劇的だが悪く言えばしょっぱい勝ち方続き。

 今日もしょっぱい展開が続いたが、数少ないチャンスを確実にものにして結果的には4-1で勝利!明日は決勝、勝てば月末の全国大会(兵庫)だ。今日は良い勝ち方だった。チャンスをものにした点、殊勲者の多くが2年生で次季以降に期待が持てた点。エラーがなかった点。

 強烈な日差しで観ている方は大変だった。自分も差し入れのジュースを結局4本、2L飲んだ。つば付き帽+白タオル(首筋保護)+日焼け止めこまめにヌリヌリで何とか凌いだが、PTAの中に顔を真っ赤にしたお母さんとかいて、熱中症寸前。日陰に避難させて何とか回復。プレーしてる選手も終盤に2人ばかり手足が攣ったのが居て、あれは明らかに脱水症状じゃないのかな。

 友人の倅は3年生なので、負けた試合をもって引退となる。それって凄い緊張感じゃないのかな。ヘタすりゃ他人のエラーで自分の高校野球生活が閉ざされるのだ。今日はノーヒット、デッドボール、二盗失敗と良い所なかったが、そう毎回ヒーローになれるわけもない。

 昨年の文化祭を見に行ったときにも思ったのだが、そのころ自分が日々何をしていたか、なかなか思い出すことができない。終業と同時にすっ飛んで帰宅、夕方の学園ドラマ再放送を見て、夜はギター弾いたりアマチュア無線したり長電話したり…だったのかなぁ。

 懐かしむべき思い出すらない生活と言うのはちょっと悲しい。「そればっかり」な生活がイヤで運動部には入らなかったのだけど、それは間違いだったのかもと思ったりする。
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2011年8月6日 思い出はゆりかご、ではないのか

2011-08-12 23:05:01 | ノンジャンル
 銀座界隈を歩いていてふと、先日父との会話を思い出した。父はサラリーマン時代の大半を大手町の会社に勤めており、会社はなくなったけどビルはまだ残っている(大手町ビル)。

「体調も良さそうだしサ、たまには東京出てきたら?久々に有楽町から丸の内中通りとか歩いてサ」
「うーん、面倒だな」
「面倒?」
「行くことじゃなくて、行って昔の場所を見ると色々と当時を思い出すのが面倒なんだよ」

 別に思い出したくないイヤなことがあったとかではなく、過去を思い出して色々と考えること自体が面倒なのだと言う。そんなものだろうか?

 過去を振り返るのは後ろ向きでイヤだとか言うなら分からないでもないが、別に将来を見ているわけでもなさそう。うーん、理解できないな。自分なら何かをきっかえとして連鎖反応的に昔のことが次々と思い出されるのは決してイヤではないのだけど。

 何だか思考停止に陥っちゃってるんじゃないかと、ちょっと気になる。何も考えないと人はボケる。ボケられると困るのだ。残念ながら「恍惚の人」が穏やかに暮らせる環境ではないし、そういう環境を与える余裕もない。無理やり引っ張っていって刺激を与えた方が良いのかしらん。それって老人虐待になっちゃうのかしらん?
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【写真展】広沢重雄写真展 「瞬間の軌跡」

2011-08-12 07:25:32 | 本・映画・展覧会
 写真展をやってる所って横の繋がりがあるようで、行けば受付のあたりに近隣のスペースでやってる写真展の案内状が置いてある所が多い。それが例えキヤノンギャラリーであっても、ニコンサロンやコニカミノルタプラザやペンタックスフォーラムのが置いてある呉越同舟。本日立ち寄った展示場で案内状を見つけ、同じ銀座ならと初めて踏み入れたギャラリーでの展示会。

 広沢重雄さんは元新聞社のカメラマンだそうで。個展は趣味なんだか仕事の成果なんだか分からんな~(笑)。でもね、「いま」だけでなくちょっと昔からの写真が色々とあるので「あぁ、あの時は」って思える。それはそれで楽しいよね。スポーツの写真がけっこう多くて、「この時の選手はいま?」とか思ったりする。

 面白かったのは撮影機材と展示点数の一覧が出ていたこと。歴代のキヤノンEOSシリーズをお使いで、それらを使った作品を満遍なく展示しようと考えられたみたい。もちろんどう違うか分からないが…

 会場にはお孫さん?ほかファミリーらしい一家が来て遊んでた。ご本人(だと思う)もくだけた口調で来場者と喋ってたし、ギャラリー来たって言うよりご本人の家の一角にいるような。それが「瞬間」を切り取った緊張感と対照的ですごく面白かった。

 これで本日のギャラリー巡りは終了です。お疲れ様でした(笑)

 http://www2h.biglobe.ne.jp/~shigeo/

  2011年8月6日 銀座・ギャラリーナミキにて
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【写真展】江成常夫写真展 「GAMA CAVE~霊魂がやどる聖地」

2011-08-11 23:20:00 | 本・映画・展覧会
 おいおい幾つ写真展見たんだよってお思いでしょうが…この日は5つハシゴしたんだ!良いなぁ銀座(笑)。

 8月と言えば原爆であり敗戦である。このことはゆめゆめ忘れてはならぬ。そして敗戦と言えばミッドウェーであり東京大空襲であり沖縄戦である。このこともゆめゆめ忘れてはならぬ。人は歴史から学ばなければならない。今年はみな痛切にそれを感じているはずだ。

 沖縄戦の特徴は民間人を巻き込んだ(巻き込まれた)ところにあると思うが、その惨劇の場所となったのが南部に多いガマ(洞窟)。天然の洞窟が防空壕となり、一部は民間人を追い出し日本軍が陣地としたり、また一部は軍民混在のまま米軍の火炎放射器攻撃を受けたり。会場には今も残るガマを静かに撮った作品が並ぶ。

 ガマの写真なので、沖縄らしい澄んだ青空や豊かな緑などは殆どない。土や岩の茶色っぽい色、一面真っ黒いのは火炎放射器に焼かれた痕だ。一体どれほどの人がこれらのガマで命を落としたのか。「静かにしろ」日本兵に言われ、泣き止まぬわが子に手をかけた母親もいたと聞く。過去に聞いた、そうした悲惨な話がいっときに蘇ってくる。

 「霊魂がやどる聖地」というタイトルからは、惨事の起こった場所ではなく民俗信仰の場をイメージする。御嶽(ウタキ)的なガマもあったろう。だが写真からイメージされるのはやはり、沖縄戦。行った人は、海遊びを楽しむ前の一瞬で良いから思い起こして欲しい。

 2011年8月6日 銀座ニコンサロンにて
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【写真展】 シグマレンズによるJPU展

2011-08-11 07:07:49 | ノンジャンル
 キヤノンギャラリーからニコンサロンへ移動する際、いつもと違う道を通ったらEIZOのショールームにギャラリーがあって写真展やってるじゃない!?たまには違った道を歩いてみるもんだ。それにEIZO(ナナオ)はディスプレイの会社なのに写真展とは面白いな、これがエプソンとかプリンタの会社なら分からないではないがと思いつつ入ってみる。

 敢えてシグマレンズと謳う通り、シグマレンズ全面協力でJPU(日本写真家協会)の会員が撮った作品の展示。目的はシグマレンズを使うことだからテーマは雑多。自然あり動植物あり人物あり。それはそれでね、面白い。

 写真展としてみれば脈絡ない面白さがあった。おもちゃ箱をひっくり返した、みたいな!?だが悲しいかな、一眼レフから離れて久しい眼には、「これがシグマレンズで撮ったものです」とアピールされても「ふぅん」なのだった。同じものをボディメーカーのレンズや他のレンズメーカーの製品で撮って比較してくれたら違いが分かるかもしれないのに…

 でも協会だって各メーカーそれぞれと巧くやっていきたい「全方位外交」政策だろうからそんな真似はできないよね。であるならば、そもそも特定のメーカーの製品で作品展をすること自体、無理があるのではないかと感じた。作品の質とは関係なしにね。

  2011年8月6日 EIZOガレリア銀座にて
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2011年8月6日 【食べ物】銀座・梟

2011-08-10 23:18:18 | 食べ物・飲み物
 佃で石川島資料館を見て、写真ギャラリー巡りをするべく銀座まで移動、有楽町線で有楽町まで行って戻るのもバカらしいし時間もあるのでテクテク歩き。意外と近い。で、ハラ減った。せっかく休日の銀座に来ているんだ、洒落たイタリアンレストランとか有機野菜のビストロとか入れば良さそうなもんだけど、歩いていると何軒もラーメン屋を見つけてしまい…つい。

 「梟(ふくろう)」って店はどこかで入ったことあったよなー。チェーン店なんだっけ?まぁいいや、記憶にないから。醤油をチョイス。

 魚介ベースに少し背脂、ちょい濁り。今日は久々にクソ暑い日なんだけど、それでもくどいと思わない仕上がり、いいんじゃない?香りも悪くないよ。その一方で麺は好みじゃない。どうやら二種類あり醤油は細麺。訊かれなかったので選べないのかな。エンジェルヘアと呼びたい細さの縮れ麺、これは好きになれないなー。

 太い方の麺を選べれば悪い味じゃないと思うけど誠に残念なり。ちなみにやはりGMフーズのチェーン店でした。
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【写真展】古見きゅう写真展 「GALAPAGOS~僕たちが特別ではなくなる場所」

2011-08-10 20:16:53 | 本・映画・展覧会
 6月に南米に行った時、イースター島であったオーストラリア人の女性(一人旅)は引き続きガラパゴス島も訪問するのだと言っていた…南米2,3カ月の旅らしかった。羨ましい。

 ガラパゴスと言えばカメにトカゲ(イグアナ)にあとは何?まぁそんなイメージしかないが、そのイメージを裏切らない写真を始め、豊かな自然の一端を実にキレイな写真で紹介している。会場で話したが、古見さんは水中写真がメインらしい(HP参照のこと)。それが陸に上がっても撮る、さすが進化の島ガラパゴス(笑)。もちろん、陸上で撮った写真もすこぶる綺麗だ。綺麗と言うより鮮やか、が正しい。PLフィルタやら補正やらかけているのだろうが、抜けるような青空とか燃えてるような夕暮れとか。

 で、先日の「海の」と同様、綺麗だなー凄いなーと思うのだがカメラマンの個性はどこに出るのだろうか?その違いが分からない自分に悩むのであった。

 http://www.nines-photo.com/

  2011年8月6日 銀座・キヤノンギャラリーにて
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【写真展】第6回 写神倶楽部写真展 ~感動を求めて~

2011-08-10 06:33:47 | 本・映画・展覧会
 キヤノンギャラリーへ行こうとして銀座を歩いていたら写真展の看板が目に留まった。どんなのか分からないが、まぁ覗いてみようか。

 内容はクラブメンバーの作品展示、一人複数点。テーマは自由だが展示はジャンルごとに纏めてあり、植物とか風景とか…撮影会っぽいヤツもあったな。

 綺麗な写真が大半。1枚1枚つけられたタイトルに難解なものはなく、素直に好き嫌いを考えられる。同時に構図や露出など考える(撮影データは表示されていない)。自分ならどう撮ると常にシミュレートするのは、例えコンパクトカメラしか持っていなくてもきっと役に立つ…と思う。あまり枚数が多いと考えが雑になりそうで、ちょうど良い規模の機会を与えて貰った。感謝。

 2011年8月6日 銀座・ギャラリーアートクラブにて
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2011年8月6日 大人の社会科見学(石川島資料館)

2011-08-09 21:41:17 | ノンジャンル
 土曜の晩の予定のみで他がぽっかり空いた週末。うーんどうしよう…そうだ、もう一年以上も懸案事項になってた「社会科見学」に行こう。週2日しか開かないから逃すなチャンスを!(by Off Course)

 東京駅八重洲口からバスで行く。ところで「八重洲」ってヤン・ヨーステンって人名が語源って知ってたかな?まぁそれは置いといて。降りたのは佃。この辺り一帯、かつては石川島の工場だったんだよね。今はその片鱗も残っていない。いや、その「よすが」がここ資料館、なんだけど。

 正直、ガッカリした。いやしくもIHIである。戦後の高度成長を牽引してきた企業群でも指折りの重厚長大企業である。それが何で、これっぱかりのスペースでしか紹介されないか。過去の製品の一つも展示されないか。ここは資料「館」ではない、資料「室」に過ぎないではないか。単純に、跡地に名残を留めるための方策。

 そりゃね、何枚かのパネルでもあれば創業から工場閉鎖(移転)までの歴史を紹介することは可能であろう。だがその程度ならパネルすら要らない、Web上で年表を公開するだけで良い。何のための資料館なのか!?会社の姿勢を疑う。土光さんも泣いてるぞきっと。

 帰宅して確認したらもう一ヶ所、資料館チックな所をみつけた。「i-muse」、平日のみ開館と言う姿勢は気に入らないが、ここよりまだマシなのだろうか?行ってみなければ、この不満は解消されそうにない。

 石川島資料館HP:http://www.ihi.co.jp/shiryoukan/
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2011年8月5日 【旅行】 出発の歌

2011-08-09 06:44:09 | 旅行・ハイク&ウォーク
 本当は「旅立ちの唄(Mr.Children)」と書くべきなんだろうが、オジサンにはコチラの方がしっくり来るのよねぇ(笑)…上條恒彦。
 http://www.youtube.com/watch?v=YsmI8JKp5BE

 夏休みの旅行に出かける友人夫婦を見送りに東京駅へ行った…と言うのは大嘘で、実は本を借りたいが受け取るタイミングが合わなそうなので無理言って旅の荷物に紛れ込ませて貰った次第。せっかくなので新幹線改札越しの受け渡しでなく、入場券を買ってホームで見送ることにした。ところで昔は新幹線ホーム用の入場券って赤線入りだったの、知ってる?

 さすがに本をお借りするだけでは心苦しく、さらにKIOSKで缶ビールじゃ差し入れも味気ないのでちょっと張り込んでチョイス。グリーン車の旅に相応しければ良かったのだけれど。

 学生時代など、よく駅や港で前夜ユースホステル(YH)で一緒だった旅仲間を見送った。旗振り回したりギター弾いたり踊ったり…(「ギンギンギラギラ」、知ってる人いるかなぁ?)。最近はYH泊まってもあまり人と関らないし、見送るなんてない。そう言えばGWにフランクフルトの空港駅で久々にお見送りしたんだっけあれはICEだったなぁ。

 まぁ見送るときって相手は大概、優等列車や飛行機ときたもんだ。そして見送った後、自分は普通電車でトボトボ帰る、なんか残された者の悲哀って感じがするなぁ。でも見送りってキライじゃないよ。ちょっと旅の雰囲気をお裾分けして貰えるみたいで。汽車は出てゆく煙は残る…
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