2015年5月16日 雨降りは篭城

　午後から雨の予報だったので早起きして午前中にちょっと県道を走って来ようと思って起きたら既に雨降りでした。こんな日は部屋に籠るに限る。

　明日から出張なのでその準備をするのにずいぶん時間がかかってしまいました。現地の気温から持って行く服を決めるのが難しい。入れる物が決まればパッキング自体は慣れたものなんですが。

　夕方には雨も上がったので夜はライブに行こうと思っていたのですが、荷造りに手間取りその他やること総て玉突きで時間を喰ってしまったため、結局ずっと家にいたのでした。あぁ、もっと時間を上手く使えるようになりたい。

【映画】龍三と七人の子分たち

　ちょっと面白そうなタイトル、そして内容に惹かれて観に行くことにした。よくよく読めば北野武監督じゃないですか！

　引退した元ヤクザの龍三は派手なモンモンを晒しながら家の前で木刀の素振りをすると息子夫婦にたしなめられ憮然とした日々を送っている。ある日「オレオレ詐欺」に引っ掛かりそうになり、昔の金回りの良さを取り戻そうと自分も加担しかかるが「任侠道」が邪魔してなし得ず、かえって「外道」を働く今どきの組織や半グレに憤り、かつての仲間を集めて成敗してくれるとばかり立ち上がると古馴染みの刑事(ビートたけし)にたしなめられる始末。さてこの引退ヤクザのもう一花は咲くや、咲かざるや？

　全世界に熱狂的「キタノマニア」を産んだ過去の作品と同列の作品か？観ていないので判らない。しかし本作は間違いなく「かなしみ」を描いた作品だと思う。年老いたかなしみ、時代に取り残されたかなしみ、家族と断絶するかなしみ…ペーソスってやつですかね、コメディタッチの後に残るものはそれ。観始めからそれを感じたので、劇中のドタバタもあまり楽しく笑えなかった。あまりにコント過ぎる作りも好みでなかったからかもしれない。

　2015年5月15日　川崎・チネチッタにて

2015年5月15日 【物欲】旅行用にBluetoothスピーカー

　日曜日から一週間、海外出張に行くことになった。一週間同じホテルに滞在と言う事で少しは荷物増えても途中でパッキングし直さなくて良いのだからと、思い切ってモバイルスピーカーを買うことにした。参考にしたのは日経TRENDYの記事。

　「高音質Bluetoothスピーカー比較　重低音だけでなく、部屋で聴きやすいおすすめモデルは？」
　「細かすぎるBluetoothスピーカーの選び方　高音質派、アウトドア派……用途に合ったおすすめ機種とは？」

　今日になって購入を思い立ったので、実は記事は読んだがきちんと現物をチェックしていない。大きさと色とレビュー記事で買うことにする！なんていい加減な。現場で迷ったのは以下の機種。

　・BOSE SOUNDLINK Mini
　良いのだけど重いのと、BOSEサウンドに踏み切れない。
　・BOSE SOUNDLINK Color
　伏兵。きっと良いのだろうけど見てくれの割に高く感じる。
　・JBL CHARGE2
　・JBL Pulse
　これまた伏兵。派手なイルミネーションはオフに出来るので問題ないが黒しかモデルがないのは残念。10インチタブレットとなら黒色同士で良かったかな。

　そして決めたのはコレ。
　・JBL Flip2
　コンパクトで安い。入門用として良さそう。これで本当に使うようだったら、いずれ上位機種にステップアップすれば良い。

　今後８インチタブレットをメインに使ってゆくと思われるので色を合わせ、サイズも違和感ないものにした。開梱してみると電源を入れてBluetoothボタンを押すだけで自動的にペアリングしてくれ、あとはタブレットで再生するだけ、なかなかの音がする(写真)。「お験し」はフュージョン、TRIXのライブ映像で行ったが、バスドラムやベース音まできちんと再生していることが確認できた。音数の多い曲としてアニソン「境界の彼方」劇中歌「約束の絆」を再生してみたがシャカシャカさるわけでもなくバランス良く聞こえた。

　硬質ビニールのケースも付いており、旅行の伴侶として考えられていることがわかる。ケースが傷んだら100均で適当なドラム型ポーチとかないかな？USB充電器とケーブルは他のと共用できるので元箱にて保管することにした。

2015年5月15日 【仕事】マニュアル修正作業

　今日は沖縄返還の日であります。かりゆし、かりゆし。(って前にも書いたような)

　マニュアル修正なんてのも仕事であります。実際に手(と言うかマウス？)動かすのは若い人ですが。今回の作業対象は企業内ネットワークで使われるスマホのものなんですが、iPhoneとかGALAXYとか。画面のスクリーンショットを見ると自分の持ってたアンドロイドスマホ(HTC Jとか)とはけっこう違うので、自分のとスマホ２台持ちなんて人はまごつきそうだなぁなんて思いながら修正原稿を見ていました。

　他社さんが作ったマニュアルなんですが、かなり細かく書かれていて流石にこれならド初心者でも使えそうな気がして好感が持てます。全ての機能について書く必要の無い企業内使用端末だからできることですね～。しかしiPhoneだとIOSのバージョンが変わる度に画面の仕様が微妙に変わっていて、100%完璧に反映させるのは無理だし無駄だしって思います。もちろんAndoroid端末も以下同文なのです。「それくらい書いてなくてもわかれよ」と言い切れないのが難しい！

2015年5月14日 馴染みの店

　今日は平日ながら友人とおみやげ交換会。当方はブラジルの、先方は国内のお土産。ありがとうございます。

　おねーちゃんの店とかで馴染みの所はないのですが(注・国内も海外でも！)、食事する店なら何軒かあります。ラーメン屋、牛丼屋、そして中華料理屋。

　今日は中華料理をシェアしたのですが、本来は受けて貰えないオーダーを受けて貰いおかげで安上がりに済ませることができました。馴染みの店があるってイイなぁ。

2015年5月13日 【仕事】可愛い部下には常駐をさせろ

　ことわざのパクリですが、私の意見ではなく昔から言われていることです。

　我々の仕事には「客先常駐」と言う勤務形態があり得ます。お客様の事務所など、本来の事務所以外を主たる勤務場所として執務するのですが、常駐と言ってもさらに２通りあって１つは客先に専用の部屋(プロジェクトルームなどと呼ばれることもある)があり、そこに同じ部署または会社の人間が何人も居るパターン。もう１つは、お客様と同じ部屋もしくは同じ机の島で執務するパターン。

　特に後者は常に緊張状態に置かれると共に、全く異なる企業文化の中で仕事をすることになるため一定経験年数を積んだ者ほど大きなカルチュア・ショックを受けることになります。が、それが良いのです。これまで自分の置かれてきた環境や仕事の進め方、考え方が唯一万全のものではないと否がおうにも気付かされます。そしてその事が、その人を成長させるのです。ただし会社はキチンと、外の世界に出て頑張っている人を一定期間後は呼び戻し、得たスキルやノウハウ、成長の度合いに応じた活用をしなければなりません。行かせっ放しは論外です。

　今日は夕方、後者のパターンで客先に出ている若人が戻ってきて過去にやって貰っていた案件の打合せをしたのですが頼もしさに磨きがかかっているようで申し訳ない気持ちと嬉しい気分とが交錯したのでした。

2015年5月12日 【仕事】身の上相談

　定時後、久しぶりに身の上相談を受けました。昔いた部署の、当時の部下。久しぶりに顔を見たと思ったら「ちょっとお時間ありますか？」。

　転職ではなく社内で異動の希望でした。今いる部署での使われ方、将来のキャリア展望に見切りをつけ新しい経験を積みたいと。その意気や良し。状況も理由も理解できるものです。

　とは言え安易に後押しをしてしまうのはいかがなものか？退職でなく社内異動であるが故に面倒なコトになる可能性もあります。希望する異動先も今は良く見えて、5年10年先はどうなっているか…まぁこればかりは相当の人物であっても予見は難しいのが今のIT業界です。「賭け」も仕方ないのかもしれません。

　やはり、簡単にはゆきません。

2015年5月12日 【仕事】ねじ巻き

　今日はウチの会社の顧問による管理職を対象とした特別講習会がありました。

　内容的は、管理職ならではの執務の心得や部下への接し方など。特に目新しいことはないのですが、ともすれば忘れがちな事柄ですので「初心に戻る」という意味で良かったです。勤務年数が永いヴェテランほど、こうしたネジ巻きは有効だと思うのですが真剣に聴いてない人も散見されたなぁ。

【本】 好井裕明著 「違和感から始まる社会学」 (光文社新書)

　サブタイトルは「日常性のフィールドワークへの招待」。

　違和感を持つことは好奇心の現れ。観察眼の賜物。なにげなく見ているもの総てが対象となりうる。「あれっ？」と思ったことをきっかけに調べる。表面的なことだけでなくどんどん深く掘り下げてゆく。生活の中で気付いたことを現場で調べてゆけば立派なフィールドワークだ。

　本書はフィールドワークの良書へのガイダンスも兼ねている。著者おすすめの著書・レポートがいっぱい載せられている。フィールドワークの集大成をフィールドワークしたものとも言える。文庫や新書ででているものが少ないのが残念だ。何かのテーマに関連して、書籍を芋づる式に読んでゆくのは楽しい。

　常にアンテナは高く、様々なものごとに興味を持ち変化を捉え理由を推察する。自分が常ひごろ心がけていることだが、そこからきちんと理由を掘り下げたり裏付けたりするには至っていないし、そこまでしようとも思っていない。だが実際にやっている人を見ると尊敬する。

　2015年5月12日　自宅にて読了

2015年5月10日 【バイク】神奈川県道ツーリング（８）京浜北部から町田あたり

　ＧＷの長旅の疲れか、昨日の岐阜日帰りの影響か、起きたらなんと10時前でした。病気でもないのにありえん…昨晩の帰宅時は雨でしたが一夜明けたら初夏を思わせる陽射し。午後からまたまたバイクで出かけました。Ｔシャツにメッシュジャケットもちろんメッシュグラブ。スタートが遅かったので比較的近場をこなすことにしました。

(60) 県道140号川崎町田線
　R15「元木」交差点からスタートし、鶴見川の土手とか第三京浜港北IC付近とか昔からよく知っている道ばかり、これが一本の県道として指定されていたとは最近でも走るのに看板の県道表示に全く気付いていなかった。3ケタの県道なのにずいぶん長い距離を走る、ちょっと別格な気がする。町田市に入ったところで走りきりたい誘惑を断ち切ってＵターン。


(未) 県道139号真光寺長津田線
　やってしまいました…本道はR246の方からスタートするのですが、県道140号と重複区間になっていたため失念、走り切ったと帰宅して確認して「あぁっ!?」まぁ良いや、県北部へ向かう時に通れば。今日走った区間は「こどもの国線」に沿う形で走り、その後丘を上りTBS緑山スタジオ前を通る。小田急鶴川駅付近で町田市へ入るが、次への移動の為そのまま走りきった。

(61) 県道19号町田調布線
　県道139号を北上し「真光寺十字路」を直進するとそのまま本道となる。しばらく進むと川崎市に入り、小田急線黒川駅そして京王線若葉台駅を過ぎると稲城市に入るため、神奈川県部分は僅かでしかない。

(62) 県道137号上麻生連光寺線
　同じ区間を往復するのがイヤだったので、県道19号を進み「若葉台小西」を左折し本道に入る。京王線の車庫を見ながら一気に下り、県道19号にあたり右折するとしばし重複。左折で再び単独道となり、小田急多摩線と少し距離をあけ並行するように進んで柿生に至るニュータウンの道。

(63) 県道124号稲城読売ランド前停車場線
　県道3号を走った時に往復しておけば…と思っても後の祭りである。柿生から県道3号(津久井道)を東進し、「高石歩道橋下」を左折、最初はゴチャゴチャした家並みが続くがやがて本格的な上り坂になり、よみうりランドの観覧車が見えてくれば頂上は近い。ここのコンビニでコーヒータイム、ついでに記念撮影(写真)。ほんの数十ｍ走れば稲城市に入る。折り返す積りだったが県道3号に向け盛大に渋滞しており、遠回りだがそのまま稲城側へ下って次へ向かうことにした。

(64) 県道13号横浜生田線
　稲城から県道9号(府中街道)を南下し道路工事中の「枡形１丁目」を右折してスタート。生田の専修大に向けて上り、ちょっと高級そうな住宅地を過ぎ、美しが丘の綺麗に整備された区間を走り、R246を越えると港北の田舎道～ニュータウンの整備道～田舎道と様々な表情を見せる道路はちぐはぐな印象。極めつけは新横浜付近で、日産スタジアムに当たるので迂回する形で道路が付け替えられており、その後も環状二号との重複があったりして道路としての一本感がない。三ツ沢から浅間下へ下る辺りはその昔に黒澤明監督の映画「天国と地獄」で使われたそうだが、きちんと観ていないため知らない。横浜駅西口へ向かうバスが岡野で左折して行くのと別れ平沼橋を越えなおも直進するとR1高島町の交差点、ここで終了。右左折禁止なのでさらに桜木町方面へ進み、次で曲がって帰宅方向へ。


　県道139号を走破し損ねたのは残念だったが、これで川崎エリアの県道はほぼ走破し終えました。逆に言えば少し時間が取れたから走ってこようとできなくなったわけで、今後はいっそう準備をきちんとしなければならないわけです。スタートが遅かったせいで港北ニュータウンの歴史博物館へ寄れなかったので、改めて訪問したいと思います。

　本日の走行距離：約110km