日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2017年4月14日 【仕事】「働き方改革」って言うけれど

2017-04-25 20:24:53 | 仕事
 最近はタイトルのようなテーマの調査や計画をしたりしているのですが、考えるほどに目の前の壁が高くなってゆくような気がするのです。

「緊急調査から見えた「働き方改革」の実態」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/041300444/
(メンバー登録してログインしないと全文は読めないかも)

 そう、「働き方」でゃなく「働かせ方」なのではないか。言葉じりの揚げ足取りをしていると思う人がいるかもしれないが、それは違う。その言葉が方々でキーワードとして使われると、「問題は働く人にあり」と言う認識が一般的になってしまう惧れが多分にあります。もちろんそういう人もおりましょう。だが多くの人は好き好んで長時間残業をしているわけではないはず。

 多くの給与生活者は、自分で働き方を大きく変える事はできない。効率よく仕事を終えて早く帰る?違います。会社はそこで生まれた時間を埋めるように新しい仕事を与えるのです。だからと言って成果報酬主義にすると、「社員は使い放題」と誤解する経営者が現れる。主にマインドの問題で、そう簡単に変えられるとは思えない。私は悲観的です。

 通信機器や社内システムを整備して社員がどんな環境でも働き易くするってのは短絡的な手法で、それより必要な事は労働者それ以上に経営者の意識改革と実行力が極めて必要であろうということです。
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2017年4月12日 【仕事】たまには福利厚生を活用してみる

2017-04-25 06:20:04 | 仕事
 今日は会社の鉄道愛好会の定例会を、いつもの本社会議室でなく直営レストラン(クラブ)でやった。社員食堂の豪華版で社員用のサロン風レストランだったり接待用の個室があったり。

 最近は間接費削減と社員の「会社離れ」でこうした施設は減少傾向。ここも残った数少ない施設で、いつまで存続できるか分からない。会社と社員との「つながり」について、入社以来の変遷を思い起こした夜だった。

 写真は、メンバーが持参したJR発足30周年記念コンピレーションアルバム。なかなか楽しい内容♪
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【映画】ひるね姫 ~知らないワタシの物語~

2017-04-24 23:23:33 | 本・映画・展覧会
 ここのところライブ通いに熱中しており映画に行く時間がなかったが、上映終了も近いようで慌てて行った。終了近く、平日、夜、雨。なのでお客は僅か6名。

 東京オリンピック開催を間近に控えた、舞台は瀬戸大橋に近い岡山の下津井から始まる。瀬戸大橋の開業直後に寄ったのが最後だからもう四半世紀も前か、今もひなびた漁港とかなのかな。下津井電鉄の廃車体はどうなっただろう。「下津井みなと電車保存会」で確認しよう。

 物語はパラレルワールドなファンタジー。現実世界の人物がもう一つの世界でも登場人物となるため違和感は少ないが、それでもアタマの瞬時な切り替えが必要。年寄りにはツラいのよ(苦笑)。さて見どころは?愛想なく不器用な父と明るく素直な娘の関係、亡くなったその母と父(祖父)との関係、「成り上がり」を目論む野望、技術者と管理者、おいおい仄かな恋心はないのか?

 画は下津井や新幹線、お台場のリアル感(そうですか劇中の会社ってやはり世界的なあのメーカーがモデルなんですね)と、「夢の中」での東京や空間の違いに注目。メカの描かれ方もそして殆どのCVを俳優が務める中、釘宮理恵が声優として気を吐く。リアルワールドの現実感とファンタジーワールドにおけるワクワク感、異なる感覚の刺激が楽しい映画だった。終わって帰ろうとすると雨が上がっていた。桜色にライトアップされた建物と夜桜のコントラストが美しかったので記念に1枚。

 2017年4月11日 川崎・チネチッタにて
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【本】村上早人 「戸籍も本名もない男」(講談社+α文庫)

2017-04-24 20:21:14 | 本・映画・展覧会
 戦災孤児が戦争末期から戦後の混乱期を経て、アメリカに密航で渡る~捕まって強制送還される、を繰り返しながら生き延びてきた自伝。何とも凄まじい物語である。

 出だしが凄惨。東京大空襲(昭和20年3月10日)の夜、まだ幼い著者の目の前で母は無残な死に方をする。戦災孤児となり同様に身寄りのない孤児たちとガード下で寝泊りし、全国を泥棒行脚し、ようやく勤め先を見つけたと思えば浮浪児あがりと差別され…いま「いじめ」が新聞ネタになることが多いが、昔は今よりもっと日常的に身分差別やいじめが存在したのだと解る。なのでそんな日本に見切りをつけアメリカ行きの貨物船に密航、大回りの末たどり着いたは良いがそこでも密航者として取締官に追われる日々。

 本書を書くまでに至った自分を誇ることも、波乱万丈の人生となった憎しみを露にすることも少ない文面だが、強靭な意志を持って生きてきた人なのだと思う。何度強制送還されてもアメリカに「舞い戻る」バイタリティも驚異的。日本でもアメリカでも、普通の人なら諦めイジけて荒んだ生活に埋もれてしまいそうなところ、著者はなぜ頑張れたのか。目の前で死んだ母親、先に逝った浮浪児仲間、親身になってくれた娘、そういう人々の分もと言う一念だけで生きてゆけるものなのか。時代が違うと言って片付けられるものなのか、だからと言って彼を見習え歯を食いしばって困難に耐えよと言えるものなのか。複雑な気分。

 2017年4月10日 通勤電車車中にて読了
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(Live) M.N.G.(水岡のぶゆきグループ)

2017-04-24 06:05:30 | 音楽、ギター、カラオケ
水岡のぶゆき(p)、高健太郎(b)、津島周平(per)

 今月初めの伊豆高原ライブ、大いに盛り上がっているアンコール途中で退出したのは仕方なかったとは言え本当に悔しかった。「この恨み晴らさでおくべきか」とウラミマタロウ(浦島太郎の友人?)も言った通り、さっそくリベンジ。今日はちょうど会場の近くにお住まいの、会社に入社した当時からお付き合いのある人生の先輩をお誘いした。

 伊豆高原は5人のバンドフル編成だったが今日は店のスペースもあって3人、じっくり聴けると思えばこれまた楽し。それに自分にとってはこのメンバーがM.N.G.としての「原点」だし。そして始まった演奏、セットリストは以下の通り(◎がオリジナル曲)。

(1st stage)
・We are all alone
・Libertango
・Fly me to the moon
◎Romance
◎Next
・My favorite song
◎All Wall Blues(?)

(2nd stage)
◎For You
・Bess a me mucho
・Night Birds
・カシオペアメドレー(Take Me~Dazzling~Looking Up~Asayake)
・Left Alone
◎Life

(encore)
・Imagine
・Spain

 今日は他にもお初っぽいお客様がいらっしゃったためと言うわけでもないだろうが、比較的有名な曲を手の込んだアレンジで聴かせる色が強かった?演奏前の曲目紹介が無ければ気づかないくらい「え、あれ?」と言うイントロから次第に馴染みのあるテーマが展開してゆく過程が聴いていてスリリング。そして超意外だったのがクロオーバー/フュージョンの数々。これ見事にツボでしたわ♪

 ご案内した先輩からは「身体が軽くなりました」と実にユニークかつ嬉しい感想をいただき面目躍如、自分自身も伊豆高原と全く異なる構成のステージを堪能し今度こそ最後まで聴ききった満足感を胸に帰宅したのでした。
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2017年4月10日 【食べ物】横浜・たまがった

2017-04-21 23:36:52 | 食べ物・飲み物
 横浜ビブレでのインストア・インストライブ(ややこしい)を聴いて解散。この辺で食事をして帰ろう…やはりライブの友はラーメンであるな。その意気や良し!さがすさがすアカサカサガス(違)…最近ちょっとラーメンづいているので、味の傾向の違う店を調べてゆくのだ。ここは広義九州豚骨系らしい。なんだそれ?「たまがった」って大分の言葉らしいです。

 うん、確かに間違って「博多ラーメン」とか言うと怒られそうだね。豚骨スープ醤油味、みたいな感じ。スープの色も真っ白でなくほんのり茶色。チェーン店らしいが久々に食べる豚骨は悪くない。麺は「かため」で。それが結構かためで良い感じ。うっかり替え玉を頼みそうになってしまうが我慢。もちろんスープは半分くらい残す。青ネギ、薄いがほろほろとほぐれるチャーシューでバランスの取れた一杯、ごちそうさま。さてスポーツクラブ行くか…
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2017年4月8日 大人の社会科見学・川崎夜景クルーズ

2017-04-21 20:20:20 | ノンジャンル
 天気予報は午後から上がると言ってた雨、葉山から戻ってきてもイマイチぐずつき気味の空。大丈夫かなぁ?今日は夜も船の予定を入れた。

 川崎市観光協会(そんなものあるんだ!)でもピックアップしてる、いまや川崎大師と並んで人気の工場夜景。これを海から見る工場夜景クルーズに興味があったが、ようやくタイミングが合って乗る機会を得た。しかも屋形船だぜ、ベベン♪

 参加費に含まれているのは交通費だけ、屋形船なんで飲み食いしたいよね?川崎駅で弁当を購入し乗船。「安全管理上、船内での飲酒はできません。」は寂しいなぁ。はぁ、いちおう守るか…お茶で。川崎日航ホテル脇から中型バス(首都圏では希少になったいすゞジャーニーK)で陸事近くの船着場へ、バスはほぼ満席の盛況。20年近くまでに会社でこの屋形船を使ったことあったな。それ以来だ。頭をぶつけぬよう乗り込むとテーブルに椅子。やはりお座敷だと足腰キツい向きもあるのだろう、ありがたい。すぐに出航。

 このクルーズはなかなか本格的で、2時間も走り回る。事前に京浜運河あたりの地図を眺め、コースを予想していた。たぶん外海(東京湾)には出ず京浜運河を往復で、ほかにどこを回るのかなと…配られたリーフレットを見ると予想は概ね正解。塩浜~京浜~田邊~南渡田~京浜(折り返し)~大師~末広~千鳥と回った。

 海からの夜景は綺麗である。近年は工場も協力的で、コストがかかるだろうに灯火を整備し点灯してくれるようになった所もあるそうで。綺麗なだけではなくクルマから見られない方向、工場より低い位置からの「鑑賞」は実に新鮮。鶴見線の海芝浦駅なんて、折り返し列車が停まっていたら最高だったんだけど。今日は雨上がりで雲が低く光の反射もあり、潮の関係で工場照明の反射も綺麗と好条件。駅から同乗のガイドさんも博識、資料など見ずとも次々に現れる工場名や製造製品、地名の由来などちょっとしたエピソードが次々に出てくる。初めて聞く話も少なくなく非常に良かった。帰港後ふたたびバスで川崎駅へ。専用バスなので時間の無駄がなくラクチン。

 夜景は素晴らしかった。昼はどうなんだろう?川崎のウリではないけれど、同じように回ってみたいものだ。ツアーがなければ船借りてやってみようかな?あ、知らない方もいらっしゃると思いますが私、ペーパーですが「一級小型船舶操縦士」の資格も持ってるのです。空は良いけど、海も良いぞ!
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2017年4月8日 クルーズ&BBQ2017

2017-04-21 06:19:20 | ノンジャンル
 永年の開催も場所と幹事の都合で昨年限りか?と悲嘆に暮れていた(←大げさ)パーティーだが、幸いなことに今年も開催できることとなった。当日を迎えられれば永年幹事としてはもう満足、現地では参加者みなさんが自発的に動いてくれるので、いつの間にか現れ消えてゆく料理を逃さぬよう見張る(笑)以外にすることはない。

 そんなわけで今年も30人弱が葉山に集合。一部は羽田に集合し豪華リムジンで会場入り。有難うございます。既に多くの料理や調理器具がセットされており、そちらはお任せして会計、会計。これだけの人数から徴収するとさすがに封筒が厚くなるなぁ…今年は値上げせざるを得ず残念だったが、それに見合った飲食物を用意してありますから!かくいう自分もちょくちょく長テーブルを巡回、今年は食べ損ねのないよう頑張る。やはりローストビーフ(写真)は圧巻なのだった。

 当日は強風、お題目のヨットクルーズは出航が危ぶまれたが黄旗のもと何とか2回出して頂けた。午後になって風が強まり赤旗に…乗れた人はラッキーでしたね。今年は集金や挨拶でバタバタしていて乗り損ねた。

 天気は悪かったが今年も概ね順調に開催できたイベント、皆さんを送り出してから撤収。お疲れ様でした。
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2017年4月6日 【仕事】働き方ヒヤリング

2017-04-20 23:32:08 | 仕事
 久々にファーストフード以外で外食しましたよ(笑)

 今やってる仕事の関連で、外資系の会社の働き方について知りたくて友人にリサーチ。ハード面の整備はさほど難しくないけど、ソフト面とくに日本企業の場合は労務管理がネックになることが多いのですよね。大いに参考になりました。

 お店のブイヤベースは具がたっぷり。マルセイユその他ヨーロッパで食べると高血圧が心配になるほど塩が効いてることが多いのですがさすが日本、和風?と思われる穏やかな出汁に濃厚なエキスが香りました。むしろ物足りないくらい、これに自分でチョイ薬味でも加えたら一掃美味しいのかな。白身魚のスカベッシュは後を引く美味しさでした。

 今日のお店:Marche aux Poissons
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【本】養老孟司 「文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す」(PHP新書)

2017-04-20 20:29:11 | 本・映画・展覧会
 「バカの壁」が代表的著作となってしまった感のある養老センセ、だから本書もそういうタイトルにしたのだろう。柳の下にどぜうは何匹いるのでせうか?だが著者の責任ではないアルね。

 サブタイトルにある通り、本書は対談集。その相手は森博嗣、藤井直敬、鈴木健、須田桃子。すみません全員名前すら知りません…理系の人なら知ってるのだろうか?対談内容は「いわゆる理科系の思考で、文化系とされる問題を考えたらどうなるだろうか」(著者)。ふーんそういう考え方をするのかと感心する部分もあり、一体なにをこねくり廻しているんだとイラつく部分もあり。全部を理解できなくとも存在を認めることができれば良いんじゃないかな?あまり厚い本ではないが読むのにはちょっと手間取った。

 著者の理系と文系と言う分け方より自然と直面する「フィールド科学」と、実験室にこもる「実験科学」という分け方はイイネと思った。そこには、実験室で得られる結果は自然界を反映しきれていないという主張が込められている。

 2017年4月6日 通勤電車にて読了
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